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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

社会の「最適解」 国民的議論を

2022年01月23日 18時26分36秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年1月21日付産経新聞Webより、

「社会の「最適解」 国民的議論を 医療ジャーナリスト・森田洋之氏

 オミクロン株の重症化リスクの低さを考えれば2類相当である必要はなく、5類に変更すべきだと考える。
 コロナに感染しないということはもちろん重要だが、健康というのは身体的なものだけでなく、人と交流する、コミュニティーで活動するといった心の健康も含まれる。休校やリモート授業が続いた令和2年度、子供の自殺は過去最多となってしまった。行事はなくなり、マスクによって人の顔もまともに見られない。コロナに対する社会の反応を子供たちはすごく敏感にとらえており、彼らへの教育やメンタル面に与える影響が心配だ。」

https://www.sankei.com/article/20220121-ZHOCDXBY5JKZ5OHSBWSTRR3B6E/

 あくまでもわたしの感覚ですが、まん延防止策がはじまった昨日、一昨日と夕方、時短を余儀なくされた飲食店に入った時、働いている若い方々がすごく疲れてしまっていると感じました。ラストオーダー7時半、8時で閉店になりますがよろしいですかと一回一回言わなければならないし、たぶん学生アルバイで稼働時間が少なくなればその分お給料は減ります。学校の方針にも振り回されているのでしょう。協力金によるコロナバブル?は個人経営の小さな店の話でしょう。従業員のシフトで回している大きなところは売り上げ減って厳しいのではないでしょうか。お酒を出すお店はクローズしていて、心が痛くなりました。飲食店を一時間早く締めさせたり、休業させたりすることに意味があるのだろうかと思いました。

2022年1月19日付産経新聞Webより、

「奈良知事「蔓延防止措置は効果なし」感染急拡大で

「重症者、死亡者が出ないよう医療提供体制を充実させるのが県の一番の役割。飲食店の営業時間を短縮すると、病床使用率や感染者数が下がるというロジックがあればすぐ要請するが、直結していないと思う」と指摘。」
https://www.sankei.com/article/20220119-YLASDMMFDFMS5E32XZOEKM72WI/

 まん~を申請しない考えを貫いている少数派の首長の声は、あまりニュースになっていません。毎日の感染者数速報、数字を垂れ流しだけはもはや意味ないと思います。東京都と厚労省では重症化の基準が異なるそうです。厚労省は、補助金が出るからとて軽症でも入院させた人も重症者としてカウントしているという話もあります。交通事故で亡くなった人も検査してコロナ死としてカウント、なぜかわざわざ水増ししているという話は当初からありました。PCR検査を無料にしたため、検査場でコロナがつくりだされているのではないかという声。中学生がこの現状に気がついているという声も見かけます。

 ナントカ大学の先生、ナントカ専門家、立派そうにきこえる肩書きで信じてはいけないのだということはわかってきました。誰の話を信じればいいのかわかりませんが、ワクチン接種に警鐘を鳴らす医師たちの声は、危機的状況といわれた沖縄で実効再生産数が下がってきているので沖縄はピークアウトした、他も2月に入ればピークアウトするだろという話。実効再生産数とはなにか、ググってみると、“すでに感染が広がっている状況において、1人の感染者が次に平均で何人にうつすか”を示す指標。これが下がってきている、さらには滞在時間がキーワードになるという話。

 花組、東京宝塚劇場公演、27日まで公演中止を延長すると発表されました。劇団は「公演関係者の新型コロナウイルス陽性が確認されました」としています。感染という言葉は使っていないので、報道も感染したとは書けません。大事なことです。劇団はあくまでも国のガイドラインにしたがって中止の判断をせざるを得ないという姿勢だと思います。陽性≒感染、東宝さんも感染という言葉は出していません。帝国劇場も中止で、お向かいのシャンテは空いているという声をみかけました。やはり観劇前後の客足が流れないのというのは影響が大きいです。今のままでは、一人でも陽性判定者が出たら中止となってしまいます。陽性となった人だけ休ませるというわけにはいかないものなのか。



 今週の金曜日、手術の相談で総合病院を受診することになっていますが、ワクチン接種しなさいと言われたらどうなるのだろうと不安がよぎっています。接種券、昨年6月、国保で内科を定期的に受診しているからか、基礎疾患のある人にカウントとされたようで65歳未満となった時優先的に届いてしまいました。薬剤師とかかりつけ医にワクチンは?と言われましたがスルーしたままです。コロナ禍となってからも、大混雑の電車とバスで出勤していたし、劇場にもデパートにも出かけました。もちろん手洗い、うがいは喉と鼻。コロナ禍以前からマスク依存症、インフルエンザとウィルス性胃腸炎で苦しんだ経験があるのでそうならないようにと思っています。今のところなにもありません。かかりつけ医にいくと、発熱がある人はこちらに電話をしてくださいと貼り紙があるのでこわくて熱出せません。鼻水、くしゃみだけでも大丈夫かなと思ってしまったり。冷静に考えたらインフルエンザになった時、症状がひどくなってこれは普通の風邪とは違うとなってから検査して判明、タミフルのんで3日程吐き気や下痢と闘いながらひたすら休んでいました。もちろん救急車を呼ぶことなどありませんでした。軽症者はこうして町医者で検査して薬をすぐもらえる体制にシフトしたら、だれもが疑心暗鬼に囚われることなく安心できるのでは?本当に必要な人に治療の手が確実に回るのでは?

 ビートたけしさんの昨夜の生放送での発言が話題になっています。たけしさん、75歳、後期高齢者になったんですね。賛否両論あるのでしょうが、自殺者年間2万人と言ってくれたのは個人的に大きいと思います。2021年は2020年よりも自殺者が減ったらよかったねということではないでしょう。数字に身元不明者、未遂者は含まれていません。特に若年層の死因の第一位は自殺。わたしがそうであるように、身近な者は長きにわたり消えることのない心の傷みを背負いながら生きていくことになります。とても苦しいです。コロナ死の人数を毎日流すなら、他の死因も流すべきでしょう。たけしさんほどの人が、自分はもうどうなってもいい立場だからと、やっと本音が言えるようになったのだと感じます。この集団ヒステリーのゴールはどこなのか、なにを目指しているのか。エラい人たちは責任の押し付けあい、いちばんエラい人は大きな決断できるだけの才覚ないでしょう。

 今は東京宝塚劇場の花組と帝国劇場のジャニーズが、公演再開できることを祈るばかりです。











ジョン・ケアードさんの世界一受けたい授業&帝国劇場の裏側

2022年01月23日 01時40分38秒 | ミュージカル・舞台・映画
1月22日に放送された世界一受けたい授業、見逃し配信で視聴しました。
https://tver.jp/corner/f0096078


 テレビを持っていないので、こうしたバラエティー番組をみるのは久しぶり。

 2-3月帝国劇場『千と千尋の神隠し』を演出する、ジョン・ケアードさんご登場。『レ・ミゼラブル』オリジナル版の演出家。以前も書いていますが、𠮷原光夫さんが、ロイヤル・シェイクスピアカンパニー出身のジョンさんの演出は、アンティークなオルゴールのようだと話されるのをきいたことがあります。他にわたしが観劇したのは、『レ・ミゼラブル』『ダディ・ロング・レッグズ』そして昨年10月の『ナイツ・テイル 』、今井麻緒子さんと結婚されていることはこの時まで知りませんでした。ジョンさんは役者にダメ出しをしない、すごくほめるということは、井上芳雄さんの雑誌インタビューで読んだことがあります。『千~』はミュージカルではなく、ストレートプレイとのこと。どんな舞台になるのか楽しみです。

 帝国劇場の裏側紹介では、帝国劇場の申し子、井上芳雄さんご登場。2000年東宝初演『エリザベート』をみているので、芳雄さんが帝国劇場に立っているという、それだけでこの上ない安心感と嬉し味。せり上がり、盆回り、奈落、舞台好きにはたまらないワクワク感。高級感のあるフカフカのじゅうたんと広い客席。2階のお手洗いに並んでいる時、皇居のお堀端がみえます。季節の色を感じながら並びます。何十回も訪れているのにパーラーには縁がなく、帝国劇場の名前が刻印されたスプーンがもらえることは知りませんでした。700円も納得。センターゼロ番が照明でもわかるようになっている、芳雄さんがいちばん好きな場所は3階の発光室、ここから自分が出ていない舞台をみるのがいちばん好きだとのこと。一般の観客は入ることができない特等席、舞台全体が見渡せていいですね。帝国劇場には舞台の神様が宿っていると役者さんたちが話される特別な場所、この空間が放つ香りが大好きです。一階席奥にはスタッフさんが操作する器材スペースがあるのをみたりするだけでワクワクします。ちょっと??となったところも。帝国劇場、いつからかまた客席での飲食OKになっています。コロナ禍となってからは禁止ですが、それまで幕間におにぎりやお菓子食べていたし、飲み物もOKでした。

 帝国劇場、客席のシートにすわると、本田美奈子さんの魂が宿り続けていると感じる場所、今は沙也加ちゃんも一緒に見守ってくれていることでしょう。舞台を愛し、命をかけてきた方々の魂が宿る場所。わたしにとっては、数え切れないほど、心のエネルギーをもらっているかけがえのない場所のひとつです。次に訪れる機会にめぐまれたときには、ステンドグラスやオブジェ、美術品にもう少しゆっくりひたれるといいなと思います。小林一三翁もいらっしゃいます。

『千~』、楽しみといってもチケットはありません。ぴあの補助席追加販売で2階席にエントリーしてみましたが、ほんとうに手術とかなったらどうなるのか、締め切りまであるので一応エントリー回数増やそうかな・・・。

 トップのお写真、東宝さんのツィッターからお借りしました。初演『エリザベート』、カーテンコールの初風諄さんと井上芳雄さん、これを観劇している人生、それだけでも幸せなり。心の宝物です。

ミュージカル『ナイツ・テイル』-帝国劇場千穐楽おめでとうございます
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/d/20211109

帝国劇場 劇場&バックステージツアー「帝劇への誘い」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=nAd1Jm-iPP0