Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

和音と経過音

2005-01-29 16:49:00 | 新音律
17音平均律のCD(詳細は
http://www25.tok2.com/home2/atsushi1007ogata/
をごらんください)を聴いていただいた方から,以下のような感想をいただいた.
多少文章を変えてアップさせていただくことにする.

この17音平均律は,全音のあいだにふたつの1/3音(感覚的には半音といったほうがぴったりくる)があるものと解釈できる.
ドとレのあいだには,ド#とレbという,ふたつの音程の異なる音が入る.
またCDの前半には,17音平均律の旋律に,既成の和音をつけた曲が多い.
このことを承知して以下をお読みいただきたい.

**********

ドレミのばあい、レは経過音(あるいは狭雑音)ですが、ドとミが耳の残るのでCとかAmの支持和音が単純に抵抗なく入ってきます。
ドレミファの場合も同様、ドとミを強拍と聞くか、レとミを経過音と聞くかでCまたはFの支持和音が当てられると思います。
これらの選択により旋律と和音が音楽のイメージを作っているのではないかと思います。

ド・ド#・レb・レ・レ#・ミb・ミですとドとミの間の経過音がかなり多いので、ミの音が低いことは別にしても,Cの和音に乗っているようにはすぐには感じられませんでした。
むしろ、ド・ド#・レb、ド#・レb・レ、レb・レ・レ#などを支持するような和音もあるのではないでしょうか?
旋律の要素としては、大体3連音、または4連音ぐらいが、私の場合、塊として感じられるメロディーの単位です。それ以上は3と2に分けるとか・・・・です。

音楽を聴く時または暗譜する時あまりこのようなことを意識して聞いているわけではありませんが、とりあえずの感想です。
コメント (4)
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