会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

病後食

2012-03-25 19:46:03 | 健康
2012年3月25日(日)晴れ・くもり・雪 
 つかの間の晴れ間に心が和み、裏庭へ出てみる。クロッカスがあちこちに咲いていた。
水仙もチューリップもヒヤシンスも蕾が膨らんで気温が上昇すれば一気に花を咲かせることだろ。しかし、午後からは曇天となりみぞれ混じりの雪が降り出した。

 春はそこまで来ているのに足踏みしている。百花繚乱の春が待ち遠しい。 その頃になれば、体力もつき手術の経過もよくなり戸外を歩き回り、食事も普通食となるだろう。これも春待つ心と同じで待ち遠しい。
 「腸に春滴るや粥の味」この句は、夏目漱石が43歳の時、胃潰瘍を患い療養先の伊豆修善寺でひどい吐血に見舞われる。生死をさまよった後に詠んだ句です。絶食の末に許された粥は、歓喜のうちにのどを抜け、食道を震わせて下り、腸に春を届けた。五体に染みたことだろう。病床の漱石は「夜は朝食を思い、朝は昼食を思い、昼は夕食を思う」と当時の日記に書いている。

 病気も漱石ほどひどくなかったが、2週間の入院生活で、絶食・絶水の後の水とおもゆはなんともいえない食事であった。3ぶ、5ぶ、7ぶかゆそして全粥となった時はうれしかった。帰宅してからの食事は、全粥でおかずは細かく刻んだり、煮たりと妻が作ってくれる病後食である。もう何を食べてもいいのだが、手術後の胃壁の潰瘍の状態がわからないのでもうすこし我慢している。

  漱石と 同じ病か 病後食



 

議会とは

2012-03-25 16:00:04 | 時事
2012年3月24日(土)晴れ・くもり 
 今日もまたついテレビのスイッチをONにしてしまう。そして、普通は斜め読みしている新聞をいつもより丹念に読む。
 
 地方にはこんな素敵なことを決議した議会もある。(福島民報3月23日 こけし)
『二本松市議会は22日までに、東日本大震災の被災地のがれきの積極的な受け入れを決議した静岡県島田市に感謝の手紙を送った。
 ▽1月に視察でお世話になったお礼とともに、1日も早い復旧・復興を願い、岩手県二町を支援する島田市民の気持ちを「同じ東北の被災地として大変うれしい」とつづった。」』地方紙のコラムだがこのような記事は心を打つ。
    
 それに比べて国会はどうでしょうか。国会議員はどろどろとしいて口先では復興優先を唱えながら、一向に行動を起こさない。消費税問題では民主党内の事前審査会の議論が休日を挟んで何日も続いている。国の借金がGDPの倍もある国は世界中どこにもない。欧州金融危機の一つであるギリシャよりひどい。国債を国民の9割が(現在は8割強?)保有しているから国家破綻はないといって反対している政治家、消費税増税に賛成すると政権与党を助けると反対している野党。与党離脱をほのめかす亀井静香氏・・・など。

 数日前は「子ども手当」「子どもおうえん手当?」「児童○○」という語句で数日予算員会を空転させ、結局自公政権時代の「児童手当」になった。

 あきれて物がいえない。この頃は政策よりも政局にのみで動いている既成政党に国民が背を向けている世論調査が出ると、あれほど解散を叫んでいた自民党や公明党は鳴りを静めているように思える。

 消費税増税については国民の半数以上は止むを得ないと思っている。
 もっと国民に解かるように
 「消費税増税のメリットとデメリット」を説明し、将来どんな国家を目指すのか明確なビジョンを示して欲しい。政治家はそれが大きな責務と認識して政治活動をして欲しい。アメリカの倍もいる国会議員は80議席減の実現に本気で取り組んで欲しい。本気でビジョンを持ち活動している議員は国民が応援する。選挙の当落だけ気にしている議員は応援しないようにしましょう。

    志 何処に消えたの 議員諸氏