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政府コロナ対策は「未必の故意」  文科系

2021年04月08日 17時12分28秒 | 国内政治・経済・社会問題

 日本医師会の会長が7日の記者会見で「これまでで最大の危機」と述べた。病床が完全に間に合わなくなりそうな近畿圏における「無能」露呈に続き、首都圏もまたまた緊急事態の様相だ。
 今はもう、去年の3月頃まで中国、韓国、台湾と同じように日本も含めて「アジアは沈静」と言われた頃の面影も無い日本国である。それもこれもすべてオリンピックに執着しすぎて「警戒解除志向」の政府に原因があることは明らかではないか。その上で、ワクチンの接種率が世界100位以下とあっては、「何がオリンピックか!」「政府は無能すぎるのに」と物の分かる大人なら誰でも言うような状況になった。

 そもそも、どうしてこんな「無能」政府になってしまったのか。去年春の対策失敗に続いて今年の春の失敗も、「オリンピックに執着しすぎた。今年の総選挙のためだ」とずっと言われてきた。だからこの無能が、党利党略という政府の権力維持第一姿勢から出たものだと言うのも、明らかなことだろう。つまり、無能なのでは無く、半分は確信犯なのである。と、こういう時には人は「未必の故意」という言葉を使う。意図したわけではないが、「そうなってもしかたない」と認めて行為することを指して言う言葉だ。

 権力執着からの未必の故意が、この日本コロナ禍を招いたのである。それにしては、ワクチンがこんなに遅いのは、一応金があるOECD先進国では極めて珍しいのではないか。結果、老人を中心にこれだけの亡くなった方々こそ、この未必の故意が生み出したものと言うことになる。コロナ検査はしてくれないわ、クラスター以外は野放しだったし、ワクチンは遅れる、・・・それで何度もピークの蔓延・・・そのたびに老人は自主規制、足止めを喰らうのである。僕の周囲でも、どれだけの人々が外出を控えているか。それで不可逆的な程に健康を害した高齢者も含めれば、実に酷い話なのだ。

コメント (4)
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