2014年9月26日の記事、ミュージカル『レディ・べス』(3)、お読みくださり、ありがとうございます。
http://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/636b7b6eeaab7b016067d42c8fae2ff5?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime
2017年10月14日(土)、17時開演夜の部を観劇してきました。Wキャスだったアスカム先生をのぞくと2014年5月19日と同じキャストでした。今振り返ってみると自分の身に起こったことなのに信じられないような、悪夢の中にいるような日々から3年と5カ月が過ぎて再会した『レディ・べス』の舞台。姉メアリ―に謀反の疑いをかけられ処刑されようとしてロンドン塔に幽閉されたところを、メアリーと結婚したスペインのフェリペ皇子によって救われ、メアリーが逝去すると王位につきエリザベス一世となったべスの前半生を、時折涙しながら観劇しました。昨日面接に行ったところは次の居場所ではなさそうな感じが大きいし、何日も人と話していないし、来週の予定がなにも決まっていない状況なのでつらいところがありますが、とにもかくにもずたずたのすりへりからここまで回復してきたわたしで再演の舞台に出会うことができて本当によかったです。がっぽがっぽと儲けるために弱い立場の人間を攻撃することを生業としているような輩と会うことはこれからのわたしの人生にはもうないはずだし、ヘンテコな終わったのだと心の底から実感しました。底は通り過ぎました。いつどこにどんな出会いがあるかわからない、明日のことは誰にもわからない、自分の心の声に耳を傾けながら自分の感性を信じて歩んでいくしかないのだと思いました。不器用人間で誠実に生きていけばいいのだと思いました。花ちゃんべスの歌に励まされ、なんとか昨日面接で削がれた心のエネルギーは回復できたかな。こうして一回一回削がれるような思いをちしないと次の居場所に出会えないの、きついなあと思います。つらいときは観劇で心のエネルギーチャージ。生オケ、生の舞台はいいもんです。史実は血みどろで、治世の間、エリザベス一世はスコットランドの女王メアリー・スチュアートを処刑するのですが、エリザベス一世亡きあと、安泰のあとの反動で暗い時代が訪れるのですがそれはまた別の話として書きたいと思います。
舞台は初演より変わっているところがいくつもあって導入部分で山口祐一郎さんのアスカム先生による史実の説明が加わったこともありわかりやすくなった半面、削られて物足りなさを感じた場面もあったりでした。なんとなくまだ全体がばらばらな感じでうまくかみあっていないような印象を少し受けました。初日から一週間余り、これからまだまだ進化していくだろうと思います。和音美桜さんのアン・ブーリンがいちだんと儚く美しく、歌声も本当にきれいで圧倒されました。わたしのツボは、涼風真世さん演じるキャット・アシュリーの「べス様、曲者ですか?」がオスカル様にしか聞こえないのと、フェリペ皇子の「クール・ヘッド」「イギリスは涼しい」。フェリペ皇子、べスに迫る場面と「スペインへ帰るぞ」の場面が削られたの残念ですがいちばんおもしろいキャラではないかと。メアリーをきらっている感じが3年前よりもはっきり出ているかな。強気でぐんぐん押していく感じの平方元基さんフェリペ皇子、いいですね。吉野圭吾さん演じるルナール閣下と石川禅さん演じるガーディナー司教の男色的な場面もなくなっていました。ふたりの人間的ないやらしさがにじみ出ている感じがよかったので残念。歌詞も随所で変わっていました。ロビンのちゃらいといえばちゃらかった感じがなくなっていましたがあった方がよかったかな。どうでしょう。花ちゃんべスの戴冠式の場面の高貴さはさすがとしか言いようがありません。揺れ動く少女から治世をあずかる女王として立つ決意をした一人の強い女性へと変わっていくところを丁寧に演じられていて、3年前よりもわかりやすくなった印象でした。いろいろと書きたいことは尽きませんが、また長くなってたので今日はこれぐらいにしておきます。二週間後はWキャストを全部かえてみます。綾ちゃんベスト未来さんメアリーは初見。楽しみ、楽しみ・・・。
帝国劇場入口。
キャストボード。
劇場内の巨大パネルから、平方元基さんのフェリペ皇子アップ。
チケットないので入れませんが、朝夏まなとさんのサヨナラ公演が始まった東京宝塚劇場も気になり帝劇の前に立ち寄りました。
http://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/636b7b6eeaab7b016067d42c8fae2ff5?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime
2017年10月14日(土)、17時開演夜の部を観劇してきました。Wキャスだったアスカム先生をのぞくと2014年5月19日と同じキャストでした。今振り返ってみると自分の身に起こったことなのに信じられないような、悪夢の中にいるような日々から3年と5カ月が過ぎて再会した『レディ・べス』の舞台。姉メアリ―に謀反の疑いをかけられ処刑されようとしてロンドン塔に幽閉されたところを、メアリーと結婚したスペインのフェリペ皇子によって救われ、メアリーが逝去すると王位につきエリザベス一世となったべスの前半生を、時折涙しながら観劇しました。昨日面接に行ったところは次の居場所ではなさそうな感じが大きいし、何日も人と話していないし、来週の予定がなにも決まっていない状況なのでつらいところがありますが、とにもかくにもずたずたのすりへりからここまで回復してきたわたしで再演の舞台に出会うことができて本当によかったです。がっぽがっぽと儲けるために弱い立場の人間を攻撃することを生業としているような輩と会うことはこれからのわたしの人生にはもうないはずだし、ヘンテコな終わったのだと心の底から実感しました。底は通り過ぎました。いつどこにどんな出会いがあるかわからない、明日のことは誰にもわからない、自分の心の声に耳を傾けながら自分の感性を信じて歩んでいくしかないのだと思いました。不器用人間で誠実に生きていけばいいのだと思いました。花ちゃんべスの歌に励まされ、なんとか昨日面接で削がれた心のエネルギーは回復できたかな。こうして一回一回削がれるような思いをちしないと次の居場所に出会えないの、きついなあと思います。つらいときは観劇で心のエネルギーチャージ。生オケ、生の舞台はいいもんです。史実は血みどろで、治世の間、エリザベス一世はスコットランドの女王メアリー・スチュアートを処刑するのですが、エリザベス一世亡きあと、安泰のあとの反動で暗い時代が訪れるのですがそれはまた別の話として書きたいと思います。
舞台は初演より変わっているところがいくつもあって導入部分で山口祐一郎さんのアスカム先生による史実の説明が加わったこともありわかりやすくなった半面、削られて物足りなさを感じた場面もあったりでした。なんとなくまだ全体がばらばらな感じでうまくかみあっていないような印象を少し受けました。初日から一週間余り、これからまだまだ進化していくだろうと思います。和音美桜さんのアン・ブーリンがいちだんと儚く美しく、歌声も本当にきれいで圧倒されました。わたしのツボは、涼風真世さん演じるキャット・アシュリーの「べス様、曲者ですか?」がオスカル様にしか聞こえないのと、フェリペ皇子の「クール・ヘッド」「イギリスは涼しい」。フェリペ皇子、べスに迫る場面と「スペインへ帰るぞ」の場面が削られたの残念ですがいちばんおもしろいキャラではないかと。メアリーをきらっている感じが3年前よりもはっきり出ているかな。強気でぐんぐん押していく感じの平方元基さんフェリペ皇子、いいですね。吉野圭吾さん演じるルナール閣下と石川禅さん演じるガーディナー司教の男色的な場面もなくなっていました。ふたりの人間的ないやらしさがにじみ出ている感じがよかったので残念。歌詞も随所で変わっていました。ロビンのちゃらいといえばちゃらかった感じがなくなっていましたがあった方がよかったかな。どうでしょう。花ちゃんべスの戴冠式の場面の高貴さはさすがとしか言いようがありません。揺れ動く少女から治世をあずかる女王として立つ決意をした一人の強い女性へと変わっていくところを丁寧に演じられていて、3年前よりもわかりやすくなった印象でした。いろいろと書きたいことは尽きませんが、また長くなってたので今日はこれぐらいにしておきます。二週間後はWキャストを全部かえてみます。綾ちゃんベスト未来さんメアリーは初見。楽しみ、楽しみ・・・。
帝国劇場入口。
キャストボード。
劇場内の巨大パネルから、平方元基さんのフェリペ皇子アップ。
チケットないので入れませんが、朝夏まなとさんのサヨナラ公演が始まった東京宝塚劇場も気になり帝劇の前に立ち寄りました。