北朝鮮が悪いから!
軍事費を増やして社会保障費を削る!
国の来年度予算案の編成で、各省庁が先月末に提出した概算要求を財務省が集計し、医療や年金などに充てる「社会保障費」が膨らみ続けていることなどから、一般会計の総額は4年連続で100兆円の大台を突破しました。
アメリカが悪いから!
核兵器を保有してアメリカの脅しに抵抗する!
民事は後回し!?
NHK 北朝鮮 米に反発し軍事挑発の可能性示唆 9月6日 6時46分
北朝鮮は、6回目の核実験を受けて、国連安全保障理事会でさらに厳しい制裁決議案の採決を目指すアメリカに対し、「われわれ式の対応方法で応える」とする談話を発表し、対抗措置として追加の軍事挑発の可能性を示唆して強く反発しました。北朝鮮が、「ICBM=大陸間弾道ミサイルに搭載する水爆の実験」と称して6回目の核実験を強行したことを受けて、国連の安全保障理事会で4日、緊急の会合が開かれ、アメリカは北朝鮮にさらに厳しい制裁を科す新たな決議案を近く提出し、今月11日の採決を目指す考えです。これについて、北朝鮮外務省は5日夜、報道官談話を発表し、「トランプ政権になってわれわれを抹殺しようとするアメリカの策動がさらに無分別となり、核武力の強化に拍車をかけざるをえなくなった」と主張しました。そして「制裁や圧迫でわれわれを阻むことができると考えるのは誤算だ」としたうえで「アメリカによる制裁と圧迫の策動にはわれわれ式の対応方法で応える。アメリカは、原爆、水爆とともにICBMまで保有した核強国としてのわれわれの実態を忘れてはならない」と威嚇し、対抗措置として追加の軍事挑発の可能性を示唆して強く反発しました。北朝鮮は今月9日には、去年、5回目の核実験に踏み切った建国記念日を控えており、節目に合わせた新たな弾道ミサイルの発射などが懸念されています。(引用ここまで)
アメリカのトランプ大統領は日本と韓国にアメリカ軍の高性能の武器や装備の購入を認める意向を示し、6回目の核実験を強行した北朝鮮をけん制する狙いがあると見られます。アメリカのトランプ大統領は5日、みずからのツイッターに、「日本と韓国がアメリカから高性能の軍事装備を大量に購入することを認めるつもりだ」と投稿し、日本と韓国にアメリカ軍の高性能の武器や装備の購入を認める意向を示しました。トランプ大統領は、先に行った韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領との電話会談で、数十億ドル規模のアメリカの軍事装備の購入を認める考えを明らかにしていました。また、日本政府は、ミサイル防衛を強化するため、アメリカの地上配備型の迎撃ミサイルシステム、イージス・アショアを導入する方針を示しています。トランプ政権は、北朝鮮がICBM=大陸間弾道ミサイルだとする発射実験を繰り返したのに続き6回目の核実験を強行したことを受け、圧力をさらに強めるため、制裁の強化に向けた取り組みを進めるとともに、軍事的な選択肢も排除しない姿勢を改めて示しています。トランプ大統領としては、日米韓のさらなる防衛力の強化を図る構えを示すことで、北朝鮮をけん制する狙いがあると見られます。