【疑惑】:「ルフィ」グループが仲間割れ? ナンバー2が広域連続強盗事件「関わっていない」の波紋
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【疑惑】:「ルフィ」グループが仲間割れ? ナンバー2が広域連続強盗事件「関わっていない」の波紋
「仲間割れ」が始まったのか──。
警視庁は1日、「ルフィ」を名乗り、広域強盗事件に関わった特殊詐欺グループの「受け子」のリクルーター役、藤田聖也(38)、「かけ子」のまとめ役、今村磨人(38)両容疑者に続き、リーダー格の渡辺優樹(38)、金庫番の小島智信(45)両容疑者を窃盗容疑で再逮捕した。今後、4人が一連の広域強盗事件にどう関わったか、調べを進める。
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「ルフィ」は渡辺優樹容疑者(左)か小島智信容疑者か、それとも…(フィリピン入国管理局提供・共同)
警視庁は先月9日までに4人を逮捕したが、これまで4人の認否を一切明らかにしていなかった。そんな中、JNNが3日、関係者の話として次のように報じた。小島容疑者が「自分はグループのナンバー2だが、一連の強盗事件には関わっていない」と主張し、特殊詐欺事件に関しては「自分の行為に責任を取りたい。被害者の方に申し訳ない」と話しているというのだ。
ルフィグループが関与した特殊詐欺事件は約2300件、被害総額60億円以上に上り、広域強盗事件は14都府県で50件以上とみられている。
広域強盗事件の指示役とされる「ルフィ」や「キム」「ミツハシ」を名乗る人物は、4人が収容されていたフィリピンの入管施設から実行役に「タタキ」(強盗)を命じていた。4人は日本に強制送還される直前、入管施設で口裏合わせを図った可能性があるが、小島容疑者だけ責任逃れをしようとしているのか。
グループを知る元かけ子は「4人の結束力は決して強くなく、罪のなすり付け合いをする可能性は十分ある」と、こう証言する。
「4人とも相当ヤバいと焦っているようで、何とか死刑や無期懲役だけは免れようと必死のはずです。かけ子には『箱』と呼ばれるグループが6つあり、それぞれリーダーがいました。今村は名前の『キヨト』の『K』から取ったかけ子グループ『K箱』のリーダーです。といっても、しょせん箱のまとめ役ですから何もできないし、その力もない。気が弱く根性もないので、すぐに口を割るのではないか。小島と藤田はもともと仲が悪かったことから、相手を陥れようとするかもしれません。小島が実際にタタキを指示していたかどうかは分かりませんが、一連のタタキに『SP箱』が使われていたと聞いています。シークレット扱いのSP箱が使われるのはまれで、その責任者が『エイト』こと小島です。SP箱を使ったが、『指示したのは自分ではない』と言い訳したいのかもしれません。そうなると、絶対的ボスの渡辺も黙っているハズがありません」
「ルフィ」グループは複数の「コードネーム」と15台のスマホやタブレット端末を使って、指示役が誰か分からないようにしていたが、仲間割れによって「ルフィ」が特定されるかもしれない。
元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・事件・疑惑】 2023年03月04日 13:50:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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