【北朝鮮】:「国防力で制圧」 党規約に明記 朝鮮労働党大会で軍事路線鮮明に
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【北朝鮮】:「国防力で制圧」 党規約に明記 朝鮮労働党大会で軍事
【ソウル=中村彰宏】10日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮労働党は党大会5日目の9日、党規約の改正を採択した。規約の序文に「強力な国防力で軍事的脅威を制圧し、朝鮮半島の安定と平和的環境を守る」と明記した。
金正恩党委員長が7日までの活動総括報告で、米国を「最大の主敵」として「制圧、屈服させることに焦点を合わせる」と核戦力の強化を表明したのに続き、軍備増強路線を改めて明確にした。
党の最高指導部である政治局常務委員会について、「政治、経済、軍事的に急を要する重大問題を討議、決定する」と定め、正恩氏以外でも会議を司会できるようにした。党活動を速やかに進めるためだとしている。正恩氏の負担軽減の狙いもあるとみられる。また、これまでは不定期だった党大会を5年ごとに開くことも決めた。
党大会は10日、6日目に入った。予定されていた議題では、党中央指導機関の選挙が残っている。新指導部のメンバーや、正恩氏がどのように権威付けされるかが注目される。
元稿:東京新聞社 主要ニュース 国際 【アジア・朝鮮半島・北朝鮮】 2021年01月10日 23:24:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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