路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【政界地獄耳・01.29】:公約ほごの「変節」を正当化した石破茂の詭弁

2025-02-01 07:40:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【政界地獄耳・01.29】:公約ほごの「変節」を正当化した石破茂の詭弁

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・01.29】:公約ほごの「変節」を正当化した石破茂の詭弁 

 ★国会では衆参の代表質問が始まり、与野党の論戦がスタートした。衆院では立憲民主党代表・野田佳彦が「自民党は企業・団体献金の透明性を高める法案をまとめたようだが、私たちが主張する企業・団体献金の禁止とは隔たりが大きい」と問うと、首相・石破茂は「企業・団体献金自体が不適切とは考えておりません。“禁止より公開”との考え方により企業・団体献金も含めた、政治資金の透明性を確保する取り組みを進める」と応じたが、自民党案では現在のPDFの閲覧より情報が絞られ、結果透明性とは逆行する。

 ★また主要野党が今国会の大きなテーマとして据える選択的夫婦別姓についても首相は党内に配慮して、ネット番組で、各世論調査では旧姓の通称使用拡大の支持が多いことを論拠に「どちらの考え方にも偏れないなら、折衷案もあり得べしかと思う」と今までの発言を後退させた。公明党は夫婦別姓について本来積極的で、01年に党が独自の民法改正案に盛り込み推進してきた。28日、選択的夫婦別姓制度導入を推進するプロジェクトチーム(PT)の初会合を開き、自民党との与党案作りに着手した。ただ自民党は今まで通りの調子でこの問題に臨むと大きく誤る。公明党は与党内でも“ものいう与党”にかじを切っている。都議会議員選挙や参院選が夏に待ち受ける中、自民党の都合に翻弄(ほんろう)されては党勢が持たないからだ。

 ★石破は昨年の総裁選挙で発言した“公約”について「わが党は強権独裁政党ではない。大勢の理解を得ながら党をまとめていくことも私の仕事だ」「党内融和を優先するつもりはないが、丁寧に丁寧にやっていきたいと思っている」「言ったこと全てを実現するのは民主主義政党がやることではない」と公約ほごの「変節」を正当化した。首相になって実現したい大きなテーマがないのか、首相になるのが目的だからかと思うが、せめて自分の掲げた政策を実現するための努力やアクションを見せたうえで国民に説明してほしい。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2025年01月29日  07:28:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【HUNTER・01.31】:【速報】:西元健福岡県議会議員(自民)に公選法違反の疑い|選挙区内に大量の違法ポスターと違法看板

2025-01-31 05:15:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【HUNTER・01.31】:【速報】:西元健福岡県議会議員(自民)に公選法違反の疑い|選挙区内に大量の違法ポスターと違法看板

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER・01.31】:【速報】:西元健福岡県議会議員(自民)に公選法違反の疑い|選挙区内に大量の違法ポスターと違法看板

  福岡県議会の西元健議員(築上郡・豊前市選挙区。自民・当選4回)に公職選挙法違反の疑いが浮上した。

            ◆   ◆   ◆

 今年3月23日に投開票がされる豊前市長選への立候補を表明している西元氏は、選挙区である豊前市内に自身の顔写真と氏名を大きく記載したポスターを大量掲示。昨年12月に新しく開設した事務所には、外部に見えるような形でズラリとポスターを並べて、市長選に向けた活動を展開していた。

 公職選挙法は、首長や議員の任期が満了する日の6カ月前から当該選挙の期日(投開票日)までの間、公職の候補者または公職の候補者となろうとする者の氏名やその人物が類推されるような事項を表示する文書図画の掲示を禁止しており、西元氏のポスター掲示は、この規定に抵触する可能性がある。

 また、西元氏の事務所の現状のように同一ポスターを集中掲示することも違法。さらに、西元氏が代表を務める自民党支部の建物などに設置、掲示されている政治活動用看板も、法が貼付を定めた「証票」が期限切れになったり、証票自体がないものばかりだった(*下の画像参照)。県議4期を務め市長を目指そうかという政治家の規範意識のなさには呆れるしかない。

 自民党福岡県連は豊前市長選における同氏の推薦を決めたと報じられているが、ルールを守れない人物に行政のトップが務まるのか疑問だ。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 社会 【話題・地方自治体・福岡県議会・西元健議員(築上郡・豊前市選挙区。自民・当選4回)に公職選挙法違反の疑いが浮上】  2025年01月31日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【HUNTER・01.29】:【2025参院選】:先行き暗い日本維新の会提案の「予備選」

2025-01-30 07:05:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【HUNTER・01.29】:【2025参院選】:先行き暗い日本維新の会提案の「予備選」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER・01.29】:【2025参院選】:先行き暗い日本維新の会提案の「予備選」 

 日本維新の会の代表に就任した大阪府の吉村洋文知事にとって、初めての大舞台となるのが今年夏の参議院選挙だ。知事は就任会見で「1人区で野党候補を一本化する。前哨戦、野党間で準決勝が必要だ」と発言。維新は吉村知事の意向を受けて「2025年参院選に向けた野党間予備選の実施案」を発表した。他党の反応は……。

             ◆   ◆   ◆

 「先週末、いきなり維新の事務方から電話があって『野党間の予備選の説明をしたい』『早いほうがいい』と連絡してきた。すると維新の幹部2人が資料を片手に来たのでびっくり。党幹部が2人もそろってお出ましとは」と話すのはある野党幹部。国会、議員会館などを行脚しているのは、維新の岩谷良平幹事長と守島正選対本部長代行だという。

 夏の参議院選挙で248議席のうち改選となるのは124議席。そのうち1人区は全国で32選挙区となる。だが、2019年の参議院選挙では立憲民主党や野党系無所属が1人区を10の選挙区で勝ち抜いている。今回も現職の10人は全員出馬するか、もしくは後継にあたる候補が用意されている。

 維新の予備選案は、参加するかどうかの締め切りを2月28日に設定。まず、3月に1人区で政党名をあげて世論調査を実施する。その結果と昨年10月の衆議院選挙の比例代表における得票数をポイント化したものを合わせ、ドント方式で参加した政党に候補者を立てることができる選挙区数を割り当てるという。その上で希望する選挙区の調査となり、他党と重複しなければ、その政党が擁立可能。、重複した場合は世論調査をネットなどで実施し、5月に最終決定するという仕組みだ。維新が公表している資料をみても、なかなか理解しづらい内容である。ある立憲民主党の幹部はこう話す。

 「だいたい、野党といっても各党とも主義主張が違う」「維新の出してきた案で、世論調査という直接、有権者が見えづらい数字で決めるという。それに公職選挙法の関係から候補者ではなく政党名で調査するというが、有権者は候補者で選ぶのだから、調査にならない」

 国民民主党の幹部はもっと冷淡だ。

 「仮に維新の案を受け入れて一本化しても、うち(国民民主)と政策の違う維新は応援できない。それでは一本化の意味がないだろう」

 吉村知事の主張は「野党共闘、野党統一候補ではない」「一本化された候補者を、他党が応援することは義務付けない」「参加した政党が、予備選で負けた選挙区では候補者を立てることはできない」というもの。これには前出の国民民主党幹部が「それを野党共闘っていうんだよ。吉村さんはなんもわかっちゃいない」と突き放す。

 維新から、予備選の説明を受けたという共産党の小池晃書記局長は「維新とは、憲法をはじめ政策が正反対。その政党との選挙協力のようなことを、国民が納得することはない」として参加しない意向を明かした。

 維新の幹部は「共産党の拒否反応は織り込み済み。ただ、この案は維新が絶対優位になるものではない。むしろ、立憲民主党のほうが得をする。立憲民主党が参加しなければ予備選をやる意味もなくなる。立憲民主党を説得できるかだ」と先を睨む。

 2019年の参議院選挙では、前述したように立憲民主党を中心とした野党系が1人区で10議席とった。しかし、2022年には4議席にとどまったている。同年の秋田選挙区を例にとると、勝利した自民党候補が約19万票。2位の国民民主党候補が16万票で、3位の立憲民主党候補が6万票、共産党候補が2万票、参政党候補が1万票と続いた。野党系がまとまれば、自民党に圧勝していた可能性が高い。

 19年の秋田選挙区では、立憲民主党系の無所属が24万票あまりを得、自民党の候補をを約2万票差で振り切った。維新や共産党が候補者擁立を見合わせた結果だったの言うまでもない。

 吉村知事は「野党が、うちもうちもと候補者を出すと、いつまでたっても自民党に勝てない」と言う。しかし、維新は19年、22年の参議院選挙で1人区をとったことがない。現在、1人区で議席を有しているのは前原誠司氏が代表だった教育無償化を実現する会に所属していた滋賀選挙区の嘉田由紀子氏だけだ。立憲民主党の中からは、次のようは冷ややかな声も聞こえてくる。

 「大阪中心の維新の狙いは近畿地方の1人区。嘉田氏の滋賀に和歌山と奈良。東北や東海では立憲民主党や国民民主党の勢力が強くて(候補者を)立てられない。近畿で1つでも1人区が獲得できれば儲けもの。要は、維新が1つでも選挙区で議席をとりたいということ。吉村さんは、それを成果にしたいからやっているようなものだ。それに、もし予備選でうちが勝っても、維新のことだから無所属候補を出すといった方法で約束を反故にすることが十分ありえる」

 実は、維新内部でも予備選には反対論が少なくない。馬場伸幸前代表時代にも、同党の岩谷氏らは何度も予備選の実施を訴えていたが、採用されなかったという。維新関係者が次のように内幕を明かす。

 「馬場前代表は主戦論ばかりで、予備選の話にはまったく応じてもらえなかった。岩谷さんは吉村代表とは大阪維新の会で当選同期。馬場さんとは対立するグループにいる。馬場さんたちに対抗して、なんらかの成果を出したいとぶち上げたのが予備選。正直、他党から言われているように予備選をやって滋賀、和歌山、奈良のうち1つでもとれたらラッキーという感じ。そうなれば、吉村代表や前原副代表のメンツが立ちますからね」

 つまりは、維新の“内部抗争”から発展した予備選ということ。実現性は乏しい。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・行政 【政治ニュース・日本維新の会の代表に就任した大阪府の吉村洋文知事にとって、初めての大舞台となるのが今年夏の参議院選挙だ】  2025年01月29日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【兵庫県知事選】:兵庫・斎藤知事とPR会社代表を公職選挙法違反疑いで告発の弁護士 知事の「厳罰処分」を要望 さらなる書面を警察・地検に提出

2025-01-28 07:12:20 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【兵庫県知事選】:兵庫・斎藤知事とPR会社代表を公職選挙法違反疑いで告発の弁護士 知事の「厳罰処分」を要望 さらなる書面を警察・地検に提出

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫県知事選】:兵庫・斎藤知事とPR会社代表を公職選挙法違反疑いで告発の弁護士 知事の「厳罰処分」を要望 さらなる書面を警察・地検に提出

 兵庫県の斎藤元彦知事の選挙運動について公職選挙法違反の疑いがあるとして、神戸地検と兵庫県警本部に告発状を提出した弁護士が、24日午後会見を開きました。弁護士は、斎藤知事などに科してほしい「処分」について意見を示した書面を、24日中に兵庫県警や検察に送付したということです。<button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26"></button><button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26">兵庫県・斎藤元彦知事とPR会社代表</button>

        兵庫県・斎藤元彦知事とPR会社代表(読売テレビ)

 ■ 【動画】「おびえている。病んでるから休めと」死亡した元兵庫県議を追い詰めたSNSの誹謗中傷 同僚議員語る 知事選後には「奥さんは錯乱、家族を守らなあかん」NHK党の立花氏は投稿削除し謝罪  

 24日午後4時から会見を開いたのは、企業コンプライアンスなどが専門の郷原信郎弁護士です。郷原弁護士らは2024年12月、斎藤知事の選挙戦について「斎藤知事は自らの当選を得るために選挙運動の対価として71万5000円をPR会社に支払い、PR会社の代表はこれをうけとった疑いがある」と告発。斎藤知事とPR会社代表に公職選挙法違反の疑いがあるとする告発状を神戸地検と兵庫県警本部あてに提出し、受理されていました。

 元稿:讀賣テレビ 主要ニュース 社会 【疑惑・地方自治体・兵庫県知事選・公選法に抵触】  2025年01月24日  16:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【疑惑】:兵庫県知事選で公選法違反疑惑…雲隠れのPR会社女性社長は今何を?斎藤元彦氏まさかの再選から2カ月

2025-01-28 07:10:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【疑惑】:兵庫県知事選で公選法違反疑惑…雲隠れのPR会社女性社長は今何を?斎藤元彦氏まさかの再選から2カ月

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【疑惑】:兵庫県知事選で公選法違反疑惑…雲隠れのPR会社女性社長は今何を?斎藤元彦氏まさかの再選から2カ月

 昨年11月の出直し選で、兵庫県の斎藤元彦知事が再選してから、17日で2カ月。「まさかの返り咲き」の後も県政の混乱は続く。再選直後から公職選挙法違反疑惑が浮上し、今なお収束の気配は見えない。

 疑惑の発端は投開票3日後の昨年11月20日、県内のPR会社「merchu」(メルチュ)の折田楓代表の告白だった。投稿サイトに「広報全般を任せていただいた」とし、斎藤陣営のSNS戦略を書き連ねたのだ。

<picture></picture>(折田楓氏の「note」から)

 この内容などを根拠に、斎藤側がPR会社にSNS運営など選挙運動の報酬約70万円を支払った疑いで公選法違反(買収)容疑の告発状が神戸地検と県警に送付され、昨年12月16日に受理された。

 この間、折田氏はメディアの前に一切、姿を現さず、メルチュのオフィスはもぬけの殻。雲隠れを続ける折田氏は今、何をしているのか。

 「オンライン会議で顔を合わせましたが、以前と変わりない様子でした」

 そう語るのは高知県広報広聴課の担当者だ。メルチュは今年度、同広聴課の「SNS公式アカウント分析等委託業務」のコンペを約246万円で落札。今年3月末まで業務を委託されている。担当者が続ける。

 「騒ぎになってすぐ連絡があり、『大丈夫です』と。今も業務に支障は生じておりません」

 ほかにもメルチュは今年度に広島市観光政策部「SNS活用プロモーション業務」を約807万円で、徳島県県民ふれあい課「SNSを主軸とした徳島新時代情報発信業務」を約800万円で、それぞれ請け負っている。

 「折田代表とは今も連絡を取り合っており、ずっと変わらず業務を続けてもらっています」(広島市観光政策部)

 「担当の方から『予定通りやります』と報告があり、本件の依頼は滞りなくこなしています」(徳島県県民ふれあい課)

 渦中の人になっても「仕事きっちり」とは抜け目のない折田氏だが、いずれの担当者も「知事選の一件については特に説明をいただいていない」と声を揃えた。

 知事の疑惑は晴れないまま、被災地の兵庫は17日、阪神・淡路大震災から30年という大きな節目を迎えた。

             ◇  ◇  ◇

 兵庫県の選挙管理委員会は15日、昨年11月の兵庫県知事選で「公職選挙法の趣旨を損ないかねない事案が発生した」として、当選を目的としない立候補に対する法整備を総務省に要望すると明らかにした。●関連記事【もっと読む】『兵庫県選管が立花孝志氏の“斎藤元彦アシスト”を問題視…「2馬力選挙」規制は実現するのか』で詳報している。

 ■関連記事

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース マネー 【トピックスニュース・選挙・兵庫県知事選・公職選挙法の抵触疑惑】  2025年01月18日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【兵庫知事選】:県選管が立花孝志氏の“斎藤元彦アシスト”を問題視…「2馬力選挙」規制は実現するのか

2025-01-28 07:10:40 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【兵庫知事選】:県選管が立花孝志氏の“斎藤元彦アシスト”を問題視…「2馬力選挙」規制は実現するのか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫知事選】:県選管が立花孝志氏の“斎藤元彦アシスト”を問題視…「2馬力選挙」規制は実現するのか

 ついにメスが入るのか。

 兵庫県の選挙管理委員会は15日、昨年11月の兵庫県知事選で「公職選挙法の趣旨を損ないかねない事案が発生した」として、当選を目的としない立候補に対する法整備を総務省に要望すると明らかにした。

<picture></picture>斎藤元彦知事(右)の当選をアシストした立花孝志氏の「2馬力選挙」/(C)日刊ゲンダイ

 県の選管は「ある候補者が他の候補者の支援をすること自体、公職選挙法が想定するところではなく、実際に行われると公平性の観点から問題があると考える」と話した。要望書は17日に、総務省の選挙部長に手渡す予定だという。

 公選法では、候補者1人あたりの選挙カーや配布ビラの数など、数量制限が定められている。しかし、先の兵庫県知事選で、無所属で立候補したN国党党首の立花孝志氏は「自分は当選を目指さない」として、選挙期間中に斎藤元彦知事の“応援演説”を展開。単純計算で発信力が2倍になり、不公平だとの声が上がっていた。

 この「2馬力選挙」は、国会でも問題視された。昨年12月3日の参院本会議で、立憲民主党辻元清美参院議員が「(他候補の応援が許されれば)誰かを当選、または落選させる狙いで複数人が立候補する選挙運動が可能になってしまう」と指摘。村上誠一郎総務相は「一般論」と断ったうえで、「候補者が他の候補者の選挙運動を行う場合には、その態様によっては公選法上の数量制限などに違反する恐れがある」と答弁した。

 ■憲法違反の懸念も

 果たして、法整備は進むのか。政治学者で公選法に詳しい日大名誉教授の岩井奉信氏はこう話す。

 「立候補の自由や選挙運動の自由は憲法で保障されており、最大限認められるべきものです。今回のような法整備をすれば、そうした自由を制限してしまいかねません。また、『他の候補者を応援』するという行為の定義は、議論が分かれるところ。法整備は難しいでしょう」

 拙速な法改正の危険性も指摘する。

 「最近の選挙では想定外のことが次々に起こり、公選法について改めて考える必要が出てきている。しかし、それらの問題が一時的な現象なのか、過渡期に起こる現象なのかの議論も十分ではありません。法整備を急ぎすぎると制度に欠陥が生じ、思わぬ形で悪用されるといった問題も起こりうる。時間をかけて議論していく必要があります」(岩井奉信氏)

 病める日本の選挙は、熟議で改善していくしかなさそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 今や新聞、TVメディアでは、すっかり“キワモノ”扱いのN国党党首の立花孝志氏だが、かつては正義感にあふれた人物だった。【関連記事】『立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い』で詳しく報じている。。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース マネー 【トピックスニュース・選挙・兵庫県知事選・公職選挙法の抵触疑惑】  2025年01月17日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【兵庫県政大混乱】:「SNS監修はPR会社にお願いすることに」神戸市議が暴露した決定的証拠のLINEは警察にも持ちこまれていた…その意図とは?

2025-01-28 07:10:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【兵庫県政大混乱】:「SNS監修はPR会社にお願いすることに」神戸市議が暴露した決定的証拠のLINEは警察にも持ちこまれていた…その意図とは?

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫県政大混乱】:「SNS監修はPR会社にお願いすることに」神戸市議が暴露した決定的証拠のLINEは警察にも持ちこまれていた…その意図とは? 

斎藤知事(左)、折田氏(中央)、上原氏(右)(集英社オンライン)

 ◆折田氏は主体的な関与ではなくボランティアだったと主張していたが…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【兵庫知事選挙】:斎藤知事の選挙期間中のSNS監修を巡る問題 神戸市議が経緯を説明し、公職選挙法違反を否定

2025-01-28 07:10:20 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【兵庫知事選挙】:斎藤知事の選挙期間中のSNS監修を巡る問題 神戸市議が経緯を説明し、公職選挙法違反を否定

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫知事選挙】:斎藤知事の選挙期間中のSNS監修を巡る問題 神戸市議が経緯を説明し、公職選挙法違反を否定

 兵庫県・斎藤元彦知事の知事選挙のSNS監修を巡る問題で、神戸市の上原みなみ市議がYouTubeに動画を投稿し、斎藤知事とのSNS監修に関する連絡を取った経緯などを説明し、「直ちに公職選挙法違反になるとは言いがたい」と公職選挙法違反を否定しました。

<button class="article-image-height-wrapper expandable article-image-height-wrapper-new" data-customhandled="true" data-t="{"></button>

斎藤知事の選挙期間中のSNS監修を巡る問題 神戸市議が経緯を説明し、公職選挙法違反を否定 © 関西テレビ

 兵庫県知事選挙で斎藤知事のSNS運用など、「広報全般を請け負った」とインターネットに投稿した兵庫県内のPR会社に、斎藤知事の陣営から71万5000円が支払われていました。

 斎藤知事側はこれまでに「ポスターデザインなど法律で認められている項目の支払いだった」と説明し「公職選挙法違反にあたらない」と主張しています。

 ■斎藤知事と「SNS監修はPR会社にお願いする形になった」という内容のやり取り

 【上原みなみ神戸市議】「昨年12月20日、読売新聞に掲載された記事において、SNS監修はPR会社にお願いする形となったというLINEを受け取った支援者というのは私です。ただ、そのLINEのやり取りを報道機関に持ち込んだのは私ではありません。また情報提供者がリークするにあたり、私が承諾したものでもありません。

 その経緯について説明いたします。

 10月5日、斎藤知事と広報担当者と私の三者で初めてお会いしました。その面談の場を設けてくれたのが、本件をマスコミに情報提供したKW氏です。

 その日、私は斎藤知事に対し、県民に理解してもらいやすいような動画配信をすべきで、撮影や編集をお手伝いできるとお伝えしました。すると、動画編集できるスタッフがいないので助かりますと言われ、その場で試しに撮影してほしいと依頼され1本動画を作りました」

 ■「広報担当者からSNS監修はPR会社にお願いする形となった」と連絡

 【上原みなみ神戸市議】「しかし、翌日6日朝、広報担当者からSNS監修は(PR会社)にお願いする形となりましたというLINEが届きました。

 結果的に表立った支援をする機会はなくなりましたが、その後も斎藤知事からは演説会場を知らされ、個人的に応援に行くなど友好な関係が続いていました。

 一方で、私を斎藤知事に会わせてくれたKW氏に一連の流れを報告したところ、確認のためLINEの画像を送るよう言われました。

 それが、KW氏によって、私が知らない間に今回の報道機関への情報提供に使われてしまったのです。これまで私が沈黙を続け、できるだけ関わらないように記者の取材を断ってきたのは、今まで通り、地道な政治活動を続けたい私にとって、まったく望んでもいない売名行為と言われたくなかったこと、選挙が終わったあとも、長引く県民の分断の材料になることを避けたかったからです」

 ■「直ちに公職選挙法違反になるとは言いがたい」と上原市議

 【上原みなみ神戸市議】「ただ、今回の報道で様々な憶測が飛び交った中、事実を発信するしかないと思い、行動することにしました。私が受け取ったLINEの内容は選挙前ですし、報酬があったかどうかも分かりませんので、このLINEの内容をもって、直ちに公職選挙法違反になるとは言いがたいと思います。

 ただ、もし警察から事情聴取などの協力依頼があれば、私は応じるつもりです。私が望むのは兵庫県民が一日でも早く一つになり県民のための県政が滞りなく行われることで、兵庫県が全国から魅力ある街として認知されることです」

 元稿:関西テレビ 主要ニュース 社会 【事件・疑惑・選挙・兵庫県知事選・公選法に抵触疑義】  2025年01月15日  12:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【兵庫知事選挙】:「選挙のSNS監修はPR会社に依頼」と神戸市議が動画投稿 兵庫知事の公選法違反疑惑で

2025-01-28 07:10:10 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【兵庫知事選挙】:「選挙のSNS監修はPR会社に依頼」と神戸市議が動画投稿 兵庫知事の公選法違反疑惑で

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫知事選挙】:「選挙のSNS監修はPR会社に依頼」と神戸市議が動画投稿 兵庫知事の公選法違反疑惑で

 昨年11月の兵庫県知事選で、斎藤元彦知事が県内のPR会社に有償で広報宣伝を任せたのは公職選挙法違反(買収)罪に当たるとして刑事告発された問題で、上原みなみ神戸市議が14日、X(旧ツイッター)に投稿し、選挙前に斎藤陣営の広報担当者からSNS監修をPR会社に依頼する旨のメッセージを受け取ったと明らかにした。斎藤氏側はPR会社への広報宣伝委託を否定している。

斎藤元彦知事

 上原市議の投稿によると、市議は告示前の昨年10月5日、斎藤氏や陣営の広報担当者と面談し、動画配信で「撮影や編集をお手伝いできる」と提案。だが、翌6日に広報担当者から「SNS監修はPR会社にお願いする形となりました」と通信アプリ「LINE(ライン)」で連絡を受けたという。

 上原市議は産経新聞の取材に、メッセージに関する一部報道を受けて名乗り出たと説明。一方、広報担当者は「答えられない」としている。

 疑惑を巡っては、PR会社の女性代表が投開票後にインターネット上で「広報全般を任せていただいた」と投稿。斎藤氏のX公式応援アカウントなどを「管理・監修していた」と記載した。同アカウントは、上原市議が広報担当者から連絡を受けた翌日の10月7日に立ち上がった。斎藤氏の代理人は、ポスター製作費などでPR会社に71万5千円を支払ったことを認めたが、広報の監修を依頼したことは否定している。

 ■告発者の私的情報漏洩に対応鈍く 斎藤兵庫知事、削除依頼も告発もせず「第三者委で調査」

 ■斎藤兵庫県知事への告発状、県警が受理

 元稿:産経新聞社 主要ニュース 社会 【事件・疑惑・選挙・兵庫県知事選・公選法に抵触疑義】  2025年01月14日  21:27:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【文春砲!】:斎藤元彦&キラキラPR女社長 「SNS運用依頼」の決定的証拠LINEを独占入手!

2025-01-28 07:09:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【文春砲!】:斎藤元彦&キラキラPR女社長 「SNS運用依頼」の決定的証拠LINEを独占入手!

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【文春砲!】:斎藤元彦&キラキラPR女社長 「SNS運用依頼」の決定的証拠LINEを独占入手!

 昨年11月の兵庫県知事選。県議会で不信任を突き付けられて失職、再選を果たして返り咲いた斎藤元彦氏(47)だが、疑惑の火種はくすぶり続けている。

 再選わずか3日後のことだった。“斎藤陣営のSNS監修者”を自称するPR会社「merchu(メルチュ)」代表の折田楓氏(33)が、noteで「斎藤陣営で広報全般を任された立場として、まとめを残しておきたい」とその成果を誇示する内容を投稿するや、公職選挙法違反疑惑が指摘され、いまや刑事告発されるまでに至っている。

<button class="article-image-height-wrapper expandable article-image-height-wrapper-new" data-customhandled="true" data-t="{"></button>
斎藤氏と折田氏のミーティングの現場(折田氏noteより)© 文春オンライン

 当の斎藤氏は、折田氏の投稿を「盛っている」と非難。「SNS運用は斎藤本人と陣営で主体的に行った」との説明を繰り返し、法に触れることはないと強弁してきた。

 しかし――。

 「週刊文春」 は、あるLINEのやり取りを入手した。知事選告示に先立つ昨年10月、斎藤陣営の広報担当者とある神戸市議との間で交わされたメッセージである。そこには斎藤氏が「SNS運用は本人と陣営で主体的に行った」とする従来の主張を覆す、重要な証拠が残されていた。

 1月13日配信の 「週刊文春 電子版」 では「証拠LINE」の文面を写真付きで掲載。またメッセージのやり取りを行った斎藤陣営の広報担当者と神戸市議に対する直撃取材の様子を報じている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル)

関連するビデオ: 兵庫・斎藤知事「ヘビは脱皮して強く」 県政運営への決意語る (テレ朝news)

 元稿:文藝春秋社 主要出版物 週刊文春 社会 【疑惑・選挙・兵庫県知事選・公選法に抵触疑義】  2025年01月13日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【文春砲!】:斎藤元彦・兵庫県知事代理人が“キラキラPR女社長”折田楓氏に「口止め工作」をしていた

2025-01-28 07:09:40 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【文春砲!】:斎藤元彦・兵庫県知事代理人が“キラキラPR女社長”折田楓氏に「口止め工作」をしていた

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【文春砲!】:斎藤元彦・兵庫県知事代理人が“キラキラPR女社長”折田楓氏に「口止め工作」をしていた

 兵庫県知事再選から1カ月。斎藤元彦氏(47)を巡る状況は混乱収束の兆しが見えない。

            ◆◆◆

 ◆言い分が対立する中でのスクープ

 「PR会社『merchu』代表の折田楓氏(33)が『広報全般を任された』と『note』に投稿したのに対し、斎藤氏はボランティアが話を盛っているだけ、と言い分が対立しています。12月16日には公職選挙法違反だとして神戸学院大の上脇博之教授と郷原信郎弁護士が提出していた告発状が兵庫県警と神戸地検に受理されました」(社会部記者)

 
<button class="article-image-height-wrapper expandable article-image-height-wrapper-new" data-customhandled="true" data-t="{"></button>
斎藤氏の代理人の奥見司弁護士© 文春オンライン

 そしてついにはこんなスクープまで飛び出した。

 「読売新聞は20日、選挙告示前の10月6日に斎藤陣営の広報担当者が支援者あてに『SNS監修はPR会社にお願いする形になりました』とメッセージを送信していたと報じました。『SNS運用は斎藤事務所が主体となって行った』とする斎藤氏側の主張の信憑性が揺らいでいます」(同前)

 ◆県からmerchuに、業務委託していた

 捜査関係者が言う。「折田氏の居場所や他人との連絡状況はほぼ把握している。証拠隠滅はできない状況です。折田氏が過去に県の事業を受注していたことも重要な判断材料になります。斎藤氏が知事に再選した暁には県の事業を新たに受注させる約束を交わしていた可能性も視野に入る」

 小誌は、merchuが2022年に県の地域情報アプリ「ひょうごe-県民アプリ」のリニューアルを担当した際の資料を入手。県は東京都内のソフトウェア開発企業とシステム運用保守業務について契約を結び、同社からmerchuに一部の業務が再委託されており結果的に県からmerchuには同年6月から10月まで66万円が流れていたことがわかる。斎藤氏の1期目から両者の関係は存在したのだ。

 折田氏への包囲網がじわじわ狭まる中、当の本人は疑惑噴出以降、貝になったまま。前出の捜査関係者は呆れたように言う。

 「斎藤氏の代理人弁護士が、折田氏に『カンモクしとけ』と言っているようです。そして折田氏は素直にそれに従ってしまっている。別に黙っていたって今更折田氏が有利になる可能性なんてゼロなんですが……。それ以上に、当事者である斎藤氏の代理人が関係者に口止め工作をしていることの方が問題です。事実なら深刻な捜査妨害と捉えられかねません」

 ◆守秘義務違反の可能性が浮上

  他方、そもそもの発端となった文書問題を巡っても新たな動きが。

 「斎藤県政の問題点を告発する文書を作成した元県民局長のX氏(故人)の公用PCに入っていたとされる私的情報について、『斎藤氏の側近だった前総務部長から見せられた』と複数の県議が百条委員会の聞き取り調査に説明したのです。地方公務員法上の守秘義務違反に抵触する可能性がありますが、前総務部長は10月に出頭した百条委で証言を拒否しました」(県関係者)

 これに対し斎藤氏は、「前総務部長からは夏頃、直接『漏洩等をしたことはない』と確認した」と報道陣に説明。情報の漏洩があったかどうかも焦点になっている。

 ◆証拠となる、支援者とのLINE

 そんな中、小誌はX氏が自死する前に斎藤氏がこの私的情報漏洩問題を把握していた証拠となるLINEを入手している。送信日は6月29日。X氏が自死する1週間以上前で、送信者は斎藤氏の支援者。メッセージは“既読”の状態だ。

 〈維新の岸口議員が、元県民局長とA子(原文は実名)の不倫関係を暴露して欲しくなければ、元県民局長の出頭要求を取り下げろという内容の裏取引を持ちかけてきたとのことです。この事は、脅しと受け取られ結果として交渉は、決裂し状況が更に悪化しました〉

 支援者は取材に対し、「斎藤さんは私がLINEを送った後も『今は動けない』と、この脅迫行為を止めなかった」と明かした。

 関連するビデオ: 兵庫・斎藤知事「ヘビは脱皮して強く」 県政運営への決意語る (テレ朝news)

兵庫・斎藤知事 きょう再選後初の証人尋問

 ◆「代理人を通じて……」

 代理人弁護士の折田氏への口止めの事実関係などについて質問状を斎藤氏に送付したが、回答は〈現在、各事案について調査・捜査が行われておりますので個々のご質問についての回答は控えさせていただきます〉だった。

 そこで本人を直撃した。

 ――X氏に対して、もっとできたことがあったのでは。

 「代理人を通じて……」

  と、爽やかに手を振って去っていくのだった。

  にこやかな知事と裏腹に、泥沼は深みを増すばかりだ。

             ◆ ◆ ◆

 「週刊文春」 は、あるLINEのやり取りを入手した。知事選告示に先立つ昨年10月、斎藤陣営の広報担当者とある神戸市議との間で交わされたメッセージである。そこには斎藤氏が「SNS運用は本人と陣営で主体的に行った」という従来の主張を覆す、重要な証拠が残されていた。

 1月13日配信の 「週刊文春 電子版」 では「証拠LINE」の文面を写真付きで掲載。またメッセージのやり取りを行った斎藤陣営の広報担当者と神戸市議に対する直撃取材の様子を報じている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年1月2日・9日号)

 元稿:文藝春秋社 主要出版物 週刊文春 社会 【疑惑・選挙・兵庫県知事選・公選法に抵触疑義】  2025年01月13日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【独占インタビュー】:齋藤元彦が再選後初めて語った「県政改革の内幕」「告発文書問題」そして「百条委員会」のこと

2025-01-28 07:09:20 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【独占インタビュー】:齋藤元彦が再選後初めて語った「県政改革の内幕」「告発文書問題」そして「百条委員会」のこと

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【独占インタビュー】:齋藤元彦が再選後初めて語った「県政改革の内幕」「告発文書問題」そして「百条委員会」のこと

 日本中に衝撃をもたらした兵庫県知事選が終わり、まもなく1ヵ月が経つ。再選された齋藤元彦氏(47歳)には、選挙後もパワハラや公益通報対応、さらに公職選挙法違反疑惑をめぐって追及が続いている。

 そうした中、「週刊現代」では選挙後初めて、齋藤氏に独占インタビューを行った。日本政治史の転換点とも言われるこの選挙の渦中で、齋藤氏は何を見、そして何を考えていたのか。

前編記事『【独占インタビュー】齋藤元彦「失職したあの日の朝、地元・須磨駅に立った私が考えていたこと」』より続く。

 ◆「県庁建て替え」「天下り」について

 今回、私は多くの民意をいただき、再び知事に就任させていただきました。大事なのは県政を前に進めることですし、票を投じてくださった県民の皆さんも、以前と同じ方向性で進めてほしいと考えていらっしゃるはずですから、できることをしっかりやっていくしかないと思っています。

 前の任期中には、県庁舎の建て替えの凍結や、65歳以上の県職員OBの再就職禁止といったことを打ち出しました。井戸敏三前知事の県政が20年も続いた後でしたし、私は井戸さんの後継ではありませんから、いろんな思いをお持ちの職員、OBの方がおられるとは思います。私自身、もっと努力して、しっかりご理解いただくようにしなければなりません。

 私は総務官僚として20年働いてきて、行政の進め方はそれなりに分かっていたつもりです。ただ、久々に知事が交代して、仕事のやり方もペーパーレス化やリモートの導入などでガラッと変えたので、県庁の職員だけでなく県議会の皆さんにも、違和感を抱く方が少なくなかったのでしょう。コロナ禍や、また私が忙しすぎたこともあって、飲みに行く機会をなかなか作れなかったことも反省しています。

 
 しかし県庁の建て替え中止については、やはり1000億円というのはお金がかかりすぎですし、再就職の件も、世間一般から見ると違和感がある。県民の大事な税金ですから、まずは県民のために使うべきであって、その使い道は聖域なく見直していくべきだという考えは変わっていません。

 ◆「政策を前に進める」

 以前は県政改革を進める事務方のチームとして、知事直轄の「新県政推進室」という組織を県庁内におきました。でも今後は、こうした組織を設けるつもりはありません。県政の立ち上げの時期には必要でしたが、いまは県庁内の事情もわかってきたので、特別なチームを置かなくとも問題なく仕事は進められると考えています。

 私や県庁幹部に対する告発文書については、一番初め、県庁外の知人から存在を伝えられました。「齋藤元彦個人がこういうことをやっている」という内容なら、私一人が弁護士と相談して対応すればいい話ですが、県政の機微に触れる情報が、多くの関係者の実名や企業名、町村名が出る形で書かれていたので、絶対に放置できないと思いました。しかも、大半はありもしない内容です。SNSで画像などが拡散すれば、県政に甚大な影響が出るとも考えました。

その後の報道では、私の言動が意図とまったく違う形で報じられ、県民や国民の皆さんに伝わっているという懸念を強く抱いていました。百条委員会で取り上げられたパワハラに関する県職員アンケートや、「ワインをねだった」という話もそうでしたが、伝聞に基づく情報が多く、客観的な証拠が積み上がらない中で報道ばかりが先行したのは、つらかったですね。

 最終的には百条委員会や第三者委員会、県議会のご判断になると思いますし、私も引き続きしっかりと対応していきます。一方で県民の皆さんのあいだでは、文書問題へのご関心はそれほど大きくなくて、確か世論調査でも1割前後だった。公益通報の外部窓口を設置する、贈答品のルールを設ける、ハラスメント対策に取り組むといった改善を進めながら、それはそれとして次のプロセスに進む、つまり政策を前に進めることをご期待いただいているのだと考えています。議会側とも手を携えて、県政を一緒に前進させられる雰囲気作りに、私自身も努力したいと思っています。

 ◆県知事になるのが夢だった

 私は官僚になる前から、兵庫県知事になりたかったんです。大学時代に経営学を学んでいて、総務省に入るか経済産業省に入るかで迷ったのですが、その時に祖父から「お前の名前は金井元彦知事(在任1962~1970年)からつけたんだ」「これからは地方自治、自治体経営の時代だ」という話を聞いた。それで、総務省に入って、いつかは故郷で知事をやりたいという思いを抱くようになったわけです。

 
 ですから、どれだけ濁流に流されようとも、辞めたいとは思わないですね。知事の仕事は本当にやりがいがありますし、いま私がいるのは長年夢見ていた場所ですから、信念を持って頑張りたいと思います。

 「週刊現代」2024年12月21日号より

 【さらに詳しく】兵庫県知事・齋藤元彦「失職したあの日の朝、地元・須磨駅に立った私が考えていたこと」

 元稿:講談社 主要出版物 現代ビジネス 社会 【疑惑・選挙・兵庫県知事選】  2024年12月17日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【独占インタビュー】:兵庫県知事・齋藤元彦「失職したあの日の朝、地元・須磨駅に立った私が考えていたこと」

2025-01-28 07:09:10 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【独占インタビュー】:兵庫県知事・齋藤元彦「失職したあの日の朝、地元・須磨駅に立った私が考えていたこと」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【独占インタビュー】:兵庫県知事・齋藤元彦「失職したあの日の朝、地元・須磨駅に立った私が考えていたこと」

 この男は悪人か、それとも―。地元だけでなく、日本中が真っ二つに割れてしまった分断の選挙。事実と憶測がその境界を失い、いくつもの「物語」が流布する中で、現場では何が起きていたのか。

 ◆駐車場からの100メートル

 メンタル的に一番きつかったのは、知事を失職した9月30日の朝、地元の須磨駅で駅立ちをした時でした。近くのコインパーキングに車を停めて、そこから100メートルほど歩いていく間、正直怖かった。

 失職する前は、議会や会見で批判を受けることもありましたが、それは知事としての話。一般の県民の皆さんと直に接する機会は、本当にその日が最初だったので、どんな言葉をぶつけられるのだろうと不安でした。

 でも、一歩を踏み出さないと何も進まない。第一声を発した瞬間、道ゆく人の空気が変わったのが分かり、後戻りはできないと覚悟を固めました。

 〈日本中に衝撃をもたらした兵庫県知事選が終わり、1ヵ月が経つ。再選された齋藤元彦氏(47歳)には、選挙後もパワハラや公益通報対応、さらに公職選挙法違反疑惑をめぐって追及が続いている。

 そうした中、「週刊現代」は選挙後初めて、齋藤氏に独占インタビューを行った。日本政治史の転換点とも言われるこの選挙の渦中で、齋藤氏は何を見、そして何を考えていたのか〉

 
 同じ週末、三宮で辻立ちをした時もつらかった。当然、他の候補のような支援者は周りにいなくて、たった一人です。

 「もう一度頑張りたい」と言うと、拍手してくださる方も、厳しく言う方もおられた。でも、この二歩目で何かをつかんだような気がします。地道に辻立ちをしていなければ、最終盤のような状況は生まれませんでしたから。

 ◆「うねり」を感じた瞬間

 ただ、選挙そのものはやはり厳しい戦いでした。不信任決議案が全会一致で可決され、県民の皆さんに本当にご心配をおかけして、ゼロ以下からのスタートだった。だから、自分ができることを一つずつやろうと決めて、少しずつ応援の輪を広げることができました。大きなご支援をいただいた県民の皆さんには、本当に感謝を申し上げます。

 選挙後、一部に「組織的な動員があったのではないか」とのお声もありましたが、中心となって手伝ってくれたのは、昔からの友人や中高の同級生十数人だけでした。組織の支援が一切ない、手作りの選挙です。資金は「選挙ドットコム」のクラウドファンディングで募り、途中からはボランティアのスタッフもだんだんと増えていきました。

 
 いまご指摘をいただいているPR会社については、約70万円でポスターのデザインを依頼しただけで、法律上の問題はないと認識しています。ネット上で社長さんの文章が公開された時は、事前に全く知らなかったので、ちょっと戸惑いはありましたが……。

 「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首とは、個人的な交流は一切ありません。目の前のことで精一杯でしたし、直接話したのも、日本青年会議所主催の候補者討論会でご挨拶をした一度だけです。選挙戦中、街頭活動の場所と時間はSNSで事前告知していましたから、立花さんはそれを見ていたのでしょう。

  ◆「負け」は考えなかった

 「負けたらどうするのか」ということは、不思議なんですが、全く頭に浮かびませんでした。17日間、最後までやるということしか考えられなかった。勝ち負けよりも、とにかくやり切る、それだけを強く思っていました。

 県内各地を回るにつれ、初めて会う県民の方、特に若い方から「応援してます」と声をかけていただく機会が増えていきました。聞くと、ご家族にも応援を呼びかけている、SNSで発信しているという方が少なくない。能動的に支援してくださる方が県内外で増えていったことが支えになって、111万票という大きなうねりに繋がったと感じています。

 〈ただし、齋藤氏については兵庫県知事に再選された後も、いわゆる「文書問題」に関して百条委員会などで追及が続いている。「パワハラ・おねだり」「公益通報対応」の問題については、どう答えたのか。後編記事【齋藤元彦が再選後初めて語った「県政改革の内幕」「告発文書問題」そして「百条委員会」のこと】で、ひきつづきお伝えする〉

 ■「週刊現代」2024年12月21日号より

 元稿:講談社 主要出版物 現代ビジネス 社会 【疑惑・選挙・兵庫県知事選】  2024年12月17日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【疑惑】:斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

2025-01-28 07:08:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【疑惑】:斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【疑惑】:斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

 「広報全般を任せていただいていた」──。兵庫県西宮市の広報・PR会社「merchu」の折田楓代表が、兵庫県知事選における斎藤元彦陣営のSNS戦略を喜々としてカミングアウト。斎藤側は大炎上中の公職選挙法違反疑惑の否定に躍起だが、図らずもヤバい体質を露呈している。


 折田氏は20日付でネット投稿プラットフォーム「note」に公開した記事でこう記している。

 「私が監修者として、運用戦略立案、アカウントの立ち上げ、プロフィール作成、コンテンツ企画、文章フォーマット設計、情報選定、校正・推敲フローの確立、ファクトチェック体制の強化、プライバシーへの配慮などを責任を持って行い、信頼できる少数精鋭のチームで協力しながら運用していました」

 総務省のネット選挙ガイドラインには、業者に選挙運動用サイトなどに掲載する文案を主体的に企画立案させ、報酬を支払えば「買収となるおそれが高い」とある。

 22日に斎藤知事は「基本的には主体的には私、それから斎藤元彦後援会でSNSをどうするかを考えていた」とコメント。折田氏の主張は「嘘」と言っているに等しい。自身のパワハラなどの疑惑を告発した元県民局長を「嘘八百」と切り捨てたのと同じ構図だ。

 しかし、知事選で斎藤氏を支援した日本維新の会の森健人・西宮市議は、自身のXで「陣営側としてSNSをお願いしていた方はお一人のみ」とし、折田氏のインスタグラムを紹介。当の斎藤氏も19日の就任会見で選挙中のSNS上での誹謗中傷を問われ、「街頭活動に専念していて、見る余裕はなかった」と答えていた。支離滅裂ではないか。

<picture></picture>
喜々と当選会見を行ったが公選法違反の買収に抵触?(C)日刊ゲンダイ

 ◆merchuは公共事業を請け負う業者

 斎藤知事の代理人弁護士はmerchuへの金銭の支払いを認めたものの、「あくまでポスター制作など法で認められたものであり相当な対価をお支払いしております」と公選法違反を否定。SNSへの関与はボランティアの一環で「陣営の指示に従ったもの」と言うのだが、折田氏は「選挙は広報の総合格闘技」としてnoteにこう記している。

「質・量・スピード全てが求められ、食べる暇も寝る暇もない程でした。脳みそを常にフル回転し続けなければならない点が、最もハードでした」

 これだけキツイ業務を無償で依頼するのは「おねだり」そのもの。仮にタダ働きだったとしても、別の問題が生じる。

 折田氏の「信頼できる少数精鋭のチーム」とは、merchuの社員を指すとみられる。選挙中の今月13日には、折田氏が立ち上げたXの「さいとう元彦応援アカウント」に「写真の掲載を許可してくださった皆様、ありがとうございます」と記し、斎藤知事と共に折田氏をはじめ、選挙に携わったとみられる社員総出で支援者に扮する“サクラ”写真まで投稿していた。

 経営者(折田氏)が特定の候補(斎藤氏)を当選させる目的で、社員に選挙運動を指示し、所定の給与を支払えば、折田氏が公選法違反の買収に抵触しかねない。仕事ぶりから「組織的選挙運動管理者等」とみなされると連座制が適用され、斎藤氏の当選も無効となる。

 また、折田氏は兵庫県の「地域創生戦略」「eスポーツ検討」「次世代空モビリティ」と少なくとも3つの有識者会議の委員を有償で務め、閉鎖されたmerchuのHPのクライアント欄には「兵庫県企画部」とあった。労務の無償提供は「寄付行為」とみなされかねず、公選法は公共事業受注企業の選挙に関する寄付を禁じている。

 公共事業を請け負う業者が首長の選挙を手伝う時点で、互いに「既得権益」を守りたがっているようにしか見えない。

                  ◇  ◇  ◇

 斎藤元彦知事の出戻り復帰に県職員らは戦々恐々――。●関連記事『【もっと読む】斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々』で詳報している。

 ■関連記事

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース マネー 【トピックスニュース・選挙・兵庫県知事選・公職選挙法の抵触疑惑】  2024年11月25日  10:45:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【兵庫県知事選】:斎藤知事とPR会社社長を公選法違反容疑で告発 弁護士ら「知事側の説明疑わしい」

2025-01-24 16:01:10 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【兵庫県知事選】:斎藤知事とPR会社社長を公選法違反容疑で告発 弁護士ら「知事側の説明疑わしい」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫県知事選】:斎藤知事とPR会社社長を公選法違反容疑で告発 弁護士ら「知事側の説明疑わしい」 

 斎藤元彦知事が再選された兵庫県知事選で「広報全般を任せられた」と西宮市のPR会社社長がブログ投稿した問題で、元東京地検特捜部検事の郷原信郎弁護士と神戸学院大の上脇博之教授が2日、斎藤知事と社長に対する公選法違反(買収、被買収)容疑での告発状を神戸地検と兵庫県警に送ったと明らかにした。斎藤知事は取材に「公選法に抵触していないと認識している」と従来の見解を繰り返した。

 郷原信郎弁護士(オンライン会見から)

 告発状によると、社長は斎藤知事から知事選の広報業務を受託し、インターネットによる選挙運動を含む広報全般を企画・立案して活動する「選挙運動者」だったと指摘。斎藤知事は報酬として会社に71万5千円を支払ったと主張する。

 公選法は選挙運動者に金品を与え、投票や選挙運動を依頼することを買収行為として禁止。総務省はサイトで、ネットを使った選挙運動を主体的・裁量的に企画立案した業者は選挙運動の主体と解され、報酬の支払いは買収となる恐れが高いと解説している。

 斎藤知事と代理人弁護士は会見で、PR会社への支払いはポスターのデザインや公約スライドなど5項目の業務の対価と説明。応援アカウントの取得や動画撮影などは「個人のボランティアで、報酬支払いの事実も約束もない」と違法性を否定していた。

 2日にオンライン会見した郷原氏は、ブログが投稿後に削除修正され、斎藤知事側の説明に沿った形になっていることなどから、元の投稿は「基本的に真実だと考えられ、斎藤知事側の説明は疑わしい」と強調。社長がブログで紹介した斎藤陣営の交流サイト(SNS)の運用などと、5項目の業務を切り離すことは困難とし、「5項目を名目とした一部の支払いと考えられ、それだけで買収罪は成立する」とした。

 一方、斎藤知事は2日、告発状の送付について「詳細は承知していない。対応は弁護士にお願いしている」と記者団に述べた。また、PR会社社長は神戸新聞の取材の申し入れにこれまで回答していない。

 元稿:神戸新聞社 主要ニュース 社会 【疑惑・地方自治体・兵庫県知事選・公選法に抵触】  2024年12月02日  20:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする