近藤史恵,角川書店(2018/3).
Amazon 内容紹介*****
少女たちが学園にまつわる謎と怪異を探る、青春ミステリ・ホラー
歴史あるお嬢様学校、凰西学園に入学した真矢は、マイペースな花音と友達になる。ある日、「幽霊が出る」という噂のあるピアノ練習室で、二人は宙に浮かぶ血まみれの手を見てしまうのだが……。*****
ぼく的に初めてのジャンル.
女子高校を舞台とする6話連作.怪談の因果は明示される.ちょっと気安く人が死にすぎるという気はする.
上記紹介のように,真矢の立場から記述される.しかし花音の母親が作家で,プロローグとエピローグはその母親作家の目線.連作の進行とともに花音の変化がほのめかされ,エピローグが思わせぶり.6話中5話はKADOKAWAの怪談専門誌「幽」に連載されたそうで,続編も期待できそう.
カバーイラスト (またよし) は裏表紙側に続いている.扉は楽譜が透けて見えるしかけ.
著者は手堅い職人作家であるという先入観を,裏切られなかった.
☆☆☆
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少女たちが学園にまつわる謎と怪異を探る、青春ミステリ・ホラー
歴史あるお嬢様学校、凰西学園に入学した真矢は、マイペースな花音と友達になる。ある日、「幽霊が出る」という噂のあるピアノ練習室で、二人は宙に浮かぶ血まみれの手を見てしまうのだが……。*****
ぼく的に初めてのジャンル.
女子高校を舞台とする6話連作.怪談の因果は明示される.ちょっと気安く人が死にすぎるという気はする.
上記紹介のように,真矢の立場から記述される.しかし花音の母親が作家で,プロローグとエピローグはその母親作家の目線.連作の進行とともに花音の変化がほのめかされ,エピローグが思わせぶり.6話中5話はKADOKAWAの怪談専門誌「幽」に連載されたそうで,続編も期待できそう.
カバーイラスト (またよし) は裏表紙側に続いている.扉は楽譜が透けて見えるしかけ.
著者は手堅い職人作家であるという先入観を,裏切られなかった.
☆☆☆