たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

公演の再開を祈ってきました

2022年01月09日 16時27分02秒 | 宝塚
2022年1月8日(土)、東京宝塚劇場、

 白い幕がおろされた劇場の中は灯りがついていました。友の会の発券機のブースと予約券引き換えの窓口はあいていました。中ではスタッフさんたちが再開にむけて働いていらっしゃるのだろうと思いを馳せました。私たちに夢と希望を届けるために、いつも本当にありがとうございます。

 公演中止のお知らせがLINEに配信されたのは、7日(金)の21時33分でした。中止か上演か、劇団はぎりぎりまで判断を迷ったのではないでしょうか。劇場の運営スタッフに陽性判定者が出たことは昨年も2度か3度ありました。心配しましたが劇団は公演を続行しました。今回も上演するという判断は十分にあり得たと思いますが、オミクロン株という、重症化はしないけれど感染力が強い?コロナの感染拡大という状況から万が一を考えて中止という判断になったのでしょう。最初にお知らせをみたときは、いつも劇場でわたしたちが安心・安全に観劇できるよう気を配ってくださっているスタッフさん、一方的に顔見知りになっている売店のスタッフさんは元気でいらっしゃるのかと心配しました。

 残念ながら、スタッフサンたちの呼びかけにもかかわらず、昨年2月の宙組公演からロビーでのおしゃべりがとまっていません。2階のロビーでリニューアル20周年記念展が開催されていたこともあり、友の会の連番とか、会のお仲間とか?どうしても話に花が咲いてしまっています。雪組公演の時には観劇録に書きましたが、宝塚が好きでこの仕事を選んだかもしれない若いスタッフさんたちが、宝塚を嫌いになってしまうのではないかと心配になりました。どなたかつぶやかれていますが、日生劇場のように、会話をおひかえくださいではなく、会話はおやめください、と強く呼びかけた方がいいのかもしれません。規制退場に従わない様子も散見されるようになっています。とても残念です。安全に公演を続けていくためにご協力をお願いしますとスタッフさんたちは呼びかけているし、劇場内のトイレ待ちの列にみえるよう壁に張り紙もされていました。わたしはいつも一人ですが、劇団と生徒さんたちの並大抵ではないであろう努力にこたえていくために、今一度わたしたちも気持ちを引き締めていきたいものです。

 わたしの東京宝塚劇場の観劇予定は2月のはじめ、無事に観劇できる時は、感謝をこめて、今まで以上に一生懸命観劇したい。そのあとしばらく観劇することはできなくなるかもしれませんが必ずまた戻ってきたいです。

 現実はどうしても希望をもつことがむずかしくて、先を考えると気持ちがおちてしまいます。それでも多くの人はどうにかこうにか、生き延びていこうと懸命なのだろうと思います。まぁ様がつづっているように、劇場は現実を忘れてひととき夢の世界の住人として生きているような気持ちになれる場所、そんな時間と空間は人生に必要だと思います。



















シアタークリエは『リトルプリンス』の初日、静かに賑わっていました。



日生劇場は、『イントゥ・ザ・ウッズ』の開幕を待つばかりとなっていました。











日比谷シャンテのキャトルレーヴ







帝国ホテル



ミッドタウン日比谷前





久しぶりの帝国劇場はジャニーズで大賑わい。
さすがに客層が若くておばさんは近づくことができませんでした。
『ガイズ&ドールズ』の上演決定の写真を撮りたかったですが断念。

白いお洋服の方が多かったのはキャストの衣装に合わせてなんですね。



丸の内仲通りもジャニーズファンでにぎわっていました。



 わたしは帝国劇場も日生劇場もシアタークリエも当面観劇叶いそうにありませんが、どの公演も無事に千穐楽まで上演できるようにと祈りばかりです。

 ささやかなブログへの訪問ありがとうございます。迷いの日々、生きている証として、なんとか生きていることをお知らせするために、ほんとうにささやかにやっています。いつもありがとうございます。