2012年9月29日(土)晴れ 27.9度
前宣伝がよかったのか、会津藩と関係が深かったのか「天地明察」の映画に多くの市民が関心を寄せた。その中の一人。歳を重ねても好奇心はまだまだ衰えない。前売り券2枚購入。(一人当日券は1,500円、前売りシニア券は1,000円)
会津若松市唯一の映画館「会津東宝」で上映する予定であった。しかし、映画館のある雑居ビル2階より失火し階下の映画館は大損害を受け営業できなくなってしまった。9月15日からのロードショーを待ち望んでいた観客のために、一昨年廃業した映画館「栄楽座」の協力で会津若松市文化センターで上映することになった。9月15日(土)夜1回、16日(日)夜1回、17日(月)夜1回、29日(土)10時から夜まで4回、30日(日)夜1回。文化センターは400座席なので毎回立ち見するほどの盛況。幸い、29日の夜は空席があり、座って鑑賞できた。
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第81回米国アカデミー賞外国映画賞に輝いた『おくりびと』。国内外から熱い注目を集める滝田洋二郎監督が、受賞後初となる作品で選んだ斬新なテーマ、それは〝江戸×天文”。原作は、2010年本屋大賞第一位に輝いた、冲方丁のベストセラー小説「天地明察」。多くの人々が、地球が円いことを知らなかった江戸時代に、日本初の暦作りに挑戦した、実在の人物・安井算哲(後の渋川春海)の物語。
江戸時代前期、日本では暦に大きなずれが生じはじめていた。800年前に出来た中国の暦を使っている影響だった。この時代、暦は、生活の基盤であると同時に、宗教、政治、経済にまで影響を及ぼし、暦を司る者が国を治めるほどの影響を持つ重要な存在。
そんな暦の間違いを正し、新たな暦を作るという一大計画のリーダーに大抜擢されたのが、安井算哲。碁打ちとして徳川家に仕えながら、幼いころから星の観測や算術に熱中する若者であった。暦を作るには、天文や算術の知識だけでなく、何年もかかえて観測をし、天体の動きを解明するという途方もない労力が必要とされる。誠実な人柄とひたむきな情熱で、決してあきらめずに挑んでいく算哲だったが、その先に待ち受けていたのは、挫折と失敗だけの困難な日々だった・・・・・・。
フィクションはあるものの、主役の算哲は岡田准一。算哲の妻えんは宮崎あおい。
算哲に改暦を命じたのは、文治国家を目指す3代将軍の後見役、会津藩保科正之藩主(松本幸四郎)。算哲の後ろ盾的存在に水戸光圀(中井貴一)。佐野高史、岸部一徳、市川染五郎・・・・など
前宣伝がよかったのか、会津藩と関係が深かったのか「天地明察」の映画に多くの市民が関心を寄せた。その中の一人。歳を重ねても好奇心はまだまだ衰えない。前売り券2枚購入。(一人当日券は1,500円、前売りシニア券は1,000円)
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第81回米国アカデミー賞外国映画賞に輝いた『おくりびと』。国内外から熱い注目を集める滝田洋二郎監督が、受賞後初となる作品で選んだ斬新なテーマ、それは〝江戸×天文”。原作は、2010年本屋大賞第一位に輝いた、冲方丁のベストセラー小説「天地明察」。多くの人々が、地球が円いことを知らなかった江戸時代に、日本初の暦作りに挑戦した、実在の人物・安井算哲(後の渋川春海)の物語。
江戸時代前期、日本では暦に大きなずれが生じはじめていた。800年前に出来た中国の暦を使っている影響だった。この時代、暦は、生活の基盤であると同時に、宗教、政治、経済にまで影響を及ぼし、暦を司る者が国を治めるほどの影響を持つ重要な存在。
そんな暦の間違いを正し、新たな暦を作るという一大計画のリーダーに大抜擢されたのが、安井算哲。碁打ちとして徳川家に仕えながら、幼いころから星の観測や算術に熱中する若者であった。暦を作るには、天文や算術の知識だけでなく、何年もかかえて観測をし、天体の動きを解明するという途方もない労力が必要とされる。誠実な人柄とひたむきな情熱で、決してあきらめずに挑んでいく算哲だったが、その先に待ち受けていたのは、挫折と失敗だけの困難な日々だった・・・・・・。
フィクションはあるものの、主役の算哲は岡田准一。算哲の妻えんは宮崎あおい。
算哲に改暦を命じたのは、文治国家を目指す3代将軍の後見役、会津藩保科正之藩主(松本幸四郎)。算哲の後ろ盾的存在に水戸光圀(中井貴一)。佐野高史、岸部一徳、市川染五郎・・・・など