たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

旅の思い出写真_ルーヴル美術館_「サモトラケのニケ」

2019年04月21日 22時15分41秒 | パリから世界遺産を訪ねて
 今さらこんな解像度の低い写真でなくても・・・からの旅の思い出整理、ルーヴル美術館で何をみたのかな。完全に自己満足の復習タイム。


『モナ・リザ』『ナポレオンの戴冠式』『民衆を導く自由の女神』『カナの婚宴』などの大作が並ぶドノン翼2階の階段ホールに展示されていました。ものすごい人だかりで、間近にいくことはできず、遠くからこうしてなんとか写真を撮ることができました。大きいので遠目からもみることができました。美しく躍動感にあふれていました。



『サモトラケのニケ』
紀元前190年頃、大理石、台座73㎝、高さ245㎝

「ドノン翼2階、ダリュの大階段を上がると姿を現す勝利の女神像。右斜め下方から鑑賞するのが美しいといわれている。

 1863年に在トルコのフランス副領事シャンポワゾーが、エーゲ海北東部のサモトラケ島では発見し、ルーヴルに送った古代ギリシアの勝利の女神像。台座である船の舳先(へさき)の石灰岩がロードス島産であることから、紀元前2世紀頃、アンティオコス3世率いるシリア軍を破ったロードス島民が、海戦の勝利を祈願、あるいは感謝して奉納した像ともいわれる。サモトラケ島は航海者の守護神とされたカベイロイ崇拝の中心地でもあった。失われた右腕を前方に伸ばし、勝利を告げるポーズをとっていたと思われる。


鑑賞のポイント

・ニケは戦いの勝利を祝福する有翼の女神。

・造られたのは紀元前190年頃。

・エーゲ海のサモトラケ島で1863年に発見された。

・100個以上の破片をつないで復元された。

・ヘレニズム彫刻特有の躍動感。」


(週刊『世界の美術館-ルーヴル美術館』、講談社発行より)



週刊世界の美術館 no.1―最新保存版 ルーヴル美術館 1
講談社
講談社

この記事についてブログを書く
« 久しぶりにかわいいイケメン | トップ | 作文、終わりました »

パリから世界遺産を訪ねて」カテゴリの最新記事