たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

旅の思い出写真_ルーヴル美術館_「メデューズ号の筏」

2019年05月17日 20時21分13秒 | パリから世界遺産を訪ねて
 こんな解像度の低い写真を今さら、しかも暗いです。気がつけば10年余り前のことで記憶が薄れつつあります。でかい絵でしたね。


《メデユーズ号の筏》

ジェリコー

1819年、491 × 716 ㎝


「画家が28歳の時、3年前の6月に起きた海難事故を題材にして描いた。重病人や死体収容所の死体を写生して迫真感を出した、ロマン派の話題作。」


(『週刊世界の美術館―ルーヴル美術館』より)




最新保存版 週刊 世界の美術館【第1号】 ルーヴル美術館 [1]
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決断しきれませんでした

2019年05月17日 19時18分04秒 | 日記
 孤独な毎日、ほとんど人と話すことなく過ぎていく毎日、気がつけば生まれ故郷に慣れることができず、3月に三週間も待たされた挙句そもそもダメでしたの挫折感もあって車社会への怒りと憎しみをたぎらせている毎日。睡眠不安に打ち勝つことが出来ず、二晩連続の眠剤一錠。帰省して早くも半年。これ以上社会から孤立したままだと、もう二度と社会に戻ることができないのではないかという不安との闘いの毎日。

 先週の木曜日、援助職にも応募していますと正直に伝えるつもりで出向いた面接先から想定外の合格通知。わたしが辞退する可能性もあるリスクを承知の上での合格通知。おそらく経験者でないかぎりおじさんたちに合格通知を出すことはできなかったのだろうなという想像はできますが、さりとて援助職へと気持ちが傾いているの丸出しだったと思う自分に届くとは思わなかった合格通知。用事で外へいき、お昼を食べたあと真夏日のもといったん家に戻りましたが先週土曜日の作文の選考結果を知らせる手紙はやはり届いていませんでした。郵便事情からたぶん明日。通過していなければあきらめがつきますがもし面接に呼ばれているならどうするのか、ハロワの窓口で3時前から迷い続けながら、昨日受け取った合格通知に、辞退するなら今日までに連絡してくださいとあるのに、結局4時50分になっても決断しきれず電話することはできませんでした。賭けにでるのか、最終的な結論は明日に持ち越し。もし通過している時たぶんわたしはすごく面接に行きたくなってしまう。それでもって月曜日に辞退の連絡をしたら信用は失うでしょう。そしたらもういずれの道も閉ざされてしまうことになります。賭けに出た結果どちらも失ってしまうことになった時の挫折感をたぶんわたしは自分で引き受けることができない。またいちから書類を作って出すんだよ。

 面接で通勤不安を十分に伝えた上での合格通知。故郷の暮らしに慣れないうちにいきなりハードな援助職をやろうとするよりも、へんな言い方ですが来年の3月まで我慢すればいいわけだし、これはこれでやれば前職では断片的だったことがいろいろとわかるようになるでしょう。誰の人生にとっても必要不可欠なことなわけでやって損ということはありません。むしろ援助職への扉はさらに開いていくステップなのかもしれません。ここでやることができれば信頼関係ができるし、また次へとつながっていく道はむしろ開かれていくでしょう。こんな比べ方したらなんですが、何十年も会社で働いてその会社でしか通用しないことばっかり身に付いて凝り固まっているおじさんよりも道は開かれていると思います。会社で汎用性のあることを経験値として積み上げていける人ってほんの一部にすぎないでしょう。そう考えるとわたしにはまだ可能性の扉が開かれているはずで、生きてさえいれば、希望を失われなければこれが自分の役割なのかっていうことに出会えるチャンスもまためぐってくるはず。郷里への怒りをたぎらせながらこれ以上社会から孤立し続けるのは辛いよね。家賃負担がないとはいえ収入が途絶えたままなのも限界にきているし、水曜日必着の書類を準備しながら気持ち切り替えていけるかね、自分。もし明日面接に来てくださいという手紙を見たらすごく揺れるだろうなあ。前職からの気持ちがすごく残っていて回収しきれない。時間が必要だし、回収できる機会も巡ってくると信じよう。自分の決断を信じるんだよ、自分・・・。

 車社会に適応できないでいる自分への自己嫌悪感もまた凄まじい毎日ですが、車社会に慣れきった歩行者と自転車もまた無謀で恐ろしいので慣れなくていいのかなと開き直りも生まれてきている今日この頃。ちと遠いですが鉄道網が整備されている都会へ出るようになればまた気持ちも変わってくるはず。帰郷してからの不安定な日々にいったんピリオドをうち、諸々の準備にケリがついたらリフレッシュにどこかの空へ飛び立とうよ。宝塚の予定は入れているか・・・。

 こんだけ綴っていても明日もし面接に来てくださいという手紙をみたらたぶん気持ちは大きく揺れるでしょう。それもまた自分・・・。


 今すぐではないけど場所が悪い家をいずれは出ることになります。賃貸でいくのか、買うのか、人はどういうタイミングで決断するものなのでしょう。年金いくらもらえるか勘定するのって、なんだか人生の終わりが見えてしまうみたいでいやなんですよね、考えないといけない頃に来ていると思いますが考えたくない・・・。