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アギーレジャパン(17) 本格的練習に選手驚き  文科系

2014年11月18日 07時54分40秒 | 文芸作品
 ブラジル戦さえも選手選考に使ったアギーレに、国中から批判が殺到した。ところがこの16日には、サッカーファンにまた衝撃が走った。「スポニチアネックス 11月17日(月)7時1分配信」によれば、こんな見出しになっている。『やっと本腰?アギーレ監督 就任後初の本格的戦術練習に選手も驚き』。以下この記事を紹介するが、ザック来日直後と非常によく似た厳密な守備練習が中心だったようだ。流石!

【 日本代表は16日、大阪府堺市内で親善試合オーストラリア戦(18日、ヤンマー)へ向けた調整を冒頭以外は非公開で行い、主に守備での戦術に時間を要したもようだ。ハビエル・アギーレ監督(55)の就任後は初めてとなる本格的な戦術練習。アジア杯で優勝を争うライバルとの一戦を前に、やっと本腰を入れた?
 選手も一様に驚きを隠さなかった。9月の新生日本代表発足後、3度の代表合宿を行ってきたが、アギーレ監督は初めて守備の戦術について指示を出した。DF酒井高が「監督がやりたいことを要求してくるようになって、ステップアップし始めた」と明かせば、MF柴崎も「細かい指示が増えた」と説明した。これまでの自由なサッカーとは違い、規律や約束事が課せられた。

 選手の話を総合すると(1)お互いの距離感(2)相手をサイドへ追いやる守備(3)サイドにボールが出た時のマークの受け渡しやポジショニング(4)DFラインをペナルティーエリアまで下げない(5)GKはDFラインの裏のスペースをケア――と“守備5カ条”が出された。
 特に(1)は状況ごとに具体的にメートル単位で要求した。(2)についてはアンカー役のポジショニングに細心の注意を払い、バイタルエリアと呼ばれるゴール前中央へのパスを供給させないブロックを築くように指示。選手個別の指導では、前任のザッケローニ監督同様に体の向きにまで言及された者もいたようだ。】

 (1)は、ザックジャパンが好調の時は必ずできていたこと。(2)~(4)は名監督にして守備指導の名人モウリーニョが得意な、ティキタカサッカーなどへの基本防衛策である。(3)~(5)辺りは、現代守備の最先端であって、最近の日本が常に乱れていた点だ。(3)(4)を徹底するならば、ドイツ代表のGKノイアーのように日頃からGKの守備範囲を広くするべく、「出るか、出ないか」、「いつ出るか」の瞬時判断力を入念に蓄えておかなければどうしようもないのだと愚考する。川島によくあったポカも減るに違いない。

 本日のオーストラリア戦がとても楽しみになってきた。このゲームで、この監督の真価の一端が初めて覗ける状況になってきた。「国代表の強さということでは、選手選考こそ最も肝要」という彼のやり方こそ正しかったのだと、是非とも示して欲しいものである。武藤、柴崎、太田あたりから先発、入替などで出場して勝利すれば、彼のやり方はここまでは正しかったということになるだろう。サッカーでは個の力が最も重要と見る人なら、なおアギーレは正しかったということになるだろう。

 また、今度も本当に433を敷くのだろうかという点も、きわめて興味深い。この陣形についてアギーレの語る所は、正しくはこうなのだが。「攻撃時は343、守備時には433になる」と。
コメント (5)
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