長田弘 朝日文庫(2012/03)
「BOOK」データベースより ----------
まだ死を知らぬ頃に体験した、祖父の火葬の夜。肩車されて頭上に広がる世界。こんがり焼いたおにぎり。路地の奥。竹林。雨―。かつて経験し、ふとした隙に思い出される記憶。今も心の中で光を放ち続ける情景を描く24篇の詩は、わたしたちの人生の一瞬の輝きを照らし出す。----------
1998 第一回桑原武夫学芸賞を受賞.巻末には学芸賞の選考委員による選評.
カバー挿画 福田利之.
タイトルに詩集とあるが,一行一文分かち書きが詩という先入観で見ると,詩はひとつもない.
あとがきによれば
「記憶のつくり方」は,記憶の庭にそだったことばを摘んで.かたちにとらわれずに,ただ,忘れたくないことだけを誌したものだ.詩とされるなら,これは詩であり,エッセーとされるなら,これはエッセーである.
だそうです.
「BOOK」データベースより ----------
まだ死を知らぬ頃に体験した、祖父の火葬の夜。肩車されて頭上に広がる世界。こんがり焼いたおにぎり。路地の奥。竹林。雨―。かつて経験し、ふとした隙に思い出される記憶。今も心の中で光を放ち続ける情景を描く24篇の詩は、わたしたちの人生の一瞬の輝きを照らし出す。----------
1998 第一回桑原武夫学芸賞を受賞.巻末には学芸賞の選考委員による選評.
カバー挿画 福田利之.
タイトルに詩集とあるが,一行一文分かち書きが詩という先入観で見ると,詩はひとつもない.
あとがきによれば
「記憶のつくり方」は,記憶の庭にそだったことばを摘んで.かたちにとらわれずに,ただ,忘れたくないことだけを誌したものだ.詩とされるなら,これは詩であり,エッセーとされるなら,これはエッセーである.
だそうです.