本日の新聞にこの論議開始と書いてあった。それも急いでとのこと。中日新聞では2面左下隅に小さく、こうあった。「集団的自衛権の行使容認 『訪米前に検討を』首相」
拙稿「愚かな谷内正太郎談話 2013-01-10 16:06:09」でこう書いた者としては、そこの中心点について注目せざるを得ない。「嘘の理由で開戦した実績を持つ国の戦争に日本が巻き込まれるか否か、およびその程度は」。下手をすれば、嘘理由で始まった戦争で日本の若者たちが命を失うという馬鹿馬鹿しい事が起こるからである。
この中日記事にはこう書いてあった。
【 第一次安倍内閣で設置した「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(座長・柳井俊二元駐米大使)は①公海上で攻撃を受けた米艦船の防御②米国を狙った弾道ミサイルの迎撃③国連平和維持活動(PKO)での他国部隊に対する「駆け付け警護④他国部隊への後方支援の拡大─ の四類型で行使を認める報告書をまとめた。しかし後継の福田内閣に提出され、行使容認は実現しなかった。】
自分の問題意識からして最も注目した問題がこれだ。④の「他国部隊」が③の規定を含むかどうか。つまり、④もPKOのことなのかどうか。そこで、報告書本文に当たってみたが、この部分はこうなっていた。
【 第2部4類型の安全保障問題のそれぞれに関する懇談会の意見
1.公海における米艦の防護
2.米国に向かうかもしれない弾道ミサイルの迎撃
3.国際的な平和活動における武器使用
4同じ国連PKO等に参加している他国の活動に対する後方支援 】
これだと、中日の内容と少しちがうが、ちょっと安心したかな。「愚かな谷内正太郎談話」拙稿末尾に書いたように、こうである事を祈りたい。
「谷内氏のこの言葉が、確信犯的悪漢相手の「おつきあいポーズ」であることを期待したい。」
そこにも書いたが、嘘の理由で戦争を始める国に荷担するのは、道義もへったくれも端から問題にならないことであって、谷内氏が語ったような「国家の品格、品性」などは独りよがりの愚かな理屈にすぎなくなるからである。
拙稿「愚かな谷内正太郎談話 2013-01-10 16:06:09」でこう書いた者としては、そこの中心点について注目せざるを得ない。「嘘の理由で開戦した実績を持つ国の戦争に日本が巻き込まれるか否か、およびその程度は」。下手をすれば、嘘理由で始まった戦争で日本の若者たちが命を失うという馬鹿馬鹿しい事が起こるからである。
この中日記事にはこう書いてあった。
【 第一次安倍内閣で設置した「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(座長・柳井俊二元駐米大使)は①公海上で攻撃を受けた米艦船の防御②米国を狙った弾道ミサイルの迎撃③国連平和維持活動(PKO)での他国部隊に対する「駆け付け警護④他国部隊への後方支援の拡大─ の四類型で行使を認める報告書をまとめた。しかし後継の福田内閣に提出され、行使容認は実現しなかった。】
自分の問題意識からして最も注目した問題がこれだ。④の「他国部隊」が③の規定を含むかどうか。つまり、④もPKOのことなのかどうか。そこで、報告書本文に当たってみたが、この部分はこうなっていた。
【 第2部4類型の安全保障問題のそれぞれに関する懇談会の意見
1.公海における米艦の防護
2.米国に向かうかもしれない弾道ミサイルの迎撃
3.国際的な平和活動における武器使用
4同じ国連PKO等に参加している他国の活動に対する後方支援 】
これだと、中日の内容と少しちがうが、ちょっと安心したかな。「愚かな谷内正太郎談話」拙稿末尾に書いたように、こうである事を祈りたい。
「谷内氏のこの言葉が、確信犯的悪漢相手の「おつきあいポーズ」であることを期待したい。」
そこにも書いたが、嘘の理由で戦争を始める国に荷担するのは、道義もへったくれも端から問題にならないことであって、谷内氏が語ったような「国家の品格、品性」などは独りよがりの愚かな理屈にすぎなくなるからである。