なんとか7時間睡眠からの日曜日。断捨離しつつ、段ボール箱に本を詰め始めました。足腰痛めている疲労がきます。あまり時間はありませんが業務が続ている間は少しずつやっていくしかありません。郷里の近くから出発する12月の宝塚大劇場公演『ファントム』の日帰りバスツアー。申し込んでみたら満席でキャンセル待ち二番目となりました。同時のさらに郷里に近い所から出発するバスツアーは田舎過ぎてまだ申し込みが少ないそうで最高決定には至らないそうです。こちらも申し込んでどちらから可能な方で行けるといいなあ。激戦でチケットが取れなかったみなさん、こんな片田舎から出発するバスツアーありますよ、チケット難の公演、催行できなかったらもったいない、行きたい、とさっそく楽しみの手配・・・。
さてさて、『ドリアン・グレイの肖像』。断片的な思い出し。実は人生二度目の最前列での観劇でした。小さい劇場なのでオペラグラスいらずが嬉しいと同時に全体もみることができました。帝劇など大劇場の最前列は全体がみえないというデメリットあるので小劇場ならではの良さを満喫。ヅカオタとしてはまずはどうしても元ジェンヌさんたちに注目してしまいました。お目当ての蘭ちゃん(蘭乃はなさん)、こういうアクの強い姫役がよく似合うなあと。ぶっ飛んでいて小悪魔的なのに下品にはならずに可愛いらしさが同居しているバランスの良さが絶妙でした。良知さんのドリアンとの関係性が似た者同士の表裏一体に感じられたのを、百合百合しいとSNSで表現された方がいて、それを読んだ蘭ちゃんは嬉しかったとブログに書かれていて、なるほど上手い表現をする方がいるもんだなあと思ったしだい。
風花舞ちゃん、かっこよくて、ダンスのシーンの所作がひとつひとつ全部美しかったです。回った時のスカートのひらひら具合が実にきれいでした。ダンスの人ですが歌もぐっと上手くなっていて、男役でしたか、っていうぐらい低温がよく響いていました。さらに宝塚じだいよりも可愛いなと思いました。歳をかさねているのですが、顎に手をあてて「ふうん」っていう言うところなんかすっごく可愛くて、東山義久さんのヘンリー卿とは兄妹といいながら二人のダンスシーンもあり、怪しい感じで背徳感たっぷりでした。セレブレーション宝塚の時には湖月わたるさんとのデュエットダンスで、最後にがあっと背中をそって終わるシーンが印象的だったかざっぱなちゃん、退団後は本名でドラマに出演されたこともありましたが、足の手術をしてまだ踊れるようになり風花舞として講師でも活躍中。やっぱり踊るかざっぱなちゃんがいいです。久世さんお披露目公演の、スーパーカンカン、生で拝見して今も心に残っています。こうして懐かしくあり、でも同時に新しいかざっぱなちゃんに舞台で出会えて嬉しかったです。表情もしぐさもとてつもなく可愛かった。
剣幸さんのアガサは原作にはない役所とのこと。ドリアンの美貌を写真におさめて、ドリアンが去ったあとも忘れることができず何十年も面影を追い求めて、最後はドリアンの写真を引き裂いて死んでいく。もう少し若い感じでもよかったかなあとも思いましたが、ドリアンの良知さんとのキスシーンもあってこんな剣幸さんをみることは二度とないであろう希少な役所でした。登場されると舞台全体が引き締まるのはさすが。フィナーレでドリアンのコピーとして登場された時は前の場面で老いて死んだアガサが、男役モード全開のかっこよさと笑顔で登場。この場面ブラックユーモアだそですが、さすがだと思いました。
全体としてはなかなかつかみどころのない感じの舞台でしたが場面場面はそれぞれに惹かれる要素があって面白いと思いました。剣幸さんもかざっぱなちゃんも蘭ちゃんも元月組。月娘がそろった舞台でした。
ドリアン・グレイの良知さん、一幕は蘭ちゃんのシビルが掻きまわしている中で無垢な美少年でしたが、二幕になると途端に小悪魔。自分にまとわりついてくるアランを、「面倒くさい!」といって殺させる場面の冷たさが印象的でした。フィナーレの最後に登場された時、にやりとした表情が最前列でよくみえました。実年齢35歳だそうですが美しいまま年をとらないドリアンが全く違和感なくてお似合いでした。『ブラック・メリーポピンズ』のヨナスも見事だったし、芝居力がすごくある役者さんなんだあと思いました。
この舞台、ある意味当て書き作品のようにも感じました。もう少し書きたいですがスパに来ていてお風呂に入らねばなので今日はこれぐらいで。
ロビーの階段にお花が飾られていました。



さてさて、『ドリアン・グレイの肖像』。断片的な思い出し。実は人生二度目の最前列での観劇でした。小さい劇場なのでオペラグラスいらずが嬉しいと同時に全体もみることができました。帝劇など大劇場の最前列は全体がみえないというデメリットあるので小劇場ならではの良さを満喫。ヅカオタとしてはまずはどうしても元ジェンヌさんたちに注目してしまいました。お目当ての蘭ちゃん(蘭乃はなさん)、こういうアクの強い姫役がよく似合うなあと。ぶっ飛んでいて小悪魔的なのに下品にはならずに可愛いらしさが同居しているバランスの良さが絶妙でした。良知さんのドリアンとの関係性が似た者同士の表裏一体に感じられたのを、百合百合しいとSNSで表現された方がいて、それを読んだ蘭ちゃんは嬉しかったとブログに書かれていて、なるほど上手い表現をする方がいるもんだなあと思ったしだい。
風花舞ちゃん、かっこよくて、ダンスのシーンの所作がひとつひとつ全部美しかったです。回った時のスカートのひらひら具合が実にきれいでした。ダンスの人ですが歌もぐっと上手くなっていて、男役でしたか、っていうぐらい低温がよく響いていました。さらに宝塚じだいよりも可愛いなと思いました。歳をかさねているのですが、顎に手をあてて「ふうん」っていう言うところなんかすっごく可愛くて、東山義久さんのヘンリー卿とは兄妹といいながら二人のダンスシーンもあり、怪しい感じで背徳感たっぷりでした。セレブレーション宝塚の時には湖月わたるさんとのデュエットダンスで、最後にがあっと背中をそって終わるシーンが印象的だったかざっぱなちゃん、退団後は本名でドラマに出演されたこともありましたが、足の手術をしてまだ踊れるようになり風花舞として講師でも活躍中。やっぱり踊るかざっぱなちゃんがいいです。久世さんお披露目公演の、スーパーカンカン、生で拝見して今も心に残っています。こうして懐かしくあり、でも同時に新しいかざっぱなちゃんに舞台で出会えて嬉しかったです。表情もしぐさもとてつもなく可愛かった。
剣幸さんのアガサは原作にはない役所とのこと。ドリアンの美貌を写真におさめて、ドリアンが去ったあとも忘れることができず何十年も面影を追い求めて、最後はドリアンの写真を引き裂いて死んでいく。もう少し若い感じでもよかったかなあとも思いましたが、ドリアンの良知さんとのキスシーンもあってこんな剣幸さんをみることは二度とないであろう希少な役所でした。登場されると舞台全体が引き締まるのはさすが。フィナーレでドリアンのコピーとして登場された時は前の場面で老いて死んだアガサが、男役モード全開のかっこよさと笑顔で登場。この場面ブラックユーモアだそですが、さすがだと思いました。
全体としてはなかなかつかみどころのない感じの舞台でしたが場面場面はそれぞれに惹かれる要素があって面白いと思いました。剣幸さんもかざっぱなちゃんも蘭ちゃんも元月組。月娘がそろった舞台でした。
ドリアン・グレイの良知さん、一幕は蘭ちゃんのシビルが掻きまわしている中で無垢な美少年でしたが、二幕になると途端に小悪魔。自分にまとわりついてくるアランを、「面倒くさい!」といって殺させる場面の冷たさが印象的でした。フィナーレの最後に登場された時、にやりとした表情が最前列でよくみえました。実年齢35歳だそうですが美しいまま年をとらないドリアンが全く違和感なくてお似合いでした。『ブラック・メリーポピンズ』のヨナスも見事だったし、芝居力がすごくある役者さんなんだあと思いました。
この舞台、ある意味当て書き作品のようにも感じました。もう少し書きたいですがスパに来ていてお風呂に入らねばなので今日はこれぐらいで。
ロビーの階段にお花が飾られていました。


