レイ・ブラッドベリ,伊藤典夫訳「 社交ダンスが終った夜に」 新潮文庫 (2008/10)
******** 内容(「BOOK」データベースより)********
深夜の路面電車に乗り合わせた男女の会話は、やがて不思議な結末へと…ふわりとした余韻を残す表題作のほか、急場しのぎにでっち上げ、リールの順番さえ間違えて上映した映画がベネチアでグランプリを受賞してしまう「ドラゴン真夜中に踊る」、ゴルフ場で偶然知り合った同名の老人の過去と自分の過去が、徐々に混じりあっていく「19番」など、いずれも“SFの抒情詩人”ならではの25編。
********************
あの「火星年代記」のブラッドベリ.学生時代はブラッドベリに夢中だった.もっとも英文で読もうとしたら歯が立たなかった,ハヤカワ本に比べペーパーバックの安っぽいのにも閉口した,何十年も,すっかり忘れていたのに,この本を衝動買い.
作者は1920年生まれ.これの出版は2002年で80台の作品ということになる,ただし全部が新作というわけではない.解説によれば,専属出版社が変わったことで,ここへ来て一気にブラッドベリの出版が相次いでいるらしい.
昔に比べてやや口当たりが苦いものが多くなったかな...とも思う.表題作は昔のようにロマンチックだが,よくわからない短編が混じっているところは相変わらずだ.訳者の名前も懐かしい.
******** 内容(「BOOK」データベースより)********
深夜の路面電車に乗り合わせた男女の会話は、やがて不思議な結末へと…ふわりとした余韻を残す表題作のほか、急場しのぎにでっち上げ、リールの順番さえ間違えて上映した映画がベネチアでグランプリを受賞してしまう「ドラゴン真夜中に踊る」、ゴルフ場で偶然知り合った同名の老人の過去と自分の過去が、徐々に混じりあっていく「19番」など、いずれも“SFの抒情詩人”ならではの25編。
********************
あの「火星年代記」のブラッドベリ.学生時代はブラッドベリに夢中だった.もっとも英文で読もうとしたら歯が立たなかった,ハヤカワ本に比べペーパーバックの安っぽいのにも閉口した,何十年も,すっかり忘れていたのに,この本を衝動買い.
作者は1920年生まれ.これの出版は2002年で80台の作品ということになる,ただし全部が新作というわけではない.解説によれば,専属出版社が変わったことで,ここへ来て一気にブラッドベリの出版が相次いでいるらしい.
昔に比べてやや口当たりが苦いものが多くなったかな...とも思う.表題作は昔のようにロマンチックだが,よくわからない短編が混じっているところは相変わらずだ.訳者の名前も懐かしい.