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専らさんへ『バブルは3年に一度生成し、弾ける』  文科系

2014年11月06日 20時20分29秒 | Weblog
 ご質問の表題の言葉を語ったその学者というのは、アメリカのローレンス・サマーズ元財務長官です。経済学者で、マサチューセッツ工科大学の教授だった。財務長官の後はハーバード大学の学長ですから、とても有名な人ですよね。問題の彼の言葉は、前に述べた通りこういうもの。
『バブルは3年に一度生成し、弾ける』(サマーズ元米財務長官)
 10月26日のエントリーに書いてありますから、前後関係を含めて、よーく読んで下さい。
 ところで専らさん、「その学者は誰?」という質問には上のようにあっさり応えられますが、僕のコメントの他の部分に全く言及がないのはどうしてですか? 

 他にも、こんなことを語る「有名な学者」もいますね。こういう問題は相場師のようなミクロ経済の人では全くダメで、マクロ経済の人でなければいけない。
『実際。リーマンショックとほぼ同じ時期、2008年9月に発表されたIMF(国際通貨基金)の一調査によれば、1970年から2007年までの38年間に、208カ国で通貨危機が、124カ国で銀行危機が、63カ国で国家債務危機が発生しています。金融危機は、先進国、新興工業国、開発途上国を問わず、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカを問わず起こっていたのです。これに対し、第二次世界大戦以前の時期には、国際金融危機や大規模な一国金融危機はほとんど発生していません。第二次大戦後に限れば、金融危機は1970年以降の現象だったのです』(伊藤正直東京大学大学院経済学研究科教授「金融危機は再びやってくる」)
 これらの通貨危機とか、国家債務危機とかは、「過大評価されている市場」で空売りを狙うもの。1999年のヘッジファンド世界大会である投資家がこんな発言をしています。
「世界中を見渡せば、過大評価されている市場がどこかにあります。そこが私たちのおもちゃになるんです」
 まー、誰でもお金持ちに見せたいということでしょう。その方が見かけの信用で金も集まるから。
 
『リスク回避のために高度な金融デリバティブ商品をつくるほど、バブルが崩壊すると、膨大な国家信用に依存することなしにシステムを維持できなくなってしまう。結局のところ、市場原理を徹底する金融自由化は、世界の名だたる金融機関が国有化されたり、公的資金による救済を受けたりする結果に帰結してしまった。もはや経済学主流は、こういう事態を全く説明できない』(金子勝慶応大学経済学部教授「脱『世界同時不況』」)
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「よたよたランナーの手記」(77) 低速を、長く!   文科系

2014年11月06日 09時22分47秒 | 文芸作品
 再度、お願い。苦労しなくとも自然に書ける生活随筆・ここではバラエティーのようなものをしばらく書いていきますから、本論らしきものは他の方々にお願いします。

 2日に9.3キロ、4日に8.8キロ、そして翌5日に70分少々で10.3キロと走った。4日に続く5日は、疲れを感じたらすぐに止める積もりで多少の不安を抱えつつジムへ赴いたのだが、これくらいなら何ともないと分かった。10キロ時近くの速度を長く走るのでなければ、つまり基本9キロ時までに留めておくのであれば、今の僕に疲れは出ないらしい。「LSD(ロング・スロウ・ディスタンス)」と言って、長い時間、ゆっくりと、距離を走る練習なら、人がただ歩くのと同じで毎日できると分かったわけであって、またまた喜んで帰ってきたもの。そしてまた、このLSDが、心肺機能のトレーニングとしては最も効果的とされているのだ。さらにまた、このスピードなら15キロ走っても毎日できそうだと感じていた。これらすべて、アキレス腱痛が治ったからできたことであって、あれ以来良いことばかり続いている。苦労して脚を鍛えたしな-。

 秋真っ盛りの中を、どこか里山へサイクリングに出かけたいと、地図とにらめっこしている。足助でも、自転車ならスイスイ行けるはずだし。香嵐渓の奥の神越渓谷もいいなーとか。
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