アメリカでバブル株価が弾けて、24日~28日の間に323兆円が吹っ飛んだ! その内、日本からの投資はどれだけ吹っ飛んだのか。一昨年の秋にはGPIFで15兆円の損失、8兆円損をしたというのはちょっと前に出たニュース。その後は一体どうなったのか。
また、日本官製バブル株価下落でも、一体いくら消えてしまったか?
安倍日本政府はこれらを明らかにすべきだ。政府資金や、GPIFなどの預かり金を外国株にも回すと決めた以上、その運用状況は国民に知らせる義務があるはずだ。そして、リーマン・ショックに続くこんなとんでもない世界の愚かな制度、搾取を一刻も早く終わらせる議論を国連で始めるべきではないか。リーマンショックの後にはこんな議論が国連などで大いに巻き起こったが、いつの間にかうやむやになっている昨今である。
現在の世界経済では必ずバブルが形成されていき、そのバブルは必ず弾け、これが弾けるたびに世界各国の金が吹っ飛んだ分だけ、世界から有効需要が消え、超格差が進み、またまた、さらなる不景気に。南欧、アフリカ、中南米などの若者を筆頭とした膨大な失業者群も、先進国としては日米に多い相対的貧困家庭もさらに増えていくだろう。日本では、今でも4人に1人の50歳まで結婚できぬ男性がさらに増えていくのではないか。こうした、世界経済のバブル悪循環がさらに深まる分、世界各地がまた異常な不幸に見舞われていくのである。
英米日などは、こんなバブル株価形成とその破綻とを、一体いつまで続けていくつもりなのか。