たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

5~11歳のコロナワクチン接種 「努力義務」の結論は持ち越し

2022年01月27日 23時55分45秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年1月26日付毎日新聞より、

「5~11歳のコロナワクチン接種 「努力義務」の結論は持ち越し

 デルタ株までの変異株で得られた知見により、子どもへの接種が進むことで、社会全体の感染者数や重症者数を減少させる効果が期待されるとした。

 妊婦が努力義務の対象外になっているのは、新型コロナワクチン接種が始まった当初は、有効性や安全性に関する知見が十分ではなかったためだった。この日の分科会では、エビデンス(科学的根拠)が集まってきたとして、妊婦にも努力義務を課す方向でまとまった。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b5fa2d0aa41b057e8cc374ed9b175f4b4601be0

2022年1月26日付サイエンスポータルより、

「猛威のオミクロン株、子供の感染者増加と亜種を警戒 厚労省の専門家組織

「年代別では20代が減少する一方、10歳未満が増加している」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3019de7bd6f060e7b806eab64f4ad82793f9a1b5


2022年1月27日付時事通信より、

「3回目接種の前倒し要望 検査体制拡充も、政府と協議 与野党」
https://news.yahoo.co.jp/articles/11748f31fb4b88c4d146daa26592121754d0b93a/comments

 自治体から12歳未満の子どもがいる世帯への接種券の送付が始まるようです。このタイミングで、子どもへの接種を促すような印象操作と読めてしまいます。自分で判断することのできない子どもたちに、あなたのせいでおじいちゃん、おばあちゃんが死ぬことになってもいいのかなどという圧力をかけていいものでしょうか。感染拡大を防ぐためであったはずが、接種率をあげていくことを目指しているようにみえます。こわいですね、妊婦さんにも努力義務をかすとか。

「努力義務」、労働法制では事業主が雇用責任を免れることができるようにうまく使われています。わたしたちの命にかかわるところでは、このように同調圧力をかけやすいように使われてしまうのかとおそろしいです。玉虫色の言葉と思います。「自己責任」も巧みな言葉。

泉大津市のホームページより、「ワクチンの安全性と副反応について」

国内における新型コロナワクチンの副反応について、厚労省の資料にもとづいてわかりやすくまとめられています。
https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/kenko/kenkodukuri/osirase/kennkoujyouhou/koronawakutinsessyu/7070.html

 無料の検査、東京都のホームページをみるとクリスマスの頃から始まっているようです。無症状の方が対象となっていますが、症状のある人だけが検査を受ければ陽性判定者の人数は減っていきませんか。なんでもタダは人をだめにします。検査もワクチンも本当に必要な人が、一部自己負担で受けるようにすれば落ち着いていきませんか。

情報は待っていても、ちゃんとした情報がなかなかつかめない

2022年01月27日 15時27分29秒 | 気になるニュースあれこれ
 厚労省のホームページに公開されている2021年12月24日付の、ワクチン副反応の疑いの資料にもとづいた泉大津市長のメッセージ。

「泉大津市秘書広報課:新型コロナウイルスに関する市長メッセージ②(R3.12.28)
厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会 資料」

https://www.youtube.com/watch?v=A1y4UKlEqTY

「健康な若者は(コロナで)重症化しないということが言われている、一方ワクチンによる重篤な副反応がこれだけ出ていることをどう受け取るか、非常に大事なことだと思っている。このあたりの数字をしっかり見定めていただいて、特に若年層への接種についてはきわめて疑問をもっている。

 事実こういうことがあるということはしっかり情報をみてください。マスコミ、テレビはこういうことをなかなか報道しないし、2021年5月までが今回のワクチンは臨床治験中ということで、その時々であらたにわかってくることがあるワクチンなので、いいことも悪いことも含めて判断をしていくことが大事だと思っている。

 心筋炎、心膜炎についても資料が出ている。若年層、若い男性に報告頻度が多い。事実としてこうした頻度が高いということが出ている。コロナで健康な若者は重症化しにくいということが言われているにもかかわらず、こうした報告がしっかりとあがってきている。こういう事実があることも知っていただきたいし、もし打った場合、激しい運動は控えないと危ないと思う、いろいろなお医者さんからそういったアドバイスもいただいており、知っているか知っていないかで大きな差になってあらわれてしまうのはダメなので、できたらこういうことをしっかりと知っていただきたい。

 体調が悪くなって登校できなくなることも稀ではあるが出てきている。なかなか重篤な事例が出てきているのも事実。

 わからないことがほんとに多い。接種についてはそれぞれの判断を大事にしたい。

 ワクチンの副反応について、しっかりサポート体制をつくっている。困っている人がいたら助けていきたい。市外の方でもなかなかきいてくれるところがないということがあれば、チラシに書いてある問い合わせ先に問い合わせいただいたら、なにかしらサポートできると思う。

 情報は待っていても、ちゃんとした情報がなかなかつかめない。偏った情報しか入ってこないので、できたら情報は自分でとりにいっていただくことも大事にしていただきたい。」

 

 昨日久しぶりにかかりつけ医のクリニックへいくと、抗原検査を受けられるようになっていました。わたしが手術のために入院するかもしれない2月上旬にはコロナはたぶんおさまるとのこと。コロナで亡くなっている人はコロナ自体で亡くなっているのかおたずねしたところ、感染するともともとある病気が誘発されて亡くなっている、つまりインフルエンザと同じ。厚労省のホームページにあるとおりの認識でまちがいないとのことでした。

「新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち重症化しやすいのは、高齢者と基礎疾患のある方、一部の妊娠後期の方です。」

2022年1月版新型コロナ感染症のいまに関する11の知識より、
https://www.mhlw.go.jp/content/000788485.pdf


「1番のコロナ対策は「テレビを消すこと」」
https://www.instagram.com/takahisa_taniguchi/



那須動物王国の”コロナちゃん”が歩く練習している様子。とても賢い猫だそうです。
https://twitter.com/nakprstaff/status/1486561326512041986

アガサ・クリスティー『愛の重さ』-第二部シャーリー-第三章より

2022年01月27日 01時18分03秒 | 本あれこれ


「ポールドック氏は人差指を尽きだして振った。
「シャーリーはすぐ、まるっきり同じタイプの別な若僧と一緒になって帰ってくるよ。人間は自分のほしいものについてはよく承知しておる。シャーリーはヘンリーがほしいんだよ。もしも、彼という男が手にはいらなければ、あたりを見廻して、なるべくヘンリーと似たような男を探しだす。わしはそういう例を何度も見てきた。わしの親友がひどいあばずれと結婚した。細君のおかげで奴さんの生活は地獄も同然。さんさんに悩まされ、いじめられ、顎で使われて、いっとこも心の安まるときがなかった。なぜ、斧でも振りあげてぶっ殺してしまわないかと、はたでふしぎに思うくらいの悪妻だった。ところが思わぬ幸運が舞いこんだ。細君が両側肺炎にかかって死んだんだ!六か月後には奴さん、生まれかわったように見えたものだった。人柄のいい女性で、やつに関心を示すむきも二、三あった。ところが一年半のちにどういうことが起ったと思うね?前のに和をかけたひどい女と再婚したのさ。人間性というやつはまったく不可解だて」と大きく息を吸いこんで続けた。

「だからローラ、悲劇の女王のようなそんな顔をして歩きまわるのは、やめた方がいい。あんたは前にもいったように、人生を大真面目にとりすぎる。ほかの人間の人生を肩代わりするわけにはいかない。シャーリーは自分の畝を自分で耕すほかないんだ。それにわしにいわせれば、あの子だって、自分のことを自分で始末するぐらいの能力はもっているよ。おそらくあんたが手を出すより、はるかに有能にやっていくだろう。わしが心配しているのは、むしろあんた自身のことだ、ローラ。これまでもそうだったが・・・」」

(アガサ・クリスティー、中村妙子訳『愛の重さ』早川書房、昭和62年4月30日第七刷、126頁より)