言葉のトリックを徹底的に検証すべし!
安倍語録の詭弁を徹底的に暴くべし!
さもなければ無秩序国家社会となる!
紀伊民報 「中国と北の核」 2017年4月12日 《水曜日》
http://www.agara.co.jp/column/mizu/?i=331959&p=more
「相互抑止力」とは、米ソ冷戦時代にできた軍事用語だ。「やったら相手にもやり返され、こちらも手ひどい打撃を受ける。だから、最初の手出しを止めよう」という意味で、双方が互いに自制して際どい平和が保たれてきた。
愛国者の邪論 相互が互いを尊重し合って対話と交流をすることこそが「戦争防防止」の保障となるのではないのか!憲法平和主義・国際協調主義論は想定外です。同時に、この思考回路には「国民」も想定外です。
▼小さな独裁国家、北朝鮮が超大国・アメリカに向かって、この相互抑止力を手に入れようと必死だ。ミサイルを使って米本土を核攻撃できるようになれば、対等に交渉できるというのが、北の独裁者のシナリオだ。
愛国者の邪論 そもそも国連憲章を紐解くまでもなく、現代国際社会においては、主権国家は対等平等なはずです。「北の独裁者」が、核兵器をもって、しかも大陸間弾道弾をもって「対等に交渉できる」としていると倫氏が「評価」していることそのものが、核兵器保有国と非保有国は対等平等ではないということを皮肉にも認めているのです。核兵器は「相互」「抑止力」として認めているのですから、当然です。しかし、ここにスリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソのトリックが浮き彫りになります。
愛国者の邪論 そもそも国連憲章を紐解くまでもなく、現代国際社会においては、主権国家は対等平等なはずです。「北の独裁者」が、核兵器をもって、しかも大陸間弾道弾をもって「対等に交渉できる」としていると倫氏が「評価」していることそのものが、核兵器保有国と非保有国は対等平等ではないということを皮肉にも認めているのです。核兵器は「相互」「抑止力」として認めているのですから、当然です。しかし、ここにスリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソのトリックが浮き彫りになります。
一つは、「相互」ではない「抑止力」は存在し得ないのです。あるのは「脅し」と「従属」あるのみです。
二つは、超大国の核兵器保有国であるアメリカは、その核兵器と軍事力で「世界の警察官・裁判官」を実践してきました。他の超大国なども認めてきているのも事実です。しかし、この「超大国アメリカ」が「世界の警察官・裁判官」として実践してきたことは「国際法違反」の侵略戦争であったことも、また日本以外では周知の事実です。
三つは、そのような米国に対して北朝鮮が核兵器を使って対等平等を目指すのは、米国以外の核兵器保有国が核兵器を保有している理由を見れば、ある意味当然です。
四つは、唯一の戦争被爆国で、憲法平和主義と非核三原則を保持している日本が米国の核兵器の傘の下にあることを見れば、北朝鮮の核兵器保有も、認めなければならないでしょう。
以上のような核兵器保有を容認する屁理屈を「小さな独裁国家、北朝鮮」だから容認できないというのは全く問題アリと言わなければなりません。
▼「そうはさせない」というトランプ米大統領は「先制攻撃を仕掛けるぞ」と脅しをかける。しかしながら北が韓国、日本など米国の同盟国へ核兵器やミサイルを使った攻撃能力を持ち始めているので、米国も簡単には北への軍事力使用に踏み切れない。
愛国者の邪論 この「先制攻撃」論は、「小さな独裁国家、北朝鮮」にも適用できることを、日本の情報伝達のテレビ・新聞は隠ぺいしています。「小さな独裁国家、北朝鮮」に「先制攻撃」を仕掛けようとする局面が来れば、「小さな独裁国家、北朝鮮」は、日米韓に対して「先制攻撃」を仕掛けることは当然でしょう。だからこそ、米国も踏み切れない!「小さな独裁国家、北朝鮮」の「抑止力」が立派に生きている!しかし、同時に、このような思考回路を確認することこそ、憲法平和主義が生きてくるということになります!
▼ではどうするか。日米韓が決め手と考えているのが中国であり、その力を使って北を実質的に締め上げることだ。中国が本気になれば、北は崩壊の危機になる。
愛国者の邪論 これも日米韓の身勝手が浮き彫りになります。中国に北朝鮮をやっつけろ!何とかしろ!と言っているのです。自分たちの手は汚さず!自分たちでは何もできないことを認め!ながら中国に責任を転嫁しているのです。しかし、その中国に対して日本は尖閣問題では中国を「仮想敵国」視しているのですから呆れます。集団的自衛権行使を容認し戦争法を強行するときに使った中国「脅威」論と、その対策のための「対中包囲網」政策を見れば、安倍政権の身勝手さがいっそう浮き彫りになります。
▼しかしそれは必ずしも中国が望むコースではない。彼らは北は生かさず殺さず、おとなしくしていてくれるのが一番と考えている。先日の米中首脳会談でも、対北戦略で足並みがそろわなかった。日韓、日中関係ももつれており、正常化への道は遠い。そこにつけ込んで北は綱渡り戦略を続けている。
▼ではどうするか。日米韓が決め手と考えているのが中国であり、その力を使って北を実質的に締め上げることだ。中国が本気になれば、北は崩壊の危機になる。
愛国者の邪論 これも日米韓の身勝手が浮き彫りになります。中国に北朝鮮をやっつけろ!何とかしろ!と言っているのです。自分たちの手は汚さず!自分たちでは何もできないことを認め!ながら中国に責任を転嫁しているのです。しかし、その中国に対して日本は尖閣問題では中国を「仮想敵国」視しているのですから呆れます。集団的自衛権行使を容認し戦争法を強行するときに使った中国「脅威」論と、その対策のための「対中包囲網」政策を見れば、安倍政権の身勝手さがいっそう浮き彫りになります。
▼しかしそれは必ずしも中国が望むコースではない。彼らは北は生かさず殺さず、おとなしくしていてくれるのが一番と考えている。先日の米中首脳会談でも、対北戦略で足並みがそろわなかった。日韓、日中関係ももつれており、正常化への道は遠い。そこにつけ込んで北は綱渡り戦略を続けている。
愛国者の邪論 中国が「小さな独裁国家、北朝鮮」を「締め上げる」ことはありません!「小さな独裁国家、北朝鮮」を崩壊させた後のことを考えれば、当然です。「キューバ危機」「日米核軍事同盟」によって「中国本土の近くに巨大なアメリカの軍事基地があり核兵器が配備されているのです。
▼日本としては、北の核能力充実を座して待つのが一番まずい。しかし各国とも手詰まりで、最悪のコースをたどっている感が深い。(倫)
▼日本としては、北の核能力充実を座して待つのが一番まずい。しかし各国とも手詰まりで、最悪のコースをたどっている感が深い。(倫)
愛国者の邪論 核軍事抑止力論国際法を無視した脅し外交・脅し安全保障論のの行き詰まりが浮き彫りです。この思想と思考回路は100年前の戦争を違法化した歴史を全く無視をしたものであること、その点で「無知」そのものであること、第二次世界大戦を経て制定された日本国憲法を全く想定していないことが浮き彫りになります。これこそが混迷と展望を見いだせない最大の要因であることも!しっかり勉強しろ!ということです。
【第3回講義レビュー】抑止論(Deterrence Theory)と拡大抑止(Extended Deterrence)
人間の安全保障をすべての人に
人間の安全保障の共通理解に関する総会決議 平成24年9月11日
国連総会、「国連文明間の対話年」を宣言 第53回本会議1998年11月4日
国際連合憲章に従った国家間の友好関係及び協力についての国際法の原則に関する宣言
一九七〇年一〇月二四日国連総会決議二六二五(XXV)
侵略の定義に関する決議
侵略の定義に関する条約
「 けん制」「挑発」は言葉は違うが立場で異なる!
実態は同じだが!
「平和」だって
誰もが使う言葉だ!
ヒトラーでさえも!
安倍晋三首相は「積極的平和主義」という!
「憲法平和主義」とは真逆だぞ!
「同音異義語」というのは何かと厄介だ…
福井のニュース > 越山若水 >(2017年4月12日午前7時20分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/column/119102.html
【越山若水】「同音異義語」というのは何かと厄介だ。「思考」「志向」「試行」のように、発音は同じでも意味はまるで違う。だから漢字の書き取りテストによく出題される
▼韓国や北朝鮮の場合は事情がもっと複雑になる。漢字を廃止しハングル文字を採用したため「パンファ」の発音と表記では「防火」「放火」の区別ができない
▼同じく「ヨンペ」も「連覇」「連敗」と全く逆の意味になる。単語だけでは見分けられず、前後の文脈で判断するしかない。場合によってとんでもない誤解を招く
▼韓国、北朝鮮とも建国の1948年にハングル使用を決定し、70年代以降は漢字廃止が徹底された。しかし不都合が多く、韓国では漢字の復活を検討中という(笹原宏之著「日本人と漢字」集英社)
▼さて核・ミサイル開発を誇示する北朝鮮。傍若無人な態度に先進7カ国外相会議は国連安保理決議の順守を要求。米原子力空母も北朝鮮近海に展開し軍事挑発をけん制する
▼ところが度重なる警告も馬耳東風の様子。それどころか最高人民会議(国会)の開催と金正恩(キムジョンウン)体制5周年に合わせ、再び暴挙に踏み切る懸念がある
▼ネットを調べると、ハングルの同音異義語がたくさん載っている。「武力」と「無力」、「停戦」と「停電」などである。北朝鮮はどうやら世界の「防火」の忠告を都合良く「放火」と解釈しているに違いない。(引用ここまで)
コメントありがとうございます。
モンゴルのウランバートルはいいですね。
何せ、「相撲」の精神でやれば、もっといい!裸ですから、憲法9条の理念そのものです。
北朝鮮の対話のメッセージは、悉く無視をしてきたのが日本のメディアです。
今回のメッセージも、新しいものではありません!
NHKは、北朝鮮の現在の様子を流していましたが、日本の情報伝達のテレビ・新聞の異常過剰報道には辟易します。
北朝鮮とは侵略戦争と拉致問題のキーワードである人道主義と平和主義を使うことで核兵器問題も解決できると思っていますが、憲法9条を持ちながらアメリカの核の傘の下にあるという憲法違反をそのままにしていることを国民が克服しない限り、問題は解決できないでしょう。
トランプも安倍も金も同じですね。言動を見ると!
コメントありがとうございます。
>憲法9条は、1946年から変らず存在し続けるのに、
憲法9条を使った外交を展開することなく、立法改憲を狙って、その前段として解釈改憲をしながら、三要件なるものでゴマカシ、軍事費を防衛費としてゴマカシ、軍艦を護衛艦とスリカエ、実はアメリカの軍艦を護衛するとうことなのですが、さらには軍事費をGDP1%枠内に収めるとゴマカシてきたのは自民党政権ですよ。とてもじゃないけど、憲法などは使っていません。
シブシブ、憲法に従ってゴマカシ・スリカエ・デタラメ・大ウソのトリック政治をやってきた!
あの砂川最高裁判決などは、売国の権化です。日本国民としては許しがたい!
しかも、その口実は、
ソ連脅威論であり、そしてソ連東欧が軍事費増・自由人権否定などを原因として崩壊したら、今度は北朝鮮脅威を、そして尖閣問題で国有化して脅威をつくりだして憲法改悪の土壌づくりに狂奔してきたのは誰でしょうか!
でもでも、皆「抑止力向上」を口実に使ってきました。でも抑止力を向上させても、中国・北朝鮮の側も抑止力を向上させてしまった!
全く効果なし!
そもそも、この「矛盾」は、中国の故事成語にある「矛盾」の由来を考えれば、子どもでも判ります。
でも、
>現代の軍事的脅威には全く効果無しで、頼りになりそうなのは日米安保条約という今日この頃、左翼の皆さんは如何お過ごしですか、、、。
というのも、事実は全く違ってしまっている!
日米軍事同盟を深化させていくと、カネがかかります!ソ連が崩壊したように、オバマ大統領が軍事費増に二の足を踏んだのも、トランプ大統領が、軍事費増のしわ寄せで不満の高まった国民を鎮めるために使った手口に見るように、いやいや、今回のシリア攻撃と北朝鮮脅しに係る軍事費増を想えば、アメリカの沈下も近い!
軍事に興味のある人たちの最大の欠陥は、カネがかかること!そのカネは国民の税金であること!軍事費にカネを回せば国民生活が窮乏すること!戦争になれば、命と財産が失われること!そればかりか、精神異常を招くこと、などなどが想像できないことです!
だからこそ、これらの問題をクリアーできる最大の要素が憲法9条を使った外交を展開すること!という構図になる!
でも軍事オタクのアベ詭弁首相は、全く判っていません!
だからこそ、このことを愛国者の邪論は検証し暴いているのですね。
ご検討を!
愛国者の邪論