goo blog サービス終了のお知らせ 

Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ビブラフォンによる Afro Blue

2021-02-28 10:01:49 | ジャズ
Mongo Santamaria の Afro Blue はコルトレーンの演奏で有名になったが,最初に取り上げたのはビブラフォン奏者カル・ジェイダー Cal Tjader のグループで,1959 年の LP Concert by the Sea に収められている.Wikipedia によればこの曲は1小節に3拍子と4拍子が同居する「複合拍子」のはしりだそうだ.楽譜で例マークした箇所 (他にも多数) がそんな感じ.

動画はゲイリー・バートンと小曽根真のモントルーでの演奏.MC を聞くとバートンにとってこの曲は,ジョン・コルトレーンの...でも,モンゴ・サンタマリアの...でもなく,カル・ジェイダーの...によるビブラフォンのレパートリーらしい.編曲はいじりすぎかとも思うが,それが個性かな.

サンタマリアはハービー・ハンコックの Watermelon Man のカバーでビルボード入りしたそうだ...認識していなかった.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジーンズ企画工房

2021-02-27 09:51:39 | エトセト等
備前・岡山のジーンズだけが有名になってしまったが,備後地方にも多数のデニム&ジーンズの工房があるのだ.
先日の神辺の美術展からの帰途,286号線で府中を抜けた芦田川沿いに「ジーンズ企画工房」の看板を発見.半額特売の箱から1本買った.見出し画像はこの店のHPから頂いた.

昨日おろしたが,小便がしやすい ! ラベルを見たら「多機能らくあき」という製品で,「介護用にも最適です」とあった.J 子が尻の周りがだぶついているといい,女店員さんはウェストサイズが同じで,もっとシルエットがスッキリするものもありますと言ってくれたが,試着が面倒なのでこれにしたのだった.彼女は大きい方が楽かもねと言い,カウンターの奥のミシンで裾上げしてくれた.
まだゴワゴワしているが,そのうち体に慣れてくれるだろう.



フルオーダーも可能.残る余生をオーダーしたジーンズで贅沢に過ごそうか...でも,生地選びだの仮縫いだのに通うには,ちょっと遠いな.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海田市 日浦山

2021-02-25 17:29:04 | エトセト等
熟年老年グループ5人で日浦(ひのうら)山.山陽本線海田市駅の北側に迫る山である.

朝は凍ったが,温暖化下の好天予報に,着ていくものに迷った.キルティングを着て行って始末に困る結果となった.
地図のBルートで上りだらだら2時間.Aルートで下り1時間,Bには猪が根元でヌタったためか,枯れた松が多数.Aの方が比較的よく整備されている.トイレなどはなく,純正登山コースと言いたいが,頂上の見晴らし案内板だけは立派.初心者コースのはずであったが,頂上付近は巨岩がごろごろ.股がじゅうぶんに開かない年寄りには結構辛い場面があった.
歩いていて足が痺れるような感じがあり,弾性ストッキングが原因だったかもしれない.滑って手首を擦りむいた.

J 子は駅前の「パン屋 jun」が気に入ったらしい.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

翔の会 洋画作品展

2021-02-25 07:25:32 | お絵かき
「翔の会」は広島県福山市を中心に活動する絵画グループ.J 子が二紀会の先輩画伯からご案内をいただいたので,会場の神辺文化会館へ.10人ほどのグループだが,6号から150号約70点で小(さくもない)ホールをうめた大展覧会だった.

ここでファンになったのが,諏澤雅恵さんの油彩画.花の絵などもあったが,上の「入学おめでとう」のような作品に楽しさがあふれている.



これは「家族」という作品.子ども達の成長の過程が描かれているのだろう.小品を横長な額縁にならべるところ,真似しようかな.



こちらは「もうすぐ記念撮影」と題する大作.バックにピアノの線描.右は部分.鉛筆?も動員して描かれた子ども達の表情を見ていると飽きない.
こうしたテーマが絵の原点かも.

受付におられた,若いお母さんという感じの 諏澤さんご本人と,すこしお話しすることができた.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松原みき「真夜中のドア」

2021-02-24 08:44:24 | エトセト等
1979年暮れの曲,松原みき「真夜中のドア」が国際的に再評価されているそうだ.1月には音楽配信サービス「Spotify」グローバルバイラルチャートで15日連続世界1位を記録.「Apple Music」J-Popランキングでも50ヵ国で1位を記録した.
「推し」というほどではなかったが,当時彼女が出るとわかれば,テレビのチャネルを回した.タテマエとしては,働きバチ生活をおくっていたはずなんだけど...
彼女について知っているのは,ピアニスト世良譲に見出されたこと,40代前半で癌で夭折したこと,くらい.

三浦徳子作詞だが,帰らないでと泣いてたたいているヒトは,ドアの内側にいるのだろうか.シチュエーション不明だが,それがかえって実体験と錯覚させる.見覚えのあるコーヒーの染み...あたりもうまい.
林哲司作•編曲のこの「真夜中のドア - Stay With Me」は10年早すぎた,と,立ち読みした本にあった.現在はスマホに入っていて,ときどき車でかってに再生される.



他に好きな昭和の歌,「黄昏のビギン」(1959),「白い想い出」(1963),「翼の折れた天使」(1985),....
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローランド・カークの循環呼吸

2021-02-23 10:25:53 | ジャズ
Wikipedia によれば
*****循環呼吸は,管楽器の奏法の一つ.呼吸の間も絶え間なく口から空気を吐き出すことによって息継ぎの無音時間をなくす技法.
クラシック音楽では特殊奏法とされるが,民族音楽においては北アフリカから中近東・アジア全域に見られ,特にオーストラリアのアボリジニの演奏はよく知られている.ジャズ奏者にはクラシック奏者よりも奏者が多く,現代音楽はこれを想定して作られた作品も多い.
循環呼吸の公式記録はサクソフォーン奏者のケニー・Gによる45分47秒(1997年)で、ギネスブックに登録された.非公式にはジャズ・サクソフォーン奏者のローランド・カークによる2時間21分が最高記録といわれている.
循環呼吸の習得は,適切な手順を踏めば困難ではないが,美しく演奏できるようになる実用レベルまでには数ヶ月から数年の期間を要する*****

何年前が忘れたが,ジャズ研の学生さんがストローによるブクブクを延々と続けて見せたことがあった.これだけでは手品みたいなもの.しかし,循環奏法で半永久的ロングトーンだけを想像するのは甘い ! 下の動画 Misty ではローランド・カークがアドリブ・フレーズを延々と切れ目なしに続けている ! 見て聞いているだけでは循環呼吸と分からない.
かってはグロテスク・ジャズと貶められていたローランド・カーク 1945-1977 だが,最近は評価が高まっている.もっとよく聞いておくんだった.



循環呼吸の原理は,鼻で吸った空気を頬あるいは喉にためて口で吐くことと,鼻で吸うことを同時に行うことだそうだ.声を出すには声帯に空気を通さなければならないから,この呼吸法を歌に応用して切れ目なく歌うことはできないとされている.
浪曲の桃中軒雲右衛門が延々と声を引っ張ったと,どこかで読んだことがあり,また数十年前のテレビでラテン・ボーカルトリオがラ・マラゲーニャでファルセットを延々と引っ張るのを視聴したことがあるが,どうなっていたんだろうか.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芥川賞「推し,燃ゆ」

2021-02-22 09:44:00 | 読書
待ち時間消化のため,文春3月号を表院の売店で買った.

芥川賞受賞作・宇佐見りん「推し,燃ゆ」とは波長が合わなかった,
松浦寿輝の選評「主人公は,生き辛さをアイドルの追っかけで辛うじて凌いでいる若い女性で,わたしなどにとっては,性も違い世代もかけ離れ,せいぜい日本人という共通点がある程度で,正直なところ,まあ異星人のようなものである.自分の部屋に「推し」の「祭壇」を作ることが救いになる,(中略)といった心のメカニズムにしても,一応知的に理解はしても,何一つ共感するところがない.」までは異議ナシ.しかし松浦氏は読み進めていくうちに「不意にじわりと目頭が熱くなってしまったり」するのだが,自分の場合はそんなことは全然なかった.

選評では一様に好評.「つまらん」と思うのはこちらの感受性が錆びついたせいだろう.父も母も今の常識では若死だったが,テレビにも小説にも晩年,次第に興味を失っていったようだ.

その選評で興味が生じた候補作は,砂川文次「小隊」.理由も経緯も説明なしに,突然ロシアとの戦闘が始まるらしい.読まずに感じたのは,「吉田同名」「半分世界」的な不条理.戦争というのは不条理なものなんだろう.

文春の総力特集:コロナ第3波「失敗の本質」も,SNS 情報に尾鰭をつけただけみたい.

松村公嗣のアマゴの表紙は好きだ.アマゴは名前を聞いたことがある程度だけど.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続 ねこ臨画

2021-02-21 09:11:34 | お絵かき
偶然 NHK E テレの「趣味どきっ 名画に学ぶにっぽん筆ペンイラスト」に遭遇.筆ペンで鳥獣戯画を模写していた.なるほど,筆ペンという手があったか! と,また熊谷守一の「名画」を「イラスト化」してみた.原画よりでぶで柔らかい感じになった.墨の色は一定だし,本物?の筆よりも自由度が少ないのはいたし方ないか.
モノクロだと寂しいので朱色で猫足判を押した.位置は左下がよかったかな.

もうちょっと複雑なものに挑戦したのが,国芳の dancing cat.
この前は水彩絵具で彩色したが,この度は蛍光ペンでチョンボした.原図では鼻の穴に何か突っ込んでいるようだが,よく分からない.



お手本より目をぱっちりさせたら,気味悪さが増したようだ.

原画と同じに描かなければならないとは,全く思っていない ! 臨書と同じく臨画も芸術なのさ !
コロッケの物真似は実物より面白い,あれが目標...という程度.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bobby Hutcherson 晩年の Little B's Poem

2021-02-20 08:53:04 | ジャズ
下はボビハチさんこと Bobby Hutcherson 1941-2016 の,たぶん10年くらい前 (ドラムスの Eddie Marshall は2011年に逝去) の録画だが,ピアノはシダー・ウォルトン.見出し画像の LP Components にあった,若い時のハービー・ハンコックとの演奏とは一味ちがう.

見事なマレットさばき,といいたいが,年寄りの目線が行くのは,椅子に座ってヴァイブを弾く場面.自分も2-3年前,立っているのが辛い時期があったが,この頃はそうでもない.
どこかのインタビューでボビハチさんは,歳をとったからマレットは軽いものにする,練習はあまりしない...などと語っていた.このへんは真似している.この動画より後の映像https://www.facebook.com/watch/?v=10154403040304675もある.

ゲイリー・バートンのようにさっさと引退を表明するのもひとつの行き方だろう.でもプロとしての活動から引退したからといって,ヴァイブに触らないわけではなかろう.

この地味な?曲が黒本にあるのがちょっと不思議.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナウィルス接種

2021-02-19 15:16:04 | エトセト等
ワクチン接種は努力義務だそうだ.努力も義務もきらい...しかしウィルスに感染すると「軽症」でもたいそう辛いらしいので,今のところは接種するつもり.

今のところは...とは,きっと,喉元過ぎれば熱さを忘れるから.
高齢者の接種が始まるのは4月,本格的な接種はさらに月単位で遅れる.いっぽう,ここらの田舎では,ウィルス騒ぎはいまでも対岸の火事.この調子では,希望的観測には,2-3ヶ月後は感染者数は話題に登らなくなり,自分も周囲も,なにも今更わざわざワクチンなんて,と思うようになるんじゃないの?

何千万人分とか何億人分とかのワクチンがダブついて余っても,税金で買うんだから構わないのかな.

無責任な観測でした.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

reading

/Users/ogataatsushi/Desktop/d291abed711d558e554bf7af66ee57d7.jpg