会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

中華人民共和国へ10

2010-02-20 18:41:07 | 旅行
2月20日(土)   
  時には晴れ間があるが小雪ちらつき、夕方は強い風。

 
「予定は未定にして確定にあらず」とは誰の言葉だったか忘れた。格言かな?今日はそんな日であった。瓶詰めやラベル貼りで酒づくり最終日。予定では喜多方市ほまれ酒造で作業をするはずだった。しかし、昨日102歳の女性が亡くなり今日は告別式。酒造りより告別式が大事。区長として列席し焼香する。長寿を全うされた方の福をいただいた日であった。
 明日は男の料理味覚会でいわき方面に1泊2日の研修旅行(あんこうを食べる)に行って来るのでブログを休みます。

2月1日(月) 中華人民共和国への旅10「上海博物館」 

 「上海ヒルズ」を後にして上海博物館へ移動する。市役所と相対する場所にあった。
建物は、中央ふき抜けの4階建て。日本語の説明書があり、収蔵品を見る時の参考になった。
ここも時間が1時間半位で慌しくみて回った。展示品も入れ替えがある。博物館で写真撮影がOKだった?ので、パンフレットで紹介されていたうちの2点の写真をアップします。


 左の作品は「春秋晩期 犠尊」 中国青銅時代は紀元前約2000年も長く続いた。青銅は貴重な合金として、主に儀礼用器に作られ、祖先神霊の祭祀、貴賓の招宴、荘重典礼など盛大な場面に使用された。青銅器の種類は多く、造形も繁多、文様は精美で、鋳造の技術も高超である。中国古代の青銅芸術は中華民族の最も輝く文化遺産の一つである。

 右の作品は「北斉釈迦仏石造」 釈迦仏は上部と下部に下向きに蓮弁がついている台座に結跏趺坐している。仏の姿と表情は端正で穏やかである。全体の人物造形は力強い精神を含んでいる。背光は化佛、火炎文、蓮草文などの文様がなさた装飾性に富んだ挙身光で、一層の神秘な宗教的雰囲気を引き出している。

この仏像の前では自然と合掌礼拝をした。

これらの青銅器、彫塑芸術の他に古代貨幣、絵画、陶磁器、古代玉器、古代印章、歴代書法、明朝家具などがコーナーを設け展示してあった。

 パンフレットにある目玉の展示品を中心に駆け足でみて歩いた。博物館は時間を十分とってゆっくり鑑賞する所である。ツアー観光では時間確保が難しい。