たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

星組台北公演千穐楽ライブビューイング

2018年10月28日 20時43分51秒 | 宝塚
 昨夜も無事になんとか7時間ほどの睡眠からの日曜日、また少し荷物整理をしたあと今日はいつもの映画館へ。今月三度目、どんだけみるんやって自分ながら思いますが今この時しかないのだと思うとやっぱり見逃せなくってチケットを取ってしまいました。来月18日の月組『エリザベート』東京宝塚劇場千穐楽ライヴビューイングはわからないからこうしていつもの映画館に来るのは今日が最後の可能性高し。一昨年の12月から何回来たんだろう。間もなくお別れです。

 昨日の『るろうに剣心』、インスタグラムをみると酷評している人もいるみたいですがわたしは楽しかったからいいや。タカラジェンヌの殺陣の刀さばきすごいなあの余韻が残ったまま今日の星組公演。芝居は台湾では有名な人形劇を舞台化したものだそうですがファンタジーの世界で殺陣のシーンが満載でした。映像を駆使して、照明も音響も凝っていて再現度の高いビジュアル。楽しかったです。紅さん、重そうな衣装でずっとキセルをもって立ち回りもこなしながら膨大な台詞の量と一段と高くした声のトーン、謎めいた人物像、すごく大変で難しい役どころをこなされていました。9日間休演日なしの連続公演。あれだけの芝居をやったあとで一時間のショー。たぶん疲労はマックス、最後の力を振り絞って、客席の盛り上がりとの相乗効果で、客席の期待にこたえようとパワー全開で舞台に上がっている感でした。一回一回命がけだったと思います。すさまじい体力と精神力。カーテンコールでは嬉し涙を流されていました。その様子を見守る二番手の礼真琴さんの表情がやさしく、妃咲愛里さんは自分も涙出そうになるのをこらえていた感じかな。紅さんのあたたかい人柄と組全体を見守るやさしい眼差し、紅さんを支える二人のトライアングルが、星組公演をみると素敵だなあと思います。台湾の客席が熱かった。ショーは最初からコンサートのようにノリノリ。そもそもテーマソングがノリノリの楽曲ですが、客席の熱い拍手にこたえようと星組生たちがパワー全開でさらに熱く熱くあったかい空間になっているのがライブビューイングのカメラをとおして伝わってきました。場面場面で割れるような拍手。4階席まである会場が終始盛り上がりっぱなしでした。台湾のみなさんが楽しんでくれてよかったです。無事に終わってよかったです。ショーの「紅子さん海を渡る」のコーナー、長すぎでしたが紅子さんサービス精神の塊が炸裂していた楽しかったあ。随所で中国語を披露されたり、中国語で歌ったり、必死におぼえるのですね。すごいなあ。フィナーレ近く、大階段降りながら燕尾服の紅さんが歌われた中国語の歌、きいたことがあるような気がしますがタイトルは出てこず、紅さんの麗しい姿に客席は大喜び。赤いペンライトが揺れていました。なんだか涙がでちゃいました。いい公演だったと思います。

トップコンビのビジュアル、すごくないですか。
顔が小さい紅ゆずるさんの隣でひとしく顔が小さい妃咲愛里さん、
歌はいまいちかもだけどいいやな、
お二人とも動くお人形さん、ビジュアルの勝利。








 2日間たっぷり心のエネルギーチャージ。体はかなりへばっていますけどね、心がすりきれるともっとつらいのでこれでいいです。睡眠障害を闘いながら力をふりしぼってあと11回の出勤。いつ残業分消化しようかな。できないかもな。いつ夜うるさくされて眠れないか予測がつかないのでいつどうなるか、最後の最後までわかりません。最後の金曜日までとっておきますかね。まずは今夜も眠れますように、明日も無事に出勤できますように・・・。