九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

鳩山さんご苦労様。     らくせき

2012年11月21日 19時27分49秒 | Weblog
自分の作った党から追われるようにして引退を表明した鳩山さん。
政治の世界ではあり得るコトとはいえ、無念だっだでしょうね。
普天間問題では、政治力が不足だったとのこと。
確かに仰るとおりでしょう。

鳩山さんにお願いがあります。
政治力の不足と言われたことの詳細を本でも結構ですから明らかにして下さい。
一体、だれが反対し、誰がうしろから鉄砲を打ったのか・・・

民主党がなぜ挫折したのか?
その原因を知りたいし、一番知っているのはあなたでしょうから。
最後の一仕事としてお願いします。
それが民主党に投票した国民への最後のご奉公と思って。
ちょっと時代錯誤の表現ですが(笑)



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ザックジャパン(54) 長谷部誠、また活躍!  文科系

2012年11月21日 07時08分01秒 | スポーツ

 長谷部誠がまたまた大活躍だ。連続先発を続け、宇佐美のいるチームから今期初得点! 先発復帰1ゲーム目でアシストを挙げて以来、チームも急上昇。長谷部を嫌っていた前監督の交代からこれまでリーグ戦は3勝1敗、カップ戦を入れればプラス1勝している。そこまでわずか1勝の最下位近かったチームが、いまや18チーム中13位で、6位と勝ち点で3違うだけ。この間のリーグ戦得失点が10対4というのだからまだまだ上がり、上位を狙う勢いと言える。この中位混戦状態も、長谷部のチーム自身が作ってきたと言っても良いのである。順位争い中のチームとの直接対決を全て制してきたのだし、上位チームにも勝ってきたのだから。この混戦状態はここで何回か述べてきたように、ドイツサッカー界が激変していることを示している。このチーム・ボルフスブルグ自体が、長谷部の2年目にはブンデスリーグ優勝チームだったのだから。
 今は右MFとしてチーム最高に近い評価を受けている長谷部。勤勉さが高く評価されているのだが、「この位置ならもっと前に行くようにして、得点も狙いたい」と語っている。と言っても、チーム守備をけっしておろそかにしない彼のこと。前の選手を差し置いてゴール前に出る機会は多くはないだろうが、この機会に遠藤や憲剛のような縦パスなどをさらにどんどん磨いて欲しいもの。もともとクロスなどパスは正確なのだから。

 ここでサッカーサイトについて一言。前は森本、今は宇佐美、宮市。サッカーサイトが騒ぐ「ある種の選手」は何故騒ぐほどには活躍していないのだろう。逆に最近の長谷部は「終わった選手」のように言われていたのではなかったか。岡崎の活躍も余り伝わってこないし、一部サッカーサイトの編集視点が狂っているとしか僕には思えないのである。特に新聞系のサイトの狂いがひどいように思う。実物とバーチャルの間で、マスコミがバーチャルに近くなったら、どんどん信用がなくなっていくのではないか。「実物」を扱っているなら、もっと「それらしく」しないといけないはずだ。
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そして核武装へ!             あんころもち

2012年11月20日 22時27分23秒 | Weblog
 維新の会石原共同代表は、「核を持たない国は外交的に弱い。したがって核兵器の開発研究を開始する」と明言(NHKほか)。
 暴力団が拳銃を持ちたがる論理とまったく同じだ。
 
 被爆国であり、なおかつ核武装していないがゆえに世界の非核化に貢献しようという立場とのなんという隔たり。
 
 もっとも、米の核の傘のもとにある事自体も問題ではあるが・・・。
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         「維新八策」目玉の一項、もう撤回     只今

2012年11月20日 19時09分35秒 | Weblog
  ●20日(火)朝、バザー用品を持ってkコミセンに行った私は、
   納め終わってフロントにたむろする人たちとテレビに見入った。 
   画面は、「テレ朝・モーニングバード」。
   「〈維新〉は言われるように矛盾だらけですが、しかし企業との不明朗関係がナイということだけは確か
    なようなので…」
   と語る館野晴彦コメンテンターに、居合わせた面々、口にはしなかったが、
   「まぁ、そうだな」と思うところ多かったのではないか。

   ●ところが夕刊はこう報じた。
   「維新 企業献金禁止を撤回ー目玉政策、太陽側に配慮」(『中日』)
   「維新 企業献金を容認ー禁止撤回、太陽側に譲歩」(『朝日』)

           そして記事はこう解説する。
   『橋下氏はこれまで、企業・団体献金禁止に関し、「絶対に自民党、民主党ではできない」
    などと繰返し強調』(中日)  
   『橋下氏はこれまで「特定の人にお金をもらえばその人の顔を見て政治をやってしまう」
   などと主張していた』(朝日)。
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保安院の大罪(93) 福島県健康調査座長の不思議な謝罪  文科系

2012年11月20日 13時36分48秒 | 国内政治・経済・社会問題

 毎日新聞サイトに以下の記事が載った。前回の、福島県健康調査検討委員会が事前に原案を作る根回し秘密会議を持っていたと大問題になった事件(この末尾に再掲)を受けたものだ。この秘密会議では、「尿検査は今後もしない」という原案が決められて、その後の検討委員会でもこれが通っている。現行のホールボディカウンター検査だけではなく尿検査もして欲しいという住民要請を調査検討委員会として却下しよういう原案なのであった。この次第は末尾に再掲した10月27日拙稿をご覧頂くとして、先ずは18日の毎日新聞サイト記事を阿修羅掲示板から転載する。

【 福島県:健康調査検討委 秘密会問題で山下座長が謝罪  投稿者 MR 日時 2012 年 11 月 18 日   毎日新聞 2012年11月18日 18時36分

秘密会の発覚後、初めて開かれた検討委員会で「心からおわびしたい」と陳謝する山下俊一座長=福島市の杉妻会館で2012年11月18日午前10時14分、蓬田正志撮影
拡大写真
 東京電力福島第1原発事故を受け福島県が実施している県民健康管理調査の検討委員会が18日、福島市内で開かれた。秘密裏に事前の準備会(秘密会)を開いて意見調整するなどしていた問題が発覚して以降初めての会議で、座長の山下俊一・県立医大副学長は「委員の方々には大変ご迷惑をおかけした。心からおわびしたい」と陳謝。「きちんと議論を公開して行いたい」と述べ、会議の透明性を高める考えを示した。
 県側は、検討委の設置要綱で規定していなかった会議の原則公開や議事録作成について明文化するなどの改善策を明らかにした。このほか、原発のある同県双葉郡の医師会会長と、県臨床心理士会副会長を新たに委員に加え、県保健福祉部長は委員から退いた。県によると、今回は事前に準備会を開催していないという。

 会議後に記者会見した山下氏は「(震災後の)混乱の中で検討委を設置したので不備は仕方ないと思う」と説明。自身の責任を問われると「私の人事は県にお任せしている」と述べるにとどめた。
 また、この日の会議では、健康管理調査の一環として事故時18歳以下の住民を対象に実施している甲状腺検査で、がんの疑いがあるとして「直ちに2次検査を要する」と判定された16歳以上の女性が1人いたことが報告された。がんかどうかを詳しく調べている。[日野行介、蓬田正志] 】

さて、僕が思うに、上の内容はおかしいことだらけだ。
『「委員の方々には大変ご迷惑をおかけした。心からおわびしたい」と陳謝』??
 そりゃ、秘密会議に呼ばれなかった委員がいたのだろうから、その方々への謝罪は当然だろう。原案を認めるだけの「イエスマン」か、意思のないデク人形・賛成人数合わせ要員のように扱われたのだから。でも、もっと重大な失礼があったではないか。特に子どものことで不安におののいている住民に対して「尿検査実施は却下」という結果を討論もなしに押しつけた失礼である。
 関連して、もう一つ不思議なのがこれ。今回の謝罪には尿検査のことが一言も出ていない。もともとこの不正は尿検査関連で画策したのに、まるで尿検査(不正却下)のことが世論に上るのも避けたいと、そんな構えが感じられる。これもこの国の中央集権制から出たものであって、どうせ国・官僚らが音頭を取っているに違いないのだ。とすれば、県保健福祉部長も、座長の山下俊一・県立医大副学長も被害者という面が大きいのだろうか。

 さて、参考資料として、これの前段階のニュース、拙稿を再掲する。

 【 保安院の大罪(87) 尿検査ナシの怪  文科系 2012年10月27日
 標記の事で、例によって昨日の中日新聞15面の要約をする。いつものようにこの新聞を読んでいない全国の人々への紹介という意図だ。
①福島県は、事故を受けた県民健康管理調査にホールボディカウンターだけを用い、尿検査を取り入れようとしない。後者の方が体内蓄積されたセシウムを検出できるとかで精度もはるかに高く、動き回る子どもでも正しく使用できるのに。
②尿検査の希望は強い。だが、公開検討委員会は事前の秘密会を開いて尿検査実施を見送りと決めるなど、『議論の不透明さも浮かび上がった』。つまり、『尿検査なし 台本あり』(大見出し)とか、『消極 県検討委、事前に秘密会』(中見だし)の姿勢が目立つばかりだ。
 さて、素朴な疑問。原子力行政を進める時は国が自治体にごり推しに進めてきて、この重大事故の後始末は県主体でやらせるって、一体どういうことなのだろう。こんな姿勢では、県民健康管理調査に多くの国費で支援するなど、今後への正しい調査・反省など全く望めそうもないと思う。
(中略)
こういう知見、論理からいえば、日本という国は民主主義の欠片もない終わった国だと思えてならない。「国民は、知らしむべからず、よらしむべし」と語ったら、これはもう封建時代の支配者の思想だろう。国家などの権力者たちがそうなっていることは,今や明らかになったと言えないだろうか。 (以下略) 】
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               この品性 忘れまじ            只今

2012年11月20日 11時02分59秒 | Weblog
       今日発表された「日本維新の会」公認の東京地方区候補(土屋、吉田氏)は、
        「吾々臣民としては、国民主権といふ傲慢な思想を直ちに放棄し…」
という都議会提出請願書に賛成した議員ということに気付き、今一度その弁忘れまじ、と記すことにしました。 

●【再び品性のある「日本」を創るため】
 上記の言葉は、土屋敬之氏が度々口される言葉ですが、以下は都議会六月定例会での土屋氏発言です。 

“シナ政府駐在大使である買弁資本出身の丹羽宇一郎氏は、
 まるでシナ北京政府の高官のような発言をしています。
 知事はこうした売国奴外交官の暗躍にどのようなお考えをお持ちかお伺いします”     

“これは丹羽というあほみたいな大使の発言でありますが、あんなものを…”
  というのが石原都知事の答弁。

 そして今一人の候補である吉田康一郎氏は、
 “ゴキブリ朝鮮人を叩き出せ”
  というシュプレヒコールで有名な「在特会」に「熱い賛同」を寄せた方です。
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朝鮮日報の記事です。      らくせき

2012年11月19日 09時47分52秒 | Weblog
朝鮮日報が、9条に関して、
中国との領土問題の激化に伴い、日本では軍隊の保有を禁止する憲法第9条を
改正すべきだという世論が高まっている。自民党や日本維新の会なども「中国脅威論」を前面に押し出して
憲法改正を公約に掲げている。こうした状況で実施された最近の世論調査では、
憲法第9条改正を支持する世論が高まっていることが数字の上でも明らかになった。
という記事を。
これは東京新聞の記事を引用するかたちで書かれたもの。

最近の世論調査で回答者の46.2%が「憲法9条を改正した方がよい」と答えたと報じた。
憲法改正反対は35.1%だった。同紙は「年齢別に見ると、20-30代で憲法9条改正に反対する
割合が高く、40代以上の世代では改憲賛成の割合が高かった」としている。
自民党支持者の68.4%、日本維新の会支持者の71.9%は憲法9条の改正に賛成していた。
自民党は憲法改正により軍隊を保有すべきだと主張している。

一方、与党・民主党支持者は憲法9条改正反対が44.2%で、賛成の38.8%に比べ多かった。
数年前の調査では、憲法9条改正反対が賛成という回答の約2倍だった。

「国力の衰退と中国の海洋進出が重なり、日本社会に『安保不安心理』が広がっている」という見方も。

 専門家らは、憲法改正は容易ではないと考えている。憲法を改正するには国会議員の3分の2以上の
賛成を受け、国民投票を経なければならない。
しかし、民主党が憲法を守ると主張している上、自民党と連帯する公明党も憲法改正には反対している。
だが変数があるとすれば中国との確執が激化するかどうかだ。確執が深刻化すれば
日本で憲法9条改正が本格的に議論される可能性もある。
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新聞の片隅に載ったニュースから(62)   大西五郎

2012年11月19日 09時30分38秒 | Weblog
新聞の片隅に載ったニュースから(62)

      民主「党の決定守る」念書求める (2012.11.18 毎日新聞)
 民主党の安住淳幹事長代行は17日、仙台市内で同党が開いた政策進捗報告会で、衆院選の候補予定者に「党の決めたことは守る」とする文書を新たに提出させる方針を明らかにした。消費増税法の採決以降、民主党から離党者が続出したことから「党の再生、出発はそこから始まる」と述べた。

□□――――――――――――――――――――――――――――――――――――――□□

 民主党では、衆議院の解散・総選挙が近付くにつれて離党者が相次ぎ、解散時点では238議員にまで減って、過半数(240)を下回りました。その後も元環境相の小沢鋭仁氏が離党して日本維新の会入りを表明したり、野田首相のTPPの交渉入りの姿勢に反対している元農林水産相の山田正彦氏が離党して新党を模索していたりと、離党者がまだまだ続きそうです。

 ところが同じ18日の毎日新聞には、鳩山氏「民主党から出馬」という記事もありました。
 民主党の鳩山由紀夫元首相は17日、衆院選について「私は民主党員だ。民主党から立候補するのが当然だ」と明言した。原発再稼動や環太平洋パートナーシップ(TPP)交渉参加については「自分の信念を曲げるつもりはない」と反対を貫く意向を示した。北海道苫小牧市で記者団に述べた。というものです。
 元党代表が党の方針に反対することを公然と表明するというこの党はどうなっているのでしょう。

 離党者のうち日本維新の会に入る人が多いのですが、18日の朝日新聞は「維新立候補予定者に識者は」というコーナーを設け、作家の高村薫さんの厳しいコメントを紹介しています。
転職感覚では(政治家に)なれぬ ※括弧内は筆者補強
 泥舟から逃げ出したり、転職したりする感覚で立候補するようでは政治家になれない。過去の「小泉チルドレン」「小沢チルドレン」が証明している。真の政治家は一朝一夕では生まれない。私たち有権者が政治家をしっかりと育ててこなかったツケが、今の政冶を招いている。世襲の2、3世より新しい顔といった感覚で投票すべきでない。自分にとって大切な政策は何か。有権者のしっかりした判断が今回ほど問われる選挙はない。

 傾聴に値する貴重なご意見ですね。投票に当たってよく考えてみましょう。
私にとって候補者を選ぶ選択肢は第三極かどうかではなく、「憲法9条を守る」立場なのかどうかということです。石原慎太郎氏が「現憲法の破棄」を主張したり、安倍自民党総裁や橋下日本維新の会代表代行が集団的自衛権の行使を可能にすると発言していますが、メディアではどの新聞も「消費増税、原発、TPPが争点」となっていて、改憲問題には触れていません。メディアにも注文したいと思います。
                                       大西 五郎
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保安院の大罪(92)「フクシマ」、悪行一覧表(4) 文科系

2012年11月17日 00時22分49秒 | 国内政治・経済・社会問題

3 悪行一覧表のまとめとして

①日本人は信用を重んじる
 フクシマ原発事故を巡る我が国の論争には、細かい実証的な諸論争以前に大きな二つの前提的命題で対立があるように思う。一つは、脱原発がエネルギー不足を招くとか国の経済命運がかかっていると主張する論点。今ひとつは原子力村はどれだけ信用できるのかということだ。なお、この二つは対立関係にある。電力不足が長期にわたり決定的なものならばムラを信用するも何もないのだし、ムラが決定的に信用できないならば石にかじりついてでも日本の高度技術力でもって日本版グリーン・ニューディール政策を成功させねばならない。こういう観点の討論の入り口として初めに、あらためて日本人論を少々述べてみたい。

 日本人は今でも、一般ピープルが世界一時間を守る民族だと、これは例えばJRダイヤに象徴されていること。江戸時代から強固に築かれた社会的信用を大事にするという習慣から来ていると観てきた。サッカー用語でいえば、相手をリスペクトする点において世界一の民族だと思う。日本のサービス業の質の高さもここに淵源があるといわれている。
 さて、原子力村はすっかり社会的信用を無くしたのだ。独占価格で創り出した他人の金で社会に安全神話を形成し、ばらまいてきた。それなのに自らの安全管理については「規制の虜」に示されたように実にルーズだった。例えばこれだけの事故を前にして未だに、津波ではなく地震自身の事故原因程度すら、真面目に調査・公表する態度も見えない。国民へのリスペクトが決定的に欠けていると告発したい。
 そもそも一体、原発存続論者らは、こういう彼らを信用するのか。日本人として、そこのところが全く理解不能である。何度も言ってきたが、特に官僚を中心とした原子力村の信用は地に落ちたのである。こんな彼らに、日本の原子力の明日をもう託せないのだ。
 たった一度起こしても信用ゼロになる過ちというものはあるはずだ。福島事故の悲惨な結果、その事後処理における国民無視の隠蔽や悪あがき、これらの原因としての「規制の虜」問題はそういうものだと言えよう。が、こういう意見への反論者たちは僕と違ってもう一回だけでも彼らにチャンスを与えようと語っているわけだ。それは違うだろう。以上2までに観てきたように、彼らにはこんな疑念さえ湧いて来るのだから。日本版グリーン・ニューディール政策決死隊を成功させ、電力不足を完全に解消できると見通していてさえ、「脱原発は50年不可能」などと言いかねない連中であると。自分らの死活問題として、あるいは、自分らの傷ついたプライドを守るためにも、そんなことをやりかねない連中だと、僕は観ている。以下はその論理的傍証として、以上観てきたこと全ての背景説明の積もりで述べる。

②「社会主義国家」的な経産官僚
 電力会社は、独占価格を政府が決めているに等しい大独占企業である。そして、この大独占企業関連群の膨大な領域に、官僚たちの最も高級な再就職口が無数に散りばめられている。さらに、福島事故後の処理経過が示したものは、こういう原子力ムラが政治家やマスコミに強大な力を行使してきたという事実だった。内閣官房長官の発言さえどうどうと否定してみせる官僚群は、日本有数の新聞の論説幹部にも数々の陰湿な脅迫行為を働くのである。福島県の佐藤栄佐久前知事は、「収賄額0円」で有名になった不可解な(冤罪)事件で退職を余儀なくされた。これは、プルサーマル計画への彼の度重なる注文行動などからだったと、その著作によって断言されている。この点については、本年4月20日~25日の間、5回に分けた拙稿「知事抹殺」要約をご参照されたい。
 さて、これではまるで社会主義体制ではないか。旧ソ連や現代中国の国家ぐるみ企業集団のようなものなのだから。また鳩山と菅両首相の追い落としとか民主党変質とかに示されたように、今のところこの力がどの政党の力よりも強いのだから、原子力村は日本最強の政治集団とも言える。つまり、官僚が全面的に荷担するこの勢力の前には選挙なんて儀式のようなものであって、民主主義などはとっくの昔に撥ね除けられているのである。これは日本当面の諸悪の根源であって、グローバリズムの害悪とか資本主義的諸悪とか何とか言う以前の、苦しい国家予算を恒常的にして超高額にピンハネしているという大問題ではないか。

 国会事故調査委員会は、福島事故を「規制の虜」が呼び込んだものと断罪した。これは、電力会社の原発のあり方を規制する政治の側が逆に規制される企業側の虜になっていた告発されたということなのである。この力が上のようなものであってみれば、一定力を持った全政党を含めて今は日本全体がこの力の虜になっていると断言しても良いのだろう。それは、国民が意識しようと否とにかかわらず客観的にそうなのである。
 

(終わり)
 
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二極とか三極とかいう幻想について             あんころもち

2012年11月16日 14時18分14秒 | Weblog
 だいたい、二極そのものなんてどこにもなかったのだから、第三極なんてものはためにするキャンペーンに決まっている。
 そもそも、私たちは「二極」といわれるものの狭間で困惑していたのではない。
 その「二極」といわれるものがほとんど相似形でその間にさしたる差異がないにもかかわらず、ただ政局的にあれやこれやと紆余曲折し、私たちの懸案が少しも進まなかったから困っていたに過ぎないのだ。

 だから、少なくとも私には、「二極」のどちらか、はたまた、それではダメだったから「第三極」へという選択肢というかそうした思考そのものがありえない。
 それのみか、二極間の矛盾を止揚するとして現れた第三極なるものの危険性は日に日に明らかになりつつある。
 もし私があえて選択肢を作るとすれば以下のようになる。

 1)原発容認か反原発か
 2)領土問題などで軍事力の行使をも厭わないのかそれとも平和に徹するか

 もちろん、TTPやその他、景気対策などの懸案があることも知ってはいる。
 しかしこの際は、第三極とやらの中心人物気取りの、「障子破り」ならぬ「横紙破り」のあのひとがのたまうように、上の二点を抑えた上で、小異を捨ててもいいのではないかと思う。
 この二点は、私たちと私たちの孫子の命にかかわる問題であるから、最優先してもいいのではないかと思うのだ。
 
 その観点からウオッチングを進めてゆきたいが、まずは昨15日、経済界の幹部との会合で、安倍自民党総裁が、「30年後に原発ゼロなどという馬鹿げた政策」を自分たちはとらないと明言したことを記しておきたい。
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保安院の大罪(91)「フクシマ」、悪行一覧表(3)  文科系

2012年11月15日 00時34分12秒 | 国内政治・経済・社会問題
2 事故処理経過での「失敗」とか「工作」とか

今回の一覧表は事故処理経過における数々の「失敗」とか「工作」とかをあげてみたい。こんなに違う2つの言葉を並べなければならぬのは、こういうことなのである。福島の事故処理経過を観ていくと、失敗なのか、確信犯つまり怠慢や失敗を隠蔽する工作(がばれた)ということなのか、その区別が全く付かない点もあるのだ。単なる天災のようなものだけというのならば、こんな執拗に僕も追わなかったろう。「天災といくらかの失敗と言い合わせてはいるものの実は起こったことをできるだけ隠し通そうとする確信犯」ばかりに見える。こんな重大事故処理にあまたの頭脳が関わっていて、失敗と言うには単純すぎることばかりが目立ち過ぎるのである。すべてが責任回避とか、ガス抜きのように思えて、あまりにも国民を国民として扱っていないような無責任な言動ばかりが目だって、どんどん腹が立ってきたのである。
(2の以上の前置きは、一昨日の前回も書いた物だが、一部修正して再掲しておく)

⑤地震原因証拠の隠蔽工作
 さて、地震原因証拠隠蔽工作というのがある。1号機の揺れが耐震設計基準内だったところから、他原発全ての安全基準見直しに波及する大問題点なのである。昨年12月16日の拙稿から、例によって中日新聞要約部分などをご紹介しよう。1号機は津波以前に地震動によって自動冷却装置が無効となり、手動操作に切り変えねばならなかったということだ。以下で重大なことは、このことを保安院がやっと渋々認めているという点にある。以下の文章で本日分末尾まで『』がついたものはいつものように、中日新聞の抜粋である
【 記事内容の主たる流れは、ここに至るまでの関係者の長い努力と、保安院の『しぶとい』抵抗を暴き出していると言える。こんなふうに。
『この件は三月二十五日にさかのぼる。川内(博史衆院議員・福島原発事故調査委員会両院議院運営委員会合同協議会幹事)氏らが主催する国会議員勉強会に招かれた田中(三彦・サイエンスインストラクター)氏が「地震で重要機器が損傷した可能性は高い」と指摘した。(中略)
 当時、衆院科学技術・イノベーション推進特別委員長を務めていた川内氏は原子炉のデータを東電や保安院に要求。ようやく1号機の初期データを持ってきたのは五月になってからだった。
 そこには地震発生後、非常時に原子炉を冷やすICが自動起動。運転員の判断で手動停止するまでの約十分間で、原子炉内の圧力と水位が急降下する様子が示されていた』
『東電は、運転員の操作は「手順書通り」と言い張った。「ならば見せろ」と川内氏。これが、手順書の”黒塗り騒動”に発展する』
 なおこの記事の焦点は、この「手動停止」にある。冷やすICが自動起動したとき、圧力と水位が急降下していた。そこから、地震動でどこかが破損したと判断して、手動停止せざるをえなかったということなのだ。この点を説明する新たな仮説として今回保安院に川内氏、田中氏らが認めさせた内容は、こういうものである。
『地震によって原子炉系の配管に面積0.3平方センチメートルの亀裂が入った可能性があるということだ』 】

 なお地震原因説究明にかかわっては、国会事故調査委員会が、東電テレビ映像などの証拠資料を提出してくれなかったと抗議めいたことを並べたもの。国権の最高機関・国会が委託した委員会さえも無視した奴等が、国会議員の国政調査権に屈した一幕ではなかったか。それは以下⑥も同じである。

⑥国会への提出資料の黒塗り事件
 東電の国会提出証拠の黒塗り事件というのは、何度も有名になった。こんな大胆な行動には、事前準備段階から保安院が絡んでいることは明らかだろう。国会には国政調査権というものがあって、提出義務があるのだから。その後は提出するようになった事について、国政調査権を改めて示唆、指摘されたからという経過も有名になった。こんな自明のことさえも東電は一旦は無視して見せたのである。
 こういう法制上の事実を前にするとき、以下のことはどうしても不思議でならない。国会事故調査委員会が⑤の地震原因説にかかわって東電テレビ会議資料などを十分には調査できなかったと不満を漏らしていた。国会事故調を官僚たちが助けなかったとか、その調査を妨害したとか、僕にはそう思えてならないのである。

⑦凄まじくかつ陰湿な言論抑圧の一例。長谷川幸洋氏の体験談
 表題のことをあげてみよう。東京新聞・中日新聞論説副主幹/長谷川幸洋氏の経産官僚との凄まじい闘いである。
 事務方である経産省官僚が上司である枝野内閣官房長官を公然と批判した「オフレコ」発言(注)を、長谷川氏が公表した所から始まったものだった。枝野官房長官が、政府案決定後の会見で銀行に債権放棄を求める考えを示したのだが、そのことに反対する重大発言なのである。
 まず、経産省から長谷川の上司に抗議が来た。長谷川はこの抗議も公表した。今度は、経産省クラブ詰めの東京新聞記者への懇談出入り禁止処分という報復が来た。長谷川はこれも公表した上で、海江田経産大臣官房に直訴に及んだのである。経産大臣室を通した経産官僚の答えは、こう。「記者が自主的に懇談出席を見合わせているのです」。
 大臣室と正論の力で、この出入り禁止処分はすぐに(こっそりと)解かれたのだが、長谷川幸洋氏が行ったまとめを抜いておこう。
『役所は自分たちの都合が悪い記事が出ると、平気で記者を出入り禁止処分にする。それで旗色が悪くなると、話そのものをなかったことにしようとする。とても先進国では考えられない事態である。霞が関の能力低下はここ数年、とみに目立っていたが、ここまで落ちぶれてしまったのである』
『 官僚の世界では、自分たちの既得権益を守るために戦った人間は、たとえ世間で批判されても、かえって評価されるのだ。そういう官僚こそ「黒光りする」と言って、誉めたたえるのが「霞が関の掟」である。
 官僚の世界は世間の常識が通用しない。それほど暗闇の奥が深い。ちなみに「黒光りする」という霞が関でしか通用しない隠語の意味を私に教えてくれたのは、彼自身もまた官僚と戦った元首相である』
注「オフレコ発言」  長谷川はこの場合の「オフレコ発言」関わって、こう反論している。
『まず問題の論説委員懇談会は経産省の記者クラブとなんの関係もない。私は記者クラブに加盟もしていない。また多数の論説委員が出席している場で、官僚が一方的に「これはオフレコで」と宣言したところで、オフレコは成立しない。
 オフレコがありうるのは、基本的に他の第三者がいない場で両者が明示的に同意した場合だ。多数が出席する公開の場では、だれかがオフレコ内容を匿名で外に漏らしたとして、だれが「犯人」と分かるのか。初めから守られない可能性があると知ったうえでのオフレコは、官僚が一方的に匿名で相場観を広める手段にすぎない』
(以上は、昨年6月18~19日拙稿より)

⑧原子力規制委員会のこと
 これはもう詳論の必要もあるまい。原子力村の住人ばかりだとか、現に彼らはみんな原発会社などからこれだけ金をもらってきたではないかとかいろいろ言われてきた。だが、それ以上の問題がこの事だと僕は観ている。この組織の独立的強権の問題である。内閣からさえ一定独立したような形だけは強大権限の組織であるが、その実態は非専従5人の委員にすぎないのである。ところが、その下に事務局として置かれた原子力規制庁は膨大な組織だ。なんせ、経産、文科など各省部門に別れた現関係組織を1つに統合したものだからである。つまり、強大な権限を持った5人の非専従を、全省庁官僚統合組織が操ると、そんな意図が感じられてならない。原子力規制庁の官僚たちによる関東軍化、暴走。これは、国民にとっては恐怖そのものだろう。まるで、江戸大火のどさくさのまっただ中で、自らをさらに強大な物に作り直した大泥棒組織のような。


(続く)

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保安院の大罪(90)「フクシマ」、悪行一覧表(2)  文科系

2012年11月13日 18時17分37秒 | 国内政治・経済・社会問題

2 事故処理経過での「失敗」とか「工作」とか

今回の一覧表は事故処理経過における数々の「失敗」とか「工作」とかをあげてみたい。こんなに違う2つの言葉を並べなければならぬのは、こういうことなのである。福島の事故処理経過を観ていくと、失敗なのか確信犯つまり隠蔽などの工作なのか、その区別が全く付かないのである。単なる天災のようなものならば、こんな執拗に僕も追わなかったろう。「失敗と言い合わせてはいるものの実は確信犯」ばかりに見える。こんな重大事故処理にあまたの頭脳が関わっていて、失敗と言うには単純すぎることばかりが目立ち過ぎるのである。すべてが責任回避とか、ガス抜きのように思えて、あまりにも国民を国民と扱っていないような無責任な政治ばかりが目だって、どんどん腹が立ってきたのである。

①スピーディの非公開は、北西方面に逃げた人々に多大な放射能を浴びさせた。該当町長の一人が、「これは殺人ですよ!」という有名な言葉をのこした事件である。国の責任者は後にこう述べている。「公開という考えが及ばなかった。反省している」。
 ところで、中日新聞がこの2月頃情報公開請求で入手した文科省資料にはこんな文章があったと報道された。
『文書には「世界版SPEEDIの試算結果は、関東および東北地方に放射性雲が流れるという結果。これらをみて、三役(文科相、副大臣、政務官)は一般にはとても公表できない内容であると判断」と記されている』

②高濃度汚染水の垂れ流しも過失ということになっている。それも、こともあろうにこんな言い訳が開陳されたものだ。海への流出口の目視箇所が瓦礫に覆われていて長く気付かなかった、と。これらの「失敗」が、最近の次の報道の大元になったのは間違いないだろう。原発から北20キロも遠くでとれた海底棲息魚などの放射能濃度が一向に下がらないのである。
 昨年5月13日の拙稿を抜粋する。
【 以前2号機が高濃度汚染水を垂れ流しにしていたと、大問題になったことがある。ところが、その2号機の垂れ流し目視点検が、4月20日で打ち切りになったのだという。そして酷いことに、こんなことが書いてあるではないか。
『福島第1原発3号機から11日、高濃度の放射能に汚染された水が海に流出していることが分かり、ほぼ同じ状況で流出した2号機の二の舞となった』
『11日昼に作業員がこの立て坑に水が流れ込んでいるのを見つけた。水位は上がっておらず、近くの海に漏れ出していると判断した』
 そして、今回の何よりも唖然とした話が、こうだ。
『3号機の立て坑は開口部にがれきが積み重なった状態で、11日に取り除くまでそもそも目視確認を一度もしていなかったことも分かった』 】
 一体この高濃度汚染水垂れ流しは、、いつから5月11日まで続いていたのだろうか。

③福島県立医大の副学長が本年1月、日本甲状腺学会会員の医師にこんな文書を出したらしい。
【2次検査の対象にならない子どもの保護者からの問い合わせや相談には「次回の検査を受けるまでの間に自覚症状が出現しない限り、追加検査は必要がないことをご理解いただき、十分にご説明いただきたく存じます」】
 これは、事故時18歳以下であった子ども36万人対象のうち、線量が高かった警戒区域13市町村、38,114人の子どもの検査結果発表にまつわるものである。チェルノブイリに詳しい医師などから大きな反論を喰らった文書だった。
 被爆児童の甲状腺追跡をなるべく福島だけに囲い込みたいということなのかなどと、勘ぐりたくなる。

④これは最近のことだが、「東北地方計約700カ所の放射能測定ポストすべてに10%ほど測定値が低くなるような過失があった」と報道された。原因は、計測器組み立て方のミス。なんでも脇に置いた電池関連の鉛が一部の周辺放射能を遮っていたというのだ。個人などの測定値に比べるとあまりにも数値が低いと話題になったところから調査、発見させられた「ミス」ということであった。10%低かっただけとは誰にも信じられていないのが、悲喜劇的な光景に見える。

(この項2は、⑤以下まだ続く)
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ザックジャパン(53) 長谷部誠の復活  文科系

2012年11月13日 09時19分55秒 | スポーツ

 ドイツはボルフスブルグの長谷部誠が、監督が交代したとたんに全ゲームにレギュラーとして復活している。前監督の下ではベンチにさえ入れなかったような長谷部が、10月25日監督交代の後は4ゲーム全てに先発なのだ。とともに、チームも3勝1敗と勝って、順位を上げてきたから面白い。移籍を希望した長谷部を気に食わないなどと、前監督に噂された独裁的性格がはしなくも示されたと思うのだが、どうだろうか。
現在のボルフスブルグは勝ち点11で、18チーム中16位。その上は9位が勝ち点14というのだから中位群の団子状態に追いついてきたというわけだ。長谷部が出場してからリーグ戦たった3ゲームで、5位のレバークーゼン(細貝のチーム)を負かすなど勝ち点6を得ている(現在総勝ち点11)のだから、まだどんどん上がって行くと思う。ちなみにカップ戦では、3位のフランクフルト(乾がいる、上り坂チーム)も負かしている。ちなみに、上記のこのレーバークーゼン戦について、こんなニュースもある。

【 長谷部に高い評価 サッカー独メディア採点
 [ケルン(ドイツ)共同]先週行われたサッカーのドイツ1部リーグで、3-1で勝ったレーバークーゼン戦に終盤まで出場したウォルフスブルクの長谷部誠は大衆紙ビルトが2で専門誌キッカーが3と比較的高い評価を受けた。
 採点は最高が1で最低は6。1-2で敗れたマインツ戦にフル出場したニュルンベルクの清武弘嗣が両メディアから3と、チーム内では最高に並ぶ採点。0-2で負けたバイエルン・ミュンヘン戦にフル出場したアイントラハト・フランクフルトの乾貴士はビルトが4でキッカーは3だった。[ 共同通信 2012年11月12日 19:13 ] 】

 この長谷部について、同じドイツの岡崎慎司が彼のブログでこう書いているのがまた、とても面白かった。岡崎の人柄も表れているようで、微笑ましくもあった。
【 てかやっぱり試合出るのが楽しくてしゃーないわ
後はやっぱり日頃の練習やったりを
全力でやっててずっと良ければ監督は使ってくれるんやと感じた
これはやっぱり世界共通なんやと思う!
試合で使うのは監督やけど、監督に使おうって思わせるのは自分の努力なんやな~
とふと思った
だから長谷部さんが試合に出たことがめちゃ嬉しかった
多分サテライトで苦しくても全力でやってたんやなと思う
そういう人間にやっぱりチャンスは訪れるんやなと!
俺もそういう人間でずっといたい
てかこれは長谷部さんに限った事ではない
細貝はじめは同級生で頻繁に電話したりするけど
バァーっとサッカーの話して、
出れるか分からんけどっていう環境から今はずっと試合に出だしてるし 】

 何度も言うがこのドイツ全体が現在、破竹の勢いである。進行中のヨーロッパチャンピオンズリーグ戦の全グループで首位に立っている。Bグループでは、内田のいるシャルケがアーセナルを押しのけて。Dグループで香川がいたドルトムントは、スペイン、オランダ、イギリスの各昨年度優勝チームを退けて。Fグループでもバイエルンが首位なのである。そんな訳なのだろうが、マンチェスターユナイテッドのファーガソン監督はドルトムントを優勝候補の一角に挙げている。

 ザックジャパン不動のキャプテン・長谷部誠、来年1月が来てやっと29歳。まだまだやれるはずだ。
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中国は日本をどう見ているのか?     らくせき

2012年11月12日 19時20分21秒 | Weblog
韓国中央日報が、中国の阮宗沢(中国国際問題研究所の副所長)に、
インタビューした記事の一部を紹介します。

民族主義は東アジア国家すべての問題だ。
すべて国家的な転換期であり、民族主義の噴出時期だ。
中国の国力が強まり、ある人は『有所作為(できることをする)』を叫ぶ。
一種の自負心の表現だ。

日本の民族主義も弱くない。 原因は日本の衰退だ。
自負心、衰退ともに民族主義を促進させる。
釣魚島(日本名・尖閣諸島)事件は両国の民族主義をさらに刺激した。

中国の立場は強硬だ。 以前のように耐えることはできない。
中国人の8割は日本を嫌っている。
これはリーダーシップに対する大きな挑戦だ。
リーダーシップは民族主義で揺れる可能性がある。
民族主義を健全な方向に導くことができるのもリーダーシップだ。

習近平は内部問題を重視するが、周辺国と平和・協力の方向で
発展することを希望している。 問題は日本だ。

日本はリーダーシップを欠いている。 最高指導者があまりにも頻繁に変わる。
釣魚島問題も東京都知事1人が日本の政策と日中関係を拉致してしまった。
日本は毎年、首相が代わり、リーダーシップが非常に不安定だ。
日本の民族主義を統制して引導することができない。

阮宗沢氏は、中国外務省直属のシンクタンク「中国国際問題研究所」で
対米外交と大国関係を研究。
著書に『中国の崛起と東アジア国際秩序の転換』。

あきらかに日中の力関係が逆転しているという認識にたった
余裕のあるお話ですね。
敗戦によって、日本は大人になったのか?相変わらず子供のままか?
国民の成熟度が日本の未来を方向付けそう。
そういう意味でも、今度の選挙は興味深いものがあります。





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保安院の大罪(89) 「フクシマ」、悪行一覧表(1)  文科系

2012年11月12日 09時46分56秒 | Weblog
 福島原発「事故」。これは同じレベル7のチェルノブイリと並べればこの世界に30年に一度もなかった大事故ということになる。人類の悪行も軽重、多種多様いろいろだが、これだけの悪行も戦争のない日本ではちょっと少ないという、そういうまとめを記しておきたい。あまりにも楽観的かつ断片的な擁護論などが巷にばらまかれすぎると考えていて、ここまでの拙稿「保安院の大罪」をざっと見直してきた、その末の産物だ。
 事故と言って済ませられない戦争にも匹敵するような意識的悪行、未必の故意と言える側面が存在すると思う。どれだけ多くの人々が故郷や家財を奪われたかとか、被爆地から避難所に立ち退きを迫られて命を縮めた人々の多さとか、予想される後遺障害の深刻さとかは、戦争を思わせる。また、この原因・背景に思いを馳せるなら、国権の最高機関国会が選んだ国会事故調査員会が「この事故にはいわゆる『規制の虜』が存在していた」と断言していることに注目すべきだろう。「規制の虜」、つまり原子力村への「規制側」の嘘、隠蔽、そういう世論工作などには、事故と言って済ませることができない犯罪的側面も多かったのではないかということだろう。事故以降無数に起こった嘘・隠蔽による事故の拡大などがまた、これを何よりも傍証していると思う。
 人の過失、未必の故意、犯罪などには軽重がある。権力者のそれはいかに重大なものになるか。政治がだらしない今、是非忘れてはならぬ事だと思うのだ。

1 直接の害悪の数々
①無数の人々の故郷や家財を奪った。子どものいる家庭には、「成人するまでは帰れない」と決意している人も多いだろう
②避難生活を強いられた家族の多くの高齢者、病人などが、その命を縮めた
③スピーディの非公開で浴びなくても良い放射能を浴びた人々も多い
④後遺障害予測について、半減期の短い放射性物質や、線量が低くとも出る晩発性障害とかのことがほとんど論じられていない
⑤高濃度汚染水を垂れ流した。これが海に沈んで、今でも高濃度汚染魚類が北20キロとかの遠隔地からさえ揚がっている
⑥地下水汚染のことも、害の質、大きさが分かるのは遙かに遠い先の話だ
⑦この垂れ流しについて、過失の度合い、つまり確信犯かどうかさえも、なにも明らかにされていない
⑧吉田所長の「水蒸気爆発だ!」というテレビ画面音声も、その後きちんと訂正なり、追求なりの処理がなされたとは聞いていない
⑨この水蒸気爆発は、毒性の高いプルトニュームMOX燃料を使った3号機についてのことであり、水素爆発よりも遙かに遠くまで重い物質を飛ばすから、極めて重大問題なのである。ちなみに、テルル132などという金属製の重い放射性物質が、7キロ先の浪江、大熊、南相馬まで飛んでいるとも報道された。

(続く、2 事故処理に示された嘘、隠蔽、犯罪性。 3 ? などを書くつもりです)
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