路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政界地獄耳・01.31】:不安定な安定生む石破政権 あるか!?石破の黄金の3年

2025-02-01 07:40:50 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【政界地獄耳・01.31】:不安定な安定生む石破政権 あるか!?石破の黄金の3年

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・01.31】:不安定な安定生む石破政権 あるか!?石破の黄金の3年 

 ★派閥を解消したばかりの自民党は議員連盟や勉強会と称して新しいグループが活動を活発化している。29日には前幹事長・茂木敏充が勉強会を開いた。「固定ではなく、自由に関心のある方に集まってもらう」と茂木は言うが、旧安倍派の元政調会長・萩生田光一や元防衛相・稲田朋美、元総務相・野田聖子ら党内から幅広く65人の国会議員が集まった。ほかにも昨年の総裁選挙に出馬した官房長官・林芳正、元経済安保相・小林鷹之、前経済安保相・高市早苗らがこまめに会合を開いたり、幹部と会食を繰り返すなど付き合いを広げ距離を縮めるなど党内の基盤づくりに積極的だ。

 ★また石破執行部に加わっていない前首相・岸田文雄もフリーハンドの立ち位置を維持し、党内の各レベルの議員と会食や会合を続ける。「党内動向を見極め、あわよくば本人の再登板を含めて様子をうかがっているのだろう」(官邸関係者)。いずれも石破政権が長続きするか、この政権で参院選挙を戦えるかなど、いざ鎌倉があるとの目算だが、自民党は少数与党だということをそっちのけに話していることが与党ボケだ。確かに当面は影の首相と言われ、国対、選対、総務あたりまで仕切る幹事長・森山裕がにらみを利かせ野党分断を進めている間はいいが、倒閣は野党ではなく党内から始まるだろう。いつ政権が崩れるかわからないからこそ、いざ鎌倉が検討されているのだ。

 ★本来なら野党第1党である立憲民主党が倒閣の急先鋒(せんぽう)であるはずだが、予算委員会の陣容を見ても本気で政権を取りに行く気配すらない。昨年暮れの臨時国会とさして変わらぬ布陣で岡田克也、長妻昭が委員席に座る。「どう考えてもさして成果もあげられない2人より若手を登用し野党の魅力とフレッシュさ、そして経験を積ませた方がいいのに野田執行部は政権を取る気がない」(立憲中堅議員)。与野党の皮算用の中、不安定な安定を生んでいる石破政権。ある自民党議員は「参院選でそこそこ持ちこたえれば石破の黄金の3年が来るかもしれない」が耳に残る。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2025年01月31日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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