Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

倉式珈琲店

2018-07-31 09:48:59 | エトセト等
広島本通りアーケード街の角の2階に2年ほど前に出現した大きな店.暑かったところに「かき氷」の看板で,惹かれるように入ってしまった.冷房が効いていたので,初志は軟化して「あずきスムージー」に満足した.ただしストローが細くて小豆が詰まる.すぐそばのダイソーに直径1センチくらいの太ストローを売ってるのにね.

メニューに「お持ち帰りコーヒー豆」を発見し,改めてここは珈琲専門店であったと認識した.100グラム370円はデパート価格より安い.200グラムを豆のまま買った.
「中煎り」とあったのだが,開けて見たら黒光りしていて,我が定義では深煎り.でも新鮮.この店で「深煎り」はどんな風か,興味津々.

ホームページに曰く.

*****当店では通常よりもコーヒーを細目に挽いて短い時間で抽出します。 これは煮沸時間を短くし、雑味が出るのを抑える為です。
抽出時間が短いので、通常より多くの粉を使っています。そのため、とても香りが高くコクのあるコーヒーとなっています。 多目の粉で短時間抽出する事で、香り高く、雑味の無いコーヒー本来の味をお楽しみ頂けます。*****

最近は浅煎り粗挽きのあっさりコーヒーが優勢に思える.倉式は classic かな? それはそれで結構なことである.メニューの各地のコーヒーもお手頃価格.窓に沿ったカウンターはひとりでも座りやすい.再訪したい.

ホームページで岡山を本拠とするサンマルクグルーブに属していて,倉式珈琲店は北海道から九州まで全国展開していると知った.
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三匹のクマに覗かれるカフェ

2018-07-30 07:48:45 | エトセト等
河口湖畔のパン工房『レイクベイク』.ぶどうによる自家製の酵母から熟成種を起こし10日間かけて作り上げたパンがご自慢.
木彫りの動物が多数いるが,ホームページを見ても作者などの情報は得られなかった.

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シャトー JUN

2018-07-29 10:55:06 | エトセト等
20数年前に勝沼を適当に歩いていて入ったワイナリーが JUN だった.VAN JUN の JUN として頭に刷り込まれていたらしく,今回勝沼に行って思い出したのがここ.ぶどうの丘の麓...というか,中腹に健在だった.

戸口まで行ったが CLOSED の札が出ている.しかしうろうろしていたらドアが開いた.

シャトーはJUN グループの一員とのこと.おしゃれな T シャツ達も置いてある.アジャパー氏の影響が残っていてバンジュンと思い込んでいたが,VAN は別会社.ここのファッションブランドは JUN と ROPE だそうだ.

このときはただ飲みしただけだったが,勝沼からの帰りがけにまた立ち寄り (CLOSED 札は勝手知った感じでものともせず),またたくさん試飲して,ワインも買った.

甲州2016 白 2160円*****
適期に収穫された葡萄をステンレスタンク、低温発酵にて果実の風味をそのままワインに再現しました。洋ナシ、花梨、柑橘類の香りが穏やかに感じられます。味わいは、果実を連想させる甘味をキレよい酸味が下支えする形で、ワインに奥行きを与えています。余韻も穏やかにつづく、一年を通して楽しみたい、中口タイプのワインです。*****

カウンターにデコレーションのため? 桃やスモモが積んであり,よかったらお持ちなさいと言ってくださった.「貴陽」というスモモは高価で,東京で買ったら果物代がワイン代を上回ったことだろう.

応対してくださったのは写真のヒゲ氏.おばさん達の後刻の会話.
- きっと桃もスモモも食べ飽きているのね... (今,甲州盆地は桃の季節.)
- 朝 応対したのは彼の奥さんね.
- 奥さんだったら桃やスモモをくれたかしら.

素見す (ひやかす) なら小さいワイナリーがよい.でも CLOSED でもノックするくらいの強引さが必要.

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山梨大学ワイン 樽発酵

2018-07-28 08:05:37 | エトセト等
こちらは白ワイン.
下記評価はvinicaによる.



製造はフジッコワイナリー.自社畑では「甲州」を垣根栽培しているそうだ.

山梨工業会ネットショップでは,価格は2160円.先日のヤマソービニオンは3024円.

大学のHPには「甲州種の樽内発酵とタンク内発酵におけるワイン成分の相違に関する研究の成果を製品化しました」とあるが,成分の相違を具体的に示していただきたいもの.樽発酵・樽熟成をうたうワインなら,この勝沼でもいくつかのワイナリーで製造販売されているが,この山梨大ワインがどういう特徴があるのかもわからない !

製造元フジッコワイナリーのリストには「フジクレール 甲州樽発酵 2017」というのもあり,こちらには大学ワインより詳しく

 樽発酵・樽熟成 約5ヶ月 5ヶ月間シュール・リー状態(バトナージュを行う)新樽比率 約12.5%(全フレンチオーク樽、ミディアム〜ミディアムプラストースト使用)

などのデータが記載されている (残念ながら十全に理解はできないが...).これと山梨大ワインとは同じものなんだろうか?

とか言いながら,豆腐チーズと美味しくいただいています.
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ペーパープレーン

2018-07-27 08:27:55 | 読書
スティーブ・ワーランド, 井上 里 訳,小峰書店 (2018/1).

図書館の,夏休みに読みなさい図書の一冊を,読む資格がないものが借用,優等生的な児童文学.自分は小学生時代は優等生であったためか,とても楽しく読んだ.
☆☆☆☆

Amazon の内容紹介*****
オーストラリアのちいさな町で父親とふたりで暮らすディラン。紙ひこうきを作って、飛ばす楽しさに出会ったディランは、国内の紙飛行機大会を辛くも勝ち抜き、東京で開催される世界大会の切符を手に入れたのだが……*****

オーストラリア映画脚本のリライト版.映像で見たいと思わせる場面が続出する.
日本人ミキが主人公の彼女という儲け役で登場.母親に死なれて廃人みたいになってしまった父親,それと対照的な祖父,ワシのクライブなどが良い.結末は大人の小説と違って「人生は紙ヒコーキ」とはならない...いや,やっぱりなったのかな.ファンタスティック...というと褒めたことになるが,リアルでない.そこまでの展開が科学的だったのに,ちょっと残念.

巻末の「紙飛行機の折りかた」は自分の約70年前の方法と同じだった!
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山梨大学ワイン

2018-07-26 08:33:33 | エトセト等
山梨大学ワインをいただいた.

ヤマソービニオン.HP から引用すると,これは
「山梨大学が,御坂峠(山梨県笛吹市)に自生している山ブドウ(♀)に,ヨーロッパ系の赤ワイン用品種であるカベルネ・ソービニオン(♂)を1978年に交配し,淘汰・選別を繰り返した結果,1990年に新しい品種として種苗登録をしたブドウで」を用いた,「山ブドウの野生的なアロマを待ち合わせ.酸味や渋にまろやかさのある赤紫色の美しいワイン」である.

山梨通の友人によれば,今回の勝沼行で一番美味しかったワインだそうだ.

製造元のまるき葡萄酒株式会社まで行ったが,残念ながら現在これは品切れだった.
ちなみに,1977 年に勝沼から2人の日本人,高野正誠と土屋龍憲が渡仏しワイン造りを学んだ.まるき葡萄酒は土家龍憲によって設立された.

大学のHPでは,注文はできるが,価格がわからない.
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第28回 「波の会」展より

2018-07-25 10:49:18 | お絵かき
水害を免れた作品たちより,独断と偏見でピックアップさせていただいた.描かれた方を存じ上げない作品もかなり.



精緻な作品.一般にこのような小さい作品が評価されない傾向は残念.



女子会だそうです.以下,いくつかの作品で額のガラスに映り込んだ光源が煩わしいが,お許しを...



家族のお楽しみを題材にした作品は,プロの画家の展覧会ではあまりお目にかかれないかも.



なんだかわからないが,怖い.すごく上手い.



とてもきれい.



先生は構図を褒めておられたが,人形? の表情がいい.ガラスに映った会場風景が不思議な効果をあげてしまった?



戌年の絵手紙の先生の作品だが,これはコースターに描かれている.



細部にいろいろな発見を期待でき,見て飽きない.
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くるみだれ蕎麦

2018-07-24 08:49:41 | エトセト等

あづみ野食品の十割蕎麦をいただいたので、くるみだれ (くるみつゆ?) に挑戦。

くるみはフライパンで炒って香りを出す。
蕎麦に付いてきたつゆに、くるみ、味噌少々、砂糖ちょっと、豆乳を入れ、フードプロセッサに...と言いたいが面倒なのでミキサーに。
盛り蕎麦の要領で食べる。

余ったたれは蕎麦湯でのばして、と思ったが、暑かったので豆乳でのばしていただきました。

冷やし中華・つけ麺にもよさそう。
くるみ代わりにピーナッツでもよさそう。
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仁木 英之「奏弾室」

2018-07-23 06:34:52 | 読書
徳間書店 (2018/3).
図書館で借用.

Amazon の内容紹介*****
郊外の林の中にある洋館は、音楽教室になっていた。そこには、ちょっとワケありな生徒たちばかりが通っている。
ある日、そこに音の善し悪しが解らなくなってしまった学生が、音に惹かれて、迷い込んだ。
「僕僕先生」シリーズなどのファンタジーから、歴史小説など、様々なジャンルで活躍する著者が挑む意欲作!
小誌「読楽」で連載したものに短篇1本を書き下ろしで収録。*****

奏弾室は相談室.主人公も厳しかったピアノの練習がトラウマになっている.
7話の連作だが,徐々に作風が変化する.ちゃんとした設計図なしに成り行き任せで書いた感がある.
各話に「主よ,人の望みの喜びよ」「どんなときも」「ホーダウン」...と,楽曲の名前がついているが,ここに登場する音楽教室の先生はジャンルを問わずなんでも来いである.正確無比だが心がない演奏って,ハイフェッツのピアノ版?

主人公の匂いフェチの草食学生と,この神秘的な先生との関係もモヤモヤしたまま.学生は姉とふたり暮らしだが,この姉にもレズがほのめかされる.

著者の「僕僕先生」「海遊記」はよかったが,この路線はどうかな? と思いながらも,最後まで読まされてしまった.純文学風に書けば,現代の雨月物語になったかも.

☆☆☆
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冷房を入れて寝る

2018-07-22 09:28:14 | エトセト等
今朝 7/22 の朝日俳壇.こちらは子はないから電話もないが,しばしば「老夫婦熱中症死,冷房機動作の形跡なし」といった報道.

われわれ世代は冷房は贅沢=罪悪である.寝室のエアコンは設置以来20年近いが,ほとんど動作させたことがない.しかしこのたび初めて設定28度を試みたところ,極めて快適.以来くせになっている.

小学生時代,夏休みに毎日朝昼晩と気温を測らされた記憶があり,30度を越えることは滅多になく,これが達成されると快哉を叫んだものだ.この時代のネットで東京の日最低・日最高・日平均気温をググると (単位は度)

  1949年7月 日最低21.9 日最高31.5 日平均25.3
      8月  22.9 31.0 26.6

  1950年7月 日最低23.5 日最高31.0 日平均26.5
      8月  23.2 30.4 26.2

  1951年7月 日最低21.2 日最高28.3 日平均24.3
      8月  23.5 31.6 26.7

というところ.当時は10度 (というのは大げさだが,四捨五入で...) も低かった.
現代の平均的日本人にとって,気温が体温を上回る事態は初体験であろう.

過去にもこのような気候変動があったことは間違いない.その都度順応できなかった個体が淘汰された結果が,現在の動物相植物相なのだろう.現代の人類はといえば,科学技術の力で人類全体として誰ひとり (は言い過ぎだが,理想としては) 淘汰されないようにしている.美しい努力ではあるが,冷房を入れることは地域規模の気温を上げることに直結する.ポジティヴ・フィードバックである.

小中学校に冷房を! という声への,そんな贅沢な! という反論は的外れだが,冷房すれば万事解決というわけにはいかないのだ.
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