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国会を開け!  文科系

2021年09月08日 12時14分10秒 | 国内政治・経済・社会問題

 このコロナ渦中の間中もずっと、与党は頑なに国会を開こうとしない。批判されると、「コロナ対応に専心」と応えてきた。だが、コロナ下五輪強行への批判や、それ以上に「モリカケ桜」の再燃を総選挙を前にした今、びくびくと徹底忌避してきたというのが実態だろう。 ただでさえ、「コロナ下の五輪」という総選挙向けの賭けに失敗した菅首相の沈没、「桜」の「不起訴不当」など、総選挙を前にしては触れられたくない論点が多すぎるのである。
 ここでちなみに、国会質疑における安倍・菅の答弁を思い出した。「お答えは控えさせていただきます」はまだしも、質問と無関係な「演説」をダラダラ喋る「すり替え・時間つぶし答弁」、ウソやご飯論法の連発。これらは、質問相手を人としてさえ馬鹿にした態度であって、国権の最高機関・国会を冒涜するものだ。

 安倍首相ら自民党国会議員諸氏に問いたい。特に、日本会議に名を連ねた国会議員諸氏に。「広く会議を興し、万機公論に決すべし」を何と心得て来たのか。江戸城総攻撃目前の1868年3月、天皇と倒幕派諸侯らが皇祖皇宗に誓い合った儀式までもって発布された五箇条の御誓文、その第一条である。この誓文にちなんであなた方を観るならば、「会議はやらぬ」、「公論ごめん、私論で結構」どころか、反対者を人間とも遇しない態度ではなかったか。ウソ八百とか「時間つぶし」、「ご飯論法」などなどの答弁以上に、国会を逃げ回る態度こそ君らの信じる皇祖皇宗に申し訳なくはないのだろうか。それとも、この皇祖皇宗も方便に過ぎぬ?? 因みに、以下は君らの政治信条の言葉ではなかったのか。
『私たちは、皇室を中心に、同じ歴史、文化、伝統を共有しているという歴史認識こそが、「同じ日本人だ」という同胞感を育み、社会の安定を導き、ひいては国の力を大きくする原動力になると信じています』(「日本会議がめざすもの」から)

 こういう「同胞感」のない人は、公論の相手、対等の人間とは扱いません、と? それならば積み重なってきた国会軽視の「理屈」は通っていようが、これはこれで別の問題が生じてくる。あなた方の目指す国家が、全体主義国家であるという問題になる。

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