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日本外交、急転換の予感!    文科系

2018年11月12日 13時43分32秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 どうも、日本外交が大転換する予感がする。初めは、経済だけ・・・・と見ていたのだが、どうも違ってくるようだ。でなければ、尖閣問題以降7年のブランクを押して、安倍が習参りなど始めるわけがない。それも1000人の財界人を同行のみならず、天皇訪中・侵略謝罪を明仁さん最後の仕事にするようだし。という記事が、日本マスコミには全く見られないのが気になっている。昨日のエントリーで紹介した記事、『アメリカ・オンライン誌「ニュー・イースタン・アウトルック」にウイリアム・エンダールが5日書いた』記事による。

 この度はまた、中国だけではなくロシアやインドにまで、新たに大々的に手を差し伸べ直している。なんせ通貨スワップ等も含めて、こんな大々的外交変化を伝えている。
『李克強首相が、会談中に、180億ドルの商談がまとまったとを発表した。両国は将来の通貨危機に備え、290億ドルの通貨スワップ再会にも合意した。両指導者は、将来、緊張状態になった場合に、通信するためのホットライン設置にも合意した。安倍首相が習主席を2019年の日本訪問に招待したのも大きな一歩だ。
 中国通貨の信頼性への極めて大きな後押しとなる、日本の外貨準備への中国人民元組み込みに日本が同意したことは、マスコミではさほど報じられていない。中国は、日本銀行による中国政府国債への直接を認めるだろう。』(この記事紹介があったサイト「マスコミに載らない海外記事」の原文のママ)

 こういう報道の真偽(の正しい判定予測)については、アメリカを中心とする現世界情勢を総合的に見る総合判断力が決め手になるはずだ。安倍は、トランプ数々の外交暴力をどう見るかで、この2年近く迷っていたのだろう。政治経験ゼロのという未熟なトランプの個性によるものか、それとも体制全体もこういう決意をしたのかどうか、と。そして少し前に後者だとの結論に達したのだ。今後何をお願いしても保護主義や国連無視の数々は撤回しない、とも。
 願っていてもダメなら、起死回生の活路は自分で開かねば、次期選挙には負ける、と。


 さー、日本外交の大転換が始まる。昨日紹介の文章内容が日本マスコミにはまだ見られないだけに、一種の不気味な作為も感じられたりして、僕はそう確信する。ロナルド・ドーアらの正しい長期予測、予言もあることだし。
 アメリカの窮状が日本以上に激しいとも観たのだろう。当たり前だ、ラストベルト地帯などはもうインフラも老朽化を通り越しているのだし、デトロイトなどでは警察が治安を投げ出した地域も広いのである。あの国はもう、国家・公共機能をすら喪失し始めている。日本マスコミがこれを報道しないだけで・・・。なんせ、あの国の国家財政累積赤字対GDP比率は、日本の2倍。それも、日本と違って個人貯蓄はないどころか、家計などはサブプライムバブル弾け以来、大赤字なのである。その付けが回って身動き取れなくなったからこそ、日本と違って財政引き締めもかなりまえにやったわけだし。アメリカがこうなってはもう日本の活路は自分でひらくしかないと、安倍がやっと決意した地点では、恥も外聞もなくなった。

 ただし、天皇訪中・戦前行為の謝罪は、昨日のエントリーに書いたように不安この上ない。象徴を踏み外したような天皇の政治利用強要(に持って行くこと)にならねば良いのだが、と。戦前を見ればあきらかなように、「急な大転換は天の声で」ということだと、僕は怖い!



コメント (4)
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