九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

ハリルジャパン(107) 岡崎2ゲーム連続得点!に見る「新方針」!  文科系

2017年08月20日 00時19分29秒 | スポーツ
 イングランドの岡崎慎司が19日、また得点した。これで、開幕から2ゲーム連続得点。それも、開始52秒で。
 リャド・マレズのシュートを相手GKが弾いたボールに、詰めていた岡崎がキ-パーより一瞬早く脚を伸ばして、ゴール!

 さて、この岡崎、今年から方針を変えると語っていた。こんなふうに。

『去年はいつも、60分で替えられた。まだ出来ると自分では思っていても、いつも替えられる。ならば今年は自分から60分限定とし、それまで守備も得点もと走り尽くしてやろうと思った。同僚FWバーディーよりずっと下がって守備にも走り、身方ボールになったら急いで敵ゴールにも詰める。60分それをやれば得点も出来るはずだ』

 こんな見事な覚悟が当たったのである。何と潔く、また賢い男だろう!
 
 ゴール前にさえ詰められれば彼はもっと得点できるのである。そこでの特技が二つあるからだ。一つは「生涯ダイビング」のヘディング技術。例えば、これ。敵ゴール前を高速で横切る低いクロスにさえ、弾丸のように飛び込んで行く「弓矢のヘディング」。これは、彼の専売特許のようなもの。今一つは混戦で人より速く出る最初の1、2歩。これが泥臭い得点に繋がるのであるが、師匠は元オリンピック短距離選手の杉本さん。
そう、
『岡崎は、ゴール前に居てこそまた、価値が出る』
 そして守備も期待されているのなら、もうこれしかない。60分限定の激しい上下動!
 岡崎慎司、これで今年の先発も確定した! そろそろ、日本歴代最高選手・中田英寿を超えるのではないか。 なんせ日本人には期待されていなかった、FW選手なのである。
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北ミサイル非難は、「本能寺」中国   文科系

2017年08月19日 22時24分11秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 アメリカ滞在者からの報告でも、米のテレビなどは一日中「北ミサイル」のオンパレードだそうだ。自分からは他国に撃てもしないミサイルを、日本の週刊現代なんかでも「日本のどこそこに落とす・・・!」と姦しいこと。
 ちなみに、この「撃てもしない・・・」については、この8月6日の拙稿『5日「北朝鮮」のあり得ない前提』や、13日『核が小型化したから撃てる?』をお読み願えれば理解して頂けるはずだし、また僕として嬉しいことだと申し上げたい。

 ところが最近の新聞などで、こんな米当局の発言がどんどん報道され始めた。
『中国が北を制止すべきだ。中国がそうしないなら、中国自身への日韓米軍事包囲網がどんどん進むだけ。だから中国は、北を諫めることだろう』
 かくて日本にはイージス・アショアや、オスプレイ17機に、ステルス戦闘機42機などなど・・・、「北ミサイル」という水を得た魚さながらに、わが国の武装化が勢いよく泳ぎ始めた。と、まー、僕には、あり得ない「脅威」前提による保守政治の「やりたい放題」に見えるのである。

 併せて、今までは中国に揉み手で柔らかく秋波を送っていたようなトランプが、ついに本音を獅子吼し始めた。「知的財産権を中国が侵害している」。また「一帯一路」の海においては、インド洋方面に各種大障害を作り始めたようだ。
 中国を支持する義理など僕には別に何もないのだが、「テロとの戦い」の次の「アメリカ軍拡理由設定」と見えて仕方ないのである。いよいよ、中国へのアメリカのチキンレース仕掛けが大々的に始まっていくということだろう。
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随筆紹介  役に立たないリハーサル     文科系

2017年08月18日 14時51分52秒 | 文芸作品
 役に立たないリハーサル    H・Sさんの作品です


 喫茶店の中での出来事だった。咲子がスマホの画面を私に見せた。画面の中には虹色に光る薄物の布に囲まれた咲子の顔があった。「これ棺桶の中に入った私を自撮りしたものなの」と咲子が言う。ええーと思いながら私は画面に見入った。
「次送るよ」と言いながら咲子は画面を変えた。画面には棺桶の中で仰向の姿勢で合掌している咲子の全身が撮影されていた。写真を見ただけでは状況の読めない私は、
「こんな姿をスマホに撮るなんて日常ではありえないでしょう。生前葬じゃないとすれば、これは、もしかして、葬儀社のイベントに出演したの」
「出演依頼はなかったが、飛び入りで出演。勿論出演料はなし。そういう事だよ」と、咲子は頓珍漢な返事をして、この写真についての経緯を話し始めた。

 今まで気にもしなかった葬儀社の広告が最近嫌に目につき、広告の中の生前見積りとか、終活とかそういう言葉が、咲子の心に重くのしかかり、頭の中を駆け巡るようになって来た。おおよその葬祭費用を聞くのも悪くはないと、葬儀社が主催する終活相談会に姉と二人で参加した。参加者は30人全員が女性だった。葬儀社の女性職員がスクリーンに葬儀の祭壇の種類、値段、手順とかを映し、説明を付けた。咲子が知りたかったことは女性職員の話で納得が出来た。
 話が終わり広間に会場を移した。広間には備えつけの実物大の祭壇があり、桐製の棺桶が置かれていた。棺桶の周りに集まった人たちの前で、蓋を取り女性職員が棺桶の中を見せてくれた。遺体の治まる場所も、それなりに工夫されていて、白い艶のある布が張られ、クッションが入れられているらしく、ふんわりとしているようだった。寝心地はいいのかな。箱の中に横たわって試してみたっていいじゃないの。咲子は突然沸き起こった自分の気持ちを抑えることが出来なかった。
「この中に私、入ってもいいですか」と、咲子は勇み足で女性職員に聞いていた。
「大歓迎です。どうぞ、どうぞ」と職員は勧めた。やってみるかと咲子は棺桶の中に入って仰向けになった。女性職員が咲子の顔の周りに添うように虹色の柔らかい布を入れて丁寧に巻きつけた。下半身も洋服の上から白い布が掛けられた。こんな経験することは二度とないだろうと思った咲子は、棺桶の中の自分をスマホで自撮した。
「そのままのお姿で目をつぶってくださればあと一枚、私がお客様をお撮りいたします」
と、女性職員が言った。咲子は職員にスマホを渡し撮影してもらった。それを見ていた参加者二人が「私もお棺の中に入り撮影してほしいと」申し出、スマホに写真を取り込んだ。
 そんなこんなでスマホに残した咲子の記念写真が私の目の前にある。

「貴女面白い体験をしたね。もうすぐ訪れるだろう日に備えてリハーサル、練習をやったわけだ。用意万端整えていざ出発ということかね。でもこれって本番の時は遺体になっているんだよ。当人は」と、私は言葉を返した。
「こんな事リハーサルしたって全く無駄だということだね」と咲子。
 二人で大笑いになった。                            
「軽い気持ちでやったことだけど、これを撮影した日から今日まで、笑えなかったのよ」
と、咲子は寂しげな顔つきだった。
「やりたいことやったのだから、気にしない。気にしない」と返す私に、
……咲子。よくもあんなことがやれたね。私はようやらんわ……と、一緒に参加した姉さんから軽蔑の言葉をかけられた。
 咲子と私の共通の友人。元小学校の女性校長からは、
……遊びじゃないんだから、こんなふざけたことやるんじゃないよ……と、釘を刺された。
ほか2、3人の友達からも非難の言葉が返って来た。
「何の気なしにお棺の中に入ったんだけど、こんな大ごとになるとは思わなかったわ」と、咲子はしょげていた。
「何言われたっていいじゃないの。自分の気持ちを抑えて我慢したことは、後で悔やむことが多いわよ。人それぞれだよ。咲子が納得してやったことだ。お葬式のリハーサルやったのよと、言い返してやりなさいよ」、私は咲子をけしかけた。
「リハーサル。そうだよね。役にたたないリハーサルだよね。ああー笑える」と、咲子の顔つきが柔らかくなって来た。
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米の対中政策で一言   文科系

2017年08月17日 08時22分47秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 表記のことに関わって、一言。

 トランプが、予想外れなほどに中国への姿勢が柔らかいとマスコミが報じている。
「まるで揉み手をしながらのように、ニコニコと・・」
 こう描いてきた新聞もある。何故なのか、この答えは軍事論議では到底分からないが、政治経済論議史を踏まえた観点からは、かなり容易になること。
 米産品を世界一の格差がある中国の金持ちたちに買って欲しいこと。次いでそれ以上に、元の完全自由化も含めて金融自由化を「お願いしたい」のである。アメリカが唯一得意なマネーゲーム、株操作、為替操作、デリバティブ売りなどによって、この国に累積した世界一の黒字収支分を掠め取りたいということだろう。
 だがこれは相手の制度問題絡みであって、「お願い」しかないのだから、無理。いくら揉み手をしてお願いしても。中国がユーラシア大陸とその海回路のインフラ整備で莫大な有効需要を作ってさえ、それに割り込むことさえも出来ないはずなのだ。これでもって、BRICSの連携こそは更に種々進むのだろうが。

 だから結局旧ソ連にやったように中国に軍拡競争とか、経済イチャモンから経済制裁というブロック経済主義的戦略を仕掛け返すことになろうが、軍事はいざ知らず、経済では日が昇る国と沈む国。随分複雑で、どういうことになるのか? これは、「帝国の興亡」というお馴染みのテーマだが、ここにおいて旧帝国は血みどろの存続戦に世界を引き込むのであるか?

「対中国の近い将来に、アメリカからゴルバチョフが出るか否か?! それこそが世界の最大関門である」
 と、こう問うたのが、伝統的イギリス経済学出身の老政治経済学者にして大の知日家、ロナルド・ドーア
。ソ連のゴルバチョフが「負けた」と諸手を挙げたから、両国の血みどろの戦いが避けられたという意味である。

 なお、ドーアは、もう一つの「平和的な帝国引退」例をこう挙げている。
「第二次世界大戦後には、世界の4分の1を領していた大英帝国が、その座を平和裏に降りるという奇跡が起こった」

 上記のイギリスとソ連、この両帝国の史上珍しい大英断には、どんな原因、背景が存在していたのだろうか。20世紀世界史における民主主義の発展、人の命の同じような大事さという感じ方、考え方の進展。この事は間違いなく原因の一つだったと思う。
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随筆  酷いスイミングスクール   文科系

2017年08月17日 06時04分30秒 | 文芸作品
   酷いスイミングスクール


〈やっぱり、息継ぎの時に下半身がかなり沈んでしまう。これじゃーこの昇級試験もダメ、パスしないだろう。八級に上がる試験は難しいとずっと聞いてきたけど、もう四回落ちることになるんだなー……〉。Mスポーツクラブ三階観覧席のラス越しに一階の二五メートルプールを懸命に泳いでいるハーちゃんに目を懲らしながら、僕はそう呟いた。
 三〇分後、着替えて戻って来たハーちゃん。苦笑いと自嘲とを混ぜ合わせたような顔で近づいてくると、黙って通知表を渡す。案の定、五項目各四点ほど計二〇点の点検項目が今日も一つ埋まったきり。あと三つほど残っている。

M総合スポーツクラブのスイミングスクールに孫のハーちゃん、もうすぐ七歳の女の子が通っている。大変流行っていて、土曜日などは一レーンに子ども十数人。つまり、六レーンなら八〇人を見て、これが一時間。ウイークデーの参加者は少なくなるにしても、土日のそれぞれ数時間だけでも何百人になろうかという大変な人気教室である。
 今のハーちゃんは、二五メートルをしっかりしたフォームで泳げるようにするクラスに居る。ところで彼女は、前のクラスまでは、スポーツ好きの僕が傍らで教えてきたこともあって、このクラスに入る直前には既に二五メートルを泳ぎ切ることが出来ていた。これは、僕自身が確認していることなのだ。それが、このクラスで確か八か月ほどになる現在、フォームも悪くなっていて二五メートルを泳ぎ切るのもあっぷあっぷなのである。当然二か月に一度の昇級試験にも、もう四回も落ちている。頑張って通っている彼女が落ちて帰ってくる日などは、可哀想でならない。

 さて、ハーちゃんの通知表のあちこちに目を配っていると、たまたま四月に赴任した新しい担当の先生が通りかかった。そこで、思い切ってこう切り出してみたのである。
「お尋ねしたいんですが、この子はこのクラスに入ったときはもう二五メートル泳げていたんですよ。それがいまは……?」
 と通知表を示しながらの僕の言葉に対して返ってきた返事に、僕はまー驚いたこと! なんと、平然と、こう返してきたのである。
「悪い癖がついたんでしょうね」。
〈そんな事は分かりきっている。悪い癖がつくと、子どもの場合は特に長い長期停滞が起こることも。でも、だからこそ悪い癖を付けないようによく注意していて、付いてしまったら芽の内に摘み取るべく早いうちに直すのがスクールというものだろう。それを「よくある普通のこと」と放置して憚らぬこの応対は一体何なんだ?!〉
 これが、月四時間のプール使用料金も含めてだが八千円というお金を取るスクールなのである。“それにしても……クラス人数の多さはどうなっているのか? ”などなど、返す言葉を考えているうちに、その先生は向こうに行ってしまった。
 なお、このスクールには別料金を払う特別授業というのがあって、速く進みたい人はこれを希望することも出来る。すると当然こんな推察も自然に起こってくるというもの。
“普通クラスで悪癖がついた子どもは儲けもの。昇級したければ金を出すだろう”。そう言えばこのスクールはハーちゃんと同じ癖を持った子が過半数とも見えるほどに異常に多いのである。この癖は、クロールでは最も多いものということも付け加えておこう。

 まー、こういうスクールを選んだ親が悪いのだ。この悪癖も。長期停滞も。そして昇級試験に何回も落ちることによってスポーツ成功体験を乏しくして、水泳を嫌いにするというやり方も。ついでに、普通の成功体験を得ようとすると大金が必要になる仕組みまでも。これら全部ここを選んだ親が悪いのだから、この責任は大金払って取り返せということも含めて、親の選択なのである。これらは、「事前によく調べたら分かること」なのだから。ただし、どう調べて良いのか? 

四年近くかかってこういう内情が分かった以上、このスクールを止めさせようと思う。幸いすぐ近くに僕が通っている市営のスポーツセンターがあって、そこのプールには有志先生らが家族的にやっている小集団の子ども教室がいくつもある。皆が微笑みながらやっている雰囲気が楽しそうで、子ども同士の会話などもずっと多そうだ。料金も遙かに安い。
 Mスポーツクラブに通っている連れ合いの料金は「月」八〇〇〇円。対するに、市営クラブ・ジムにだけ通っている僕の高齢者定期券は「年」四二〇〇円で、毎日通ってもこの値段は変わらないのである。別に高齢者向けプール回数券は一一枚千円で、ハーちゃんの小学生料金一回二百円を含めて僕と二人の教室なら一回三百円。こりゃ、僕が当分ここに時間を使うことになるのかな。

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過去の関連記事等の出し方   文科系

2017年08月16日 13時40分05秒 | その他
このブログが、1970さん最近の大奮闘もあってか、現在非常に盛り上がっています。因みに、この事では僕は心底70さんに感謝しているのです。いつも言うように、仲間内だけで「そうだ、そうだ!」とだけ言い合ってみても何の発展性も、面白みも、現実性さえありませんから。そんなこんなで、昨日までこの三日間の累計アクセスが745! 新しい読者も多いはずです。
 又、ここのブログは「昨日のアクセス・ベスト10」を観ても分かるように、古い長文エントリーを皆がよく読んで行かれる。なんせ、こんな長文ばかりなのに、一日のアクセス数の10倍もの閲覧数になるのが常ですから。つまり、200~300人の常連さんが1回10面も読んでいくということで、それだけ読む価値を感ずる記事が多いということなのだと解釈しています。

 さて、そんな事から今日は、古いエントリーの出し方について一言。


1 直近コメントのように、17年3月13日のエントリーと決まっている物ならば、こう出します。
①右欄外カレンダー直下の「バックナンバー」と書いた年月欄をスクロールして、17年3月をクリックする。すると直上のカレンダーがその月に替わる。
②そのカレンダーの中の3月13日をクリックする。すると、エントリー本欄がその日のエントリーだけに替わる。その日に複数のエントリーがあれば、その中からスクロールでお目当てのものを探して下さい。

2 なお、言葉検索から探す方法もあります。このように。
 ブログ右上欄外に「検索」欄があるから、そこに例えば「南京大虐殺」と入れます。同時にその横の「ウエブ」と書いた空欄がありますからそこをクリックして「このブログ内で」を入れます。そして、右端の虫眼鏡マークをクリックします。するとエントリー本欄が南京大虐殺関連記事だけに替わります。一番新しい物から順に古くなっていくという並べ方です。
 「南京」が、「ギター」とか、「安重根」、「慰安婦」、「中田英寿」とかでも同じことです。
 ちなみに、南京大虐殺でもなんでも、ここのなにかを批判してやろうと思い立たれた新入りさんは、是非このやり方でここの水準を調べてから何かを書いて下さい。でないと、あっさりと撃退されてしまいますから。
 言い換えればこういうことでしょう。ここがいつでも、勝つつもりで書いているのか、負けるつもりで書いているのか。少なくとも、僕等は懸命に勉強しなければならないわけです。ただ、はっきりと右思想の方で手強いと思った人は、過去にお一人しか居ませんでした。別エントリーにも書きましたが、「日本主義」という感じ方で書いてくるだけの人はもう、それだけでだめですね。歴史解釈の異論を知らず、言い分が浅いのが普通でした。

3 右欄外の「カテゴリー」から入る方法もあります。
 「小説、随筆」とか「書評」とか、「スポーツ」等はこれが便利です。一度試しに、カテゴリー項目のどこかをクリックして、どう画面が変わるかを見てみて下さい。


 こうしてここの古い記事を求めていくと2005年までさかのぼれますし、以降ずっとバックナンバー全てを読むことが出来るということ。ネットって、いやネットの大元のコンピューターって、本当に凄い物だと感心しきりでした。 
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ちなみに中国は侵攻中 1970

2017年08月16日 02時44分03秒 | Weblog
一路一帯計画を進める中国、人民解放軍がブータンに侵攻中。

インド軍と道路一本挟んで睨みあいやってるんだが、インドとしてもここを中国に実効支配されると安全保障上かなりの問題が出るので退かない。
ASEAN外相会議でも中国、インドの話し合いはもたれなかったので、キナ臭くなっている。

それにしても中国の拡大拡張政策はアジアの至るところで軋轢を呼ぶ。
長年に渡るインドとの国境紛争もあるので、ブータン侵攻で火がつかなきゃいいけどね。
インドはブータンと同盟関係なので守るだろう。
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北朝鮮⑧ 1970

2017年08月16日 00時45分55秒 | Weblog
というわけで、うす~い心理学も無事に片付いたw

正恩もミサイルを無事に発射台迄運んだようなので準備は完了。
まあ数年前と違い燃料が液体から固体燃料に変わったので発射台に設置したからと言って即発射する必要はなくなった。
米韓合同演習はもう少し時間があるので、発射はその時の可能性が高いだろう。

最近の動きで注目なのは、ロシアが盛んにメッセージを発してること。
中国は前からだが、ロシアも軍事衝突の可能性が高いからアメリカに自重を求めている。
これには2つの見方があり、ひとつは言葉通りの意。
もうひとつは、中国に続いてロシアも正恩をコントロール出来ず本当に何するか分からないのでヤバいというシグナル。
まあ両方正しいと思ってみるのがいいと思うね。

ここまで来ると問題は、グアムに飛ばす4発の精度だわね。
変な失敗はアウトになる。成功すれば交渉の芽も多少はある。
又、北朝鮮のミサイル技術や核開発技術が流れていると見られるイラン等も今回のグアム発射はかなり注目しているはず。

但し、アメリカと交渉しようが何処と交渉しようが結論は核の廃棄しかないので落とし処は無いんだけどね。
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今だから是非言いたいこと   文科系

2017年08月15日 13時23分53秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 人は時代を観るとき、現在の事件に目を奪われるもの。今は「グアムへの残酷首領によるミサイル発射」である。ちょっと前までの「テロとの戦い」が一挙にどこかに吹っ飛んでしまった。IS国の首都ラッカは、まだ陥落しきってはいないのに、世界の目は難民問題を含んだ中東から東アジアへと大方向転換を遂げてしまった。どうして?

 さて、こんな不自然な大転換は、誰かが意識して作ったに決まっている。冷静に考えてみれば、北が他国に核先制攻撃をすることなどあり得ないのだから。
 この光景は、決着がつきかけて、難民問題含めて誰が悪かったかと世界の皆が考えるようになってきた中東、「テロとの戦い」から目を反らせるかのようではないか。
 僕は今、一昔前の同じ大転換を振り返っている。1990年頃の冷戦終了、東欧崩壊を。この50年近く続いた冷戦時代と比較して、今の米軍事予算は2倍になっているのである。90年までの冷戦時代から、「テロとの戦い」時代を経て、現在の東アジアへの方向転換まで、この三つの世界戦略の一方側には、常にアメリカが存在した。

 こんな時だからこそ、ちょっと人類史を長く見たこのエントリーをお読み願いたいと思う。
『「戦争無くならぬ」という日本人のある特徴  2017年08月10日 』

 同時に、このエントリーに付けた直近三つの拙コメントもお読み願えれば、なお嬉しい。自らは他国に核先制攻撃も出来ない北の核に対するに、アメリカの奇襲攻撃は多少の可能性ありと思うのである。北の核発射さえ全て封じる先制通常攻撃の目算さえ立つならば。そして同時に、その方が、中国とのチキンレースを急がせることが出来るとも観るならば。
 その結果亡くなる人々のことなど何も考えていないということも既に証明済みである。イラク戦争は、関連死含めて50万人以上! 米、サウジ、カタール、トルコなどによる内乱工作で長引いてしまったシリア内戦では、それ以上の死傷と、世界最多の難民。


 アメリカ世界戦略が中東から東アジアへと大転換して作られたこんなどさくさの時にこそ、危ない国が二つあると、喚起したい。
 まず、別大陸現在最大の火薬庫、ベネズエラ。ここの初期シリアに酷似した「内乱」の帰趨を考える僕は、サウジの時代錯誤のような残酷極まる国王制政治を同時に思い出さないわけにはいかない。
 ベネズエラは世界最大の原油埋蔵国。サウジは二位の国だ。英米が支えてきたこのサウジは、アルカイダ最大のスポンサーとして知られている。イスラム国と同じ教義を小学生にたたき込み、国民には「勧善懲悪推進委員会」と呼ばれる警察力によって同じ教義を徹底厳守させてきた。金曜礼拝日に繰り広げられる中央広場での公開首切り処刑や、日常茶飯事の女性への暴力!
 シリアやベネズエラの民主主義を糾弾する国々が、どうして北以上のこの世界最凶悪国には何も言わないのだろうか? かと言って、国連加盟の独立国への外部干渉は一切禁じられているそのことには僕は賛成なのだが、それにしても・・・・。
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直近エントリーへの批判  文科系

2017年08月14日 20時02分39秒 | その他
『例の根拠のうす~い心理学』
『安全保障をこれまでに起きた紛争や戦争を下敷きに考えれば、想定外の事態というのはあり得ない。そんなことをまともに語っていた』
『それを否定する為に持ち出してきたのが、訳のわからない心理学ではこっちにしてみればその方がよほど悪い冗談になる。』

 さて、直近エントリーでは僕のここまでの言い分をほぼ全て君が認めたのだから、僕はもうほとんど批判はないよ。唯1点、僕の「心理学」を君が未だに矮小化していることだけを、今回は批判しよう。僕は最初に、これについてこう書いたよね。

『 5日「北朝鮮」のあり得ない前提 2017年08月06日
 昨日の「北朝鮮」論議は、ちょっと物を考える大人の常識で考えてみて、あり得ない前提に基づいた話だと言いたい。
 北朝鮮ミサイル使用論議ではいつも、ここがあり得ない前提だとずっと語ってきた。
『日本や韓国始め東アジアの国々は北朝鮮の核(使用)の恐怖に襲われる』
『北朝鮮のミサイル核開発がここまで来てしまった以上、日本や韓国も今までとは違う安全保障が求められる可能性が出てくることも否定出来ない。つまりは、核開発になる。』

 北が核を先ず使ったら、首領様は自殺するようなものだと、僕はずっと述べてきた。
 今でさえ自分の命が狙われていると十分すぎる自覚もおありだ。「(北が日本に落としても、アメリカが報復してくれるとは限らないので)即時核報復がないかも知れぬとして、日本には落としうる」というのがこのエントリーの「新味」なのだが、どこに落としても「遅かれ速かれの100%自殺が早まるだけ」という自覚は無いはずがない。アメリカの遙か彼方・クェート侵略のフセイン、「化学兵器使用」のアサド、「9・11のビンラディン」も懸命に研究してきたことだろうし。そしてまた、彼の自殺とは、朝鮮民族にとって末代までも重要な一族郎党に連なる大虐殺までも連想されるはずなのである。あたかも、ルーマニアの独裁者、チャウシェスクのように。
 そしてまた、戦後70有余年の世界史で誰も核を落としたことがないという知識も、この独裁者首領様は十分過ぎるほどにお持ちのはずだ。それが何故かぐらいは、多少の馬鹿でも自殺決意の前ほどには考えてみることだろう。こういうのが自殺の時の独裁者にこそ一種切実な現実的思考というものであると愚考する。独裁者の国のことは、独裁者の心理学が重要になるが、それも完全に欠如している議論ということだ。
 そういう事情すべてを含めて、現代国際政治史 独裁者の心理学などが欠如した、純軍事的な微かな可能性の思いつきだけを前提にした、有り難い論議にしか過ぎないと読みました。

 米軍は、自分主導でこの北を引っ張れる所まで引っ張って、中国含みのこのアジアにどんどん緊張を高めていくし、これからもそうしていくはずだ。そのためにも今は、北の馬鹿首領の心理分析は戦略の要になってくる。よって、北について僕が昨日書いた事など、とっくの昔に全て織り込み済みだよ。』


 この場合の「独裁者の心理学」は、これを僕が全部解明したと語っているのではない。文中末尾の方の記述によって、こういうことを指すのは明らかである。『アメリカもそういうことを懸命に研究しているはずだ』。そして、その中には、僕がここで首領様について語っている内容も含まれることになるはずだと。

 ちなみに、僕がこれを解明したと、一体どこに書いてあるのか? ちなみに、この1日後の7日エントリーで僕はこう書いている。

『チキンレースが、米軍主導でどんどん進展した場合、首領様が、どんな段階でどう出る可能性があるかなんて、米軍が専門家に研究して貰っているに決まっているのである。そんなことも推察できないのかと、こちらがむしろ不思議だよ。独裁者の国に対するチキンレース戦略では、彼の心理を見ることは参謀本部の研究の中心になる。第二次大戦で、ヒトラーを必死に研究したようなものだ。そんなことは、当然すぎる話。』

 僕がこう書いた7日以降も、君はずっとこのエントリー冒頭のような「(僕の)心理学」を言い続けているのである。まるで強情な牽強付会だけの馬鹿でしょう? 違うなら違うと証明してご覧なさいね。
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お笑い9条バトル③ 1970

2017年08月14日 19時10分54秒 | Weblog
過去100年50メートル級の津波は来ていない。だから大丈夫だ、と考えた人間がこの国には居た。そして、実際その津波が来たときに大惨事は起きた。
被害の有り様を目の当たりにした口から出た言葉は、想定外だったの一言。
これを仕方ない、あり得なかったんだからと済ませるならそれでいいだろう。
しかし、過去100年そんな津波は来てないんだからこれからも来ないと考えるのか、今までは今まで、これからも来ないという根拠にはならないと考えるのか。

確かに、自然災害と安全保障は違う。
しかし違うからと言ってあり得ないとか想定外とかで片付ける根拠にはならない。
心理学を持ち出しても同じ。
一度の戦禍で多くの人間が命を落とす。あり得ないを前提に考える話じゃないだろう。
その考え方の方がかなり人命を軽く考えてるんじゃないか?

そんなことはやらないはずだというのは、相手にただ下駄を預けてるだけ。
安全保障をまともに考えるならば、そのこと以外にこちらがあらゆる可能性を排除せず想定して用意することの方が重要になる。
それが分からないようだね。

戦争には絶対に不可避とする考え方も絶対に回避という考え方もどちらも危険な確信になる。予測においては全てのカードをテーブルに並べて考えなければ、次の大惨事を招くことになる。
あり得ないとか心理学的に大丈夫という前提を語るのもカードのひとつにはなるが、それであり得ると考えるカードを否定する材料になるわけが無いので。

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お笑い9条バトル② 1970

2017年08月14日 15時38分39秒 | Weblog
あなたたちには、がっかりだよ。これがここの特色と言えばそれで終わりかも知れないが。

ワタシによる北朝鮮のエントリーがお笑い仕立てになっている全ては、例の根拠のうす~い心理学とやらを大真面目に語った人に対するアンサーから始まっている。
『70年撃ってないんだから今回も撃つわけないだろう。そんなことすれば自殺行為だ。独裁者の心理学だ』
たったこれだけの思い込みへのアンサー。

こっちは安全保障に関して思い込みや願望を出来るだけ排除して様々な可能性を話していた。同じようなことはsica氏の話にも見てとれる。煽りでも何でもない。
安全保障をこれまでに起きた紛争や戦争を下敷きに考えれば、想定外の事態というのはあり得ない。
そんなことをまともに語っていた。
それを否定する為に持ち出してきたのが、訳のわからない心理学ではこっちにしてみればその方がよほど悪い冗談になる。
二人とも勘違いしてるようだが、お笑いバージョンなんてやるより大真面目に悪い冗談を語る方が更にタチが悪いんだけどね。

そして、まるでこっちが、先に北朝鮮が核を撃つかのように書いてると決めてるが、可能性のひとつとして書いてるだけ。別にグアムに撃つのが核弾頭だなんて話はしてないし、今までも国連の勧告を無視して通常のミサイルを撃ち続けてるのだから今度も同じだろう。

北朝鮮から先に撃つのはあり得ないというのも核についてだろうが、いきなり核を撃ってから武力衝突が始まるなんて可能性はそれこそ薄いだろうね。
但し、安全保障をまともに語ればその可能性もゼロではない。あり得ないなんて選択肢は無いところから考えるのが常識。

もうね、ヘンな思い込みや願望ばかり詰め込んだ話をするのは、特に安全保障の分野に関してはやめて欲しいんだわ。聞いてる方がバカバカしくなる。

そして、その方がよほど悪い冗談になるんだよ。

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70さんにお応え   文科系

2017年08月14日 12時06分53秒 | その他
 昨日最後の1970さんのエントリーにお応えいたします。


 管理者は3人で、大学時代の親友同士。僕も入っていると自覚しています。職業はそれぞれ別になりましたが、それぞれの職場とは関係なく、お互いの結婚式の実行委員会を今の配偶者らも含めたこの仲間でやりあって来た仲でもあります。
 開設直後に頼まれて参加し、副題をこう付けてくれと頼んで、今の副題ができたから参加したという僕としての経緯もあったとは、何度も述べてきたとおりです。


 また、ここまで70さんに応えてきた言葉は全て本心です。他人の本心をねじ曲げて解釈するのは卑劣な行為です。
 まず、出禁は一度もしたことがないのは誇りであること。ちなみに、出ていった人は居ますが、こういう理由だとここを読んでいればすべてお分かりいただけるはずです。ブログ副題に合わない要望を出し続け、それが入れられないから出ていくということでした。
 それでも、人が死ぬのを嘲笑うも同然の言動があれば出禁にするとも、70さんに述べてきました。


 なお、このような言葉は僕としては全部、こう否定しておきます。

『他人の書いたことをロクに理解も出来ず自分の解釈だけで話を広げたり変な方向に膨らませて勝手にキレる。
アホか、と』


 解釈を間違うのはおおむね貴方でした。僕は他人の文章を読めますし、よく読んでいます。だからこそ、「アホ」等というキレた言葉を使う必要がないのです。こんな会話としてはキレてしまった「結論」言葉だけというやり方ではなく、言葉の説明だけでやってきましたから。解釈を間違ったかどうかは、その論争の時に、その場で言うべきことでしょう。その場を離れて言うのは、これまた卑劣な操作というものです。
 どちらが誤読したかなどということは、ここの長文を読み慣れている200~300人の常連読者にはとっくにお分かり願えていることと、僕は愚考しています。これだけの人がコメントも含めてちゃんと読んできたからこそ、こんな長文ブログが12年も続いて、1日200人のアクセスが、それ以上にアクセスの10倍近い閲覧数があったはずなのです。アホと思う人の文章を読み続ける方いないと考えます。そして多分、ここで一番多くエントリー、コメントを書いてきたのは僕だと自覚しています。
 
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北朝鮮がミサイルをアメリカに・・・?  らくせき

2017年08月14日 10時31分58秒 | Weblog
金さんがミサイルを先に使うことはあり得ない。
アメリカが奇襲攻撃をする可能性のほうが高い。
しかし韓国がこれに賛成する可能性は小さい。

なのに今の日本の報道は今にも・・・と。
誰が黒幕なのかな?

1970さんも悪乗りはやめたら?

コメント (1)
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お笑い9条バトル 1970

2017年08月13日 17時21分20秒 | Weblog
いつ出禁になるか分からないんで。アメリカと北朝鮮の衝突が先かワタシの出禁が先か?
チキンレース 笑

今まで特に関心は無かったんだけど、そもそもこの掲示板は管理人は居るの?
居るなら誰かを出禁にするなんてのは管理人がやる仕事だろう。
いち参加者にそんな権限持たせたら又こうなる。
その人間がアホでアホがアホの基準で出禁にしたり出禁にするから、出禁に出来るんだと恫喝するのがこの掲示板や9条の会のスタイルならそれを遠慮なくやってくれ。
こっちは別に痛くも痒くもない話なんで。

一番ウザいのはやりもしないのにヤルヤルとうるさいこと。
どっかの国に似てるなw

他人の書いたことをロクに理解も出来ず自分の解釈だけで話を広げたり変な方向に膨らませて勝手にキレる。
アホか、と。
そしてそういう人間に対して今まで色々な参加者が憤り自ら去って行ったが気持ちは本当によく分かるよ。

ま、とりあえず繰り返しバカのひとつ覚えで出禁にするだの出禁に出来るだの言われるのはかったるいので、やるならとっととやるように。
コメント (2)
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