香川のマンチェスターユナイテッドは明日、4位トッテナムとアウェイで対戦する。先回は確かマンチェスターがホームで、1点差負けのはずだ。若手有数の世界的名監督を得たこの相手は、よい選手も揃いプレミア優勝戦線に割って入るかというチームになった。監督アンドレ・ビラスポアスはモウリーニョのアシスタント生活(7年?)から独立してすぐに、33歳にしてヨーロッパリーグ杯を制した実績を有する。二人ともポルトガル人であって、初めてヨーロッパを制したのがFCポルトというのさえも、同じ出自だ。
新チームが発足した本年度当初のマンチェスターは、得点力を上げるために失点の多さに目をつぶってきたチーム。それがここに来て無失点ゲームをどんどん増やしている。俄然、守備も締めてきたのであろう。これらすべて、スペイン両強豪などと闘うチャンピオンズリーグに仕上がりを合わせてきたのは明らかである。その一方の雄、リアルマドリードと当たるのが2月13日。トッテナム戦は新チーム・テストの絶好機になるだろう。おまけにこのビラスポアスのフットボール観は、師匠であるモウリーニョよりもバルセロナ時代のグァルディオラと肝胆相照らしあう仲と知られているのである。
明日のゲーム、そして、2月13日のゲームが楽しみで仕方ない。聞くところでは、トットナムのFWアデバイヨールが代表戦のため残念ながら欠場だが、マンチェスターの方はほぼベストメンバーがそろうらしい。だからこそ、香川が先発して活躍するか否か、彼の目前の将来を占う前半戦最高の正念場が訪れたと言える。先発か否かについては、イングランドマスコミの論調も二手に分かれたらしい。が、僕はトップ下先発と観る。他の2列目2人はルーニーと、見違えるように守備にも励むようになったウェルベックを予想する。ボランチの一方には、クレバリーが必ず入る。新人香川をここまでメインで使い続けてきたのには、監督ファギーの頭の中に香川を主戦として欠かせない完成図柄、「速くボールを奪って、繋いでいくチーム」があるからであって、今それを放棄して旧形に戻す理由が見当たらないからである。だからこそ、ここで香川が活躍したら、2月のマドリッド戦までがさらに待ち遠しくて仕方なくなるというもの!
もの凄いプレッシャーがかかる正念場! 日本代表でさえゲームの軽重は大きい。外国で格上と闘う時に、使われる選手であるかどうか。スペインフットボールを思い切り取り入れているトッテナムに、ホーム敗戦の雪辱ができるか否か。それも、新たに取り入れた「繋ぐサッカー」で、「繋ぐトットナム」に対抗できるか否か。小さくて軽い香川が相手の標的になるのは明らかであって、それを凌駕する道は「香川に、よいパスが早めに来るかどうか」で決まる。ここまでのこのチームはその点がだめだったのだが、明日それが改善されているかどうか。「ドルトムンドのエース」、香川の勇姿をチームでもって再現して欲しい。それなくしてはレアルマドリッドにも勝てないはずだというほどの決意でもって。
新チームが発足した本年度当初のマンチェスターは、得点力を上げるために失点の多さに目をつぶってきたチーム。それがここに来て無失点ゲームをどんどん増やしている。俄然、守備も締めてきたのであろう。これらすべて、スペイン両強豪などと闘うチャンピオンズリーグに仕上がりを合わせてきたのは明らかである。その一方の雄、リアルマドリードと当たるのが2月13日。トッテナム戦は新チーム・テストの絶好機になるだろう。おまけにこのビラスポアスのフットボール観は、師匠であるモウリーニョよりもバルセロナ時代のグァルディオラと肝胆相照らしあう仲と知られているのである。
明日のゲーム、そして、2月13日のゲームが楽しみで仕方ない。聞くところでは、トットナムのFWアデバイヨールが代表戦のため残念ながら欠場だが、マンチェスターの方はほぼベストメンバーがそろうらしい。だからこそ、香川が先発して活躍するか否か、彼の目前の将来を占う前半戦最高の正念場が訪れたと言える。先発か否かについては、イングランドマスコミの論調も二手に分かれたらしい。が、僕はトップ下先発と観る。他の2列目2人はルーニーと、見違えるように守備にも励むようになったウェルベックを予想する。ボランチの一方には、クレバリーが必ず入る。新人香川をここまでメインで使い続けてきたのには、監督ファギーの頭の中に香川を主戦として欠かせない完成図柄、「速くボールを奪って、繋いでいくチーム」があるからであって、今それを放棄して旧形に戻す理由が見当たらないからである。だからこそ、ここで香川が活躍したら、2月のマドリッド戦までがさらに待ち遠しくて仕方なくなるというもの!
もの凄いプレッシャーがかかる正念場! 日本代表でさえゲームの軽重は大きい。外国で格上と闘う時に、使われる選手であるかどうか。スペインフットボールを思い切り取り入れているトッテナムに、ホーム敗戦の雪辱ができるか否か。それも、新たに取り入れた「繋ぐサッカー」で、「繋ぐトットナム」に対抗できるか否か。小さくて軽い香川が相手の標的になるのは明らかであって、それを凌駕する道は「香川に、よいパスが早めに来るかどうか」で決まる。ここまでのこのチームはその点がだめだったのだが、明日それが改善されているかどうか。「ドルトムンドのエース」、香川の勇姿をチームでもって再現して欲しい。それなくしてはレアルマドリッドにも勝てないはずだというほどの決意でもって。