会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

薪能 

2013-09-25 19:53:51 | 地域情報
2013年9月23日(火)晴29.7℃~12.1℃

会津能楽会の第27回会津鶴ヶ城薪能は、23日、会津若松市の会津能楽堂で催された。会津まつりの一環として行われた行事なので無料。
大勢の市民が詰めかけるだろうと思い開演50分前に行ったのだがイス席は満席。それでも空席がないかと見渡すと、最前列で舞台の真正面席が1つ空いていた。右隣3席が招待者席で教育長、市長、文化団体連絡協議会会長だった。だから空いていたのかと合点しながら空席に座った。3人ともよく知っていいる方だったので気を使わずに済んだ。途中から市長、教育長は退席したのでゆっったりと過ごすことができラッキーであった。

 佐藤ヨシカ会津能楽会会長挨拶、室井昭平市長の祝辞に続き、宝生流の「嵐山」「頼政」、観世流の「高砂」「江口」の仕舞が演じられた。
 風があったため薪の火入れはせず、宝生流の「胡蝶」の能を上演した。
 風が強く吹き、寒さが厳しかったので、虫の音と星が彩る秋の宵に、薪の火がゆらめく幽玄の世界とはいかなかったが、集まった大勢の市民は、梅の花に出会った蝶が舞う幻想的な舞台を楽しんだ