たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2019年『ラブ・ネバー・ダイ』_思い出し日記(2)

2019年05月10日 22時16分19秒 | ミュージカル・舞台・映画
 お目当ての憲ちゃん(加藤憲史郎君)がとにかくひたすら可愛かった。ますますお兄ちゃんそっくり、芸達者でしっかり者なところもそっくり。でも甘えん坊な末っ子。ファントムとグスタフがファンタジアの幻想的な世界を彷徨い歩くところは、グスタフのボーイソプラノが冴えわたる場面。ファントムを父だと知らずにいるグスタフと我が子を愛おしそうにみつめるファントムの二人だけという唯一の場面。ラスト、クリスティーヌがなくなったあと、初演でグスタフ清史郎君がファントムを父だと知ると仮面を外してファントムの頬にそっと触れる仕草、憲ちゃんもやってましたね。そこへと繋がっていく場面だと知ってみると、昼メロ的なストーリーだとわかっていても感慨深いものがありました。

 初演の時にはわかっていなかったような気がしますが、ファントムとクリスティーヌが歌う「月のない夜」でグスタフはファントムの子どもだと観客はわかりますね。市村正親さんも濱田めぐみさんも初演よりさらに歌唱もよくなっていてぐっと聴かせてくれました。今さらこんなことを言うなんてほんとに失礼ですよねというキャリアのお二人ですが進化していました。

 ゆうみちゃん(咲妃みゆさん)を生で拝見したのは初めて。宝塚はライブビューイングだけでした。こんなゆうみちゃんをみてしまっていいのかなっていう可愛らしさと色っぽさ。初演は彩吹真央さんと笹本玲奈さんで拝見した役所。不思議な感じでした。

 昼メロ的なストーリーは?っていうところありますが華やかな衣装とサーカスのような舞台装置は見応えたっぷり。今回も動物の着ぐるみにグスタフが入っていましたね。

 大掛かりで豪華な舞台装置を移動させることが日生劇場でしかみることができない作品。日生劇場の天井と劇場空間だからこそいい。日比谷は夢ですね。東京宝塚劇場、日生劇場、シアタークリエ、いずれも日比谷駅からすぐだし、少し歩けば帝国劇場。いい舞台を楽しんだあとのハッピーオーラに満ちた空間。

 いつかまた行くことができますように・・・。

 休まねばのプレッシャー、これぐらいにしておきます。






おなかいっぱいになってきちゃった

2019年05月10日 18時25分28秒 | 日記
 こんなに交通事故が続いているというのに今日もまたお母さんと子どもさんが被害者に。現場は信号も横断歩道もない所とのこと。誰もが明日、いや今日、被害者にも加害者にもなり得ます。道路は危険がいっぱい。ひとりひとりの意識だと思います。命あればこそなので、都心ではそれほど意識することなくすんでいましたがほんとにほんとに気をつけなければと・・・。

 昨日面接からの明日の朝は作文試験。今朝も無用に早く目がさめてしまったのでお昼寝してからのマック。ポテトとアップルパイをいただいても400円はありがたい。試験に向けて資料を二度、三度と読み返しましたがおなかいっぱいになってきてしまいました。なにも書けないのではないかという不安におそわれますがこれ以上は頭に入りません。大まかなところはもう入っているはずですがどんなお題がでるのでしょうね。朝早く起きてもう一度どこかでおさらいできればと思いますが試験会場に無事にたどり着くだけで精一杯でしょう。二度の乗り換え、昨日一度目の乗り換え駅で逆ルートから確認してきました。間違えずにいければ5分ほど。土曜日なので都心と違い、それほど混まないかな。二度目の乗り換え駅は昨日通り過ぎただけ。降りたことはありません。車両の数とホームの長さ、都心ほどではないかな。駅から会場までは近いようです。どきどきします。無事にいけるでしょうか。昨日は電車代使って、援助職にも応募したことを伝えられたからそれで十分。

 こうしてがんばっていてもそもそも結局朝の通勤問題で全てアウトなのかもしれません。駅まで自転車に乗りますけどかなり危ないし、乗れない時代替手段は一時間に一本のバスだけ。自分の努力で家が駅に近づく術があるなら努力しますがなす術はありません。自分でも辛いことを正直に話すことしか今のわたしにはできません。それで勤務時間と場所に相談の余地がなければ仕方ないです。生まれる家を選べないのだから、家の場所はわたしが選びとれなかったこと。駅に近い集合住宅に引っ越す以外はどうすることもできません。今考えてもどうしようもないです。連休明け、また資格が要件となった求人は出ています。わたしはその業務の経験ありませんが応募要件は満たしています。チャンスはあります。家から通うハードルはさらに高いですけどね、家を出るならチャンスはあります。電車に乗ることが滅多になくなった、社会とのつながりが切れた生活も気がつけば半年。郷里に怒りと憎しみを抱いているわたしがたまに人と話すとどんなオーラを発しているのでしょう。こんな歳になってくると生き方とか考え方は滲み出てしまいます。どんなんでしょうかね。

 明日は朝無事に会場までたどり着くことができればそれで十分。なにもできなくてもいいの。目標は25日の『鎌足』ライブビューイング。無事にいけるでしょうか。辛口の劇評を見かけましたがSNSを見ると星組ファンの評判はおおむね上々。生田先生の中であたためてきたであろう題材でこれを書かずして死ねないという気迫が感じられるという感想も読みました。一番心配だった脚本がしっかりしているようでよかったです。弱い者の志を尊く描く紅さんの演技と愛理さんとのコンビが素晴らしいようだし、楽しみでなりません。朝日新聞の晩年の二人の舞台写真をみただけで雰囲気が伝わってきて涙がでそうになっています。無事にいけるといいな、ほんとに。その前に宙組の大劇場日帰りバスツアー。キャンセルするのは勿体ないなあ。

 明日行けなくても、何も書けてなくても無事に生き延びることさえできれば人生は終わらないから心配しなくていいんだよ、自分・・・。


『鎌足』、万葉集好き、『あかねさす紫の花』好きなのもあって、ほんとに楽しみ。
紅さんがトップの宝塚、見逃さなくってよかった。