会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

ぴはピカソのピ展

2014-11-11 17:51:21 | Weblog
2014年11月11日(火)晴 14.7℃~1.5℃  

 長い人生の中で心から師と仰ぐ方は数人いる。その一人が2年前病に侵され、入退院を繰り返しながら闘病生活をされていた。数週間前入院し、医療関係者の協力を受けながら家族の献身的な介護と本人の回復への強い意志で病状も安定していた。食事も介護を受けながらも残さず食べており、3時間くらいの外出許可がでていた。8日夕食後、病状が急変し亡くなられた。奥様をはじめ家族の悲しみはいかばかりかと推察する。
11日告別式に参列し心を込めて焼香した。
斎の使いをもらったが、午後1時まで少し時間があったので喜多方美術館で開催されている(11.8~11.24)美術展を観に行った。

 
「大原美術館所蔵作品展 せ ぴ ろまの夢 ぴはピカソのピ展」


 パンフレトには
「本展では、大正期に結成された喜多方美術倶楽部から昭和期のセピロマ会へと連なる、地域に根ざした文化活動を再評価し、アーティストを受け入れ支援してきた喜多方の寛容な風土を再認識するともに、その21世紀のおける展開を試みます。
 本展の開催にあたり、喜多方と同様に蔵の町として知られ、また町衆の活動が活発な岡山県倉敷市の文化活動の結実である、公益財団法人大原美術館に特別協力をいただきました。大原美術館所蔵の作品の中から、セピロマ会の命名の由来となったセザンヌ、ピカソ、ロダン、マティスの作品を一作家ずつ4年間にわたって展示します。・・・・・・中略。アーティスト北城貴子氏を喜多方に招き、喜多方に滞在し、制作した作品を公開します。
本展が、ぜひセピロマの夢を現代に繋げます。」


 ピカソの作品は絵画3点と陶芸2点。1点は上記の絵で100号くらい。他の2枚は小品。陶芸は日常的な食器にデフォルメした図柄を描き、芸術品に仕上げた。
その他は北城貴子氏の大作が部屋いっぱいに展示されていて迫力満点。また、裏磐梯など地元の人と一緒に描き歩いた作品が展示されていた。
 美術館の作品鑑賞は、解説を読まないで鑑賞するのがいいのか、解説を読んでから鑑賞するのがいのか、どっちでしょうね。
 私は最初は解説を読まずに作品を鑑賞することにしているが、今回はピカソの作品、青の時代、バラ色の時代、○○の時代という言葉が気になって無で鑑賞することができなかった。
 みなさんは美術品の鑑賞をどうされているのだろうか?