会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

ボランティア活動

2014-11-18 10:33:06 | 地域情報
2014年11月18日(火)曇 9.7℃~5.2℃  
 「城西っ子の安全を守る会」

 各地で不審者や変質者が幼児・小学生をつけ回し、いたずらなど社会的に許しがたい事件が多発したことが数年前あった。警察、防犯協会などでは目が届かない。それではと保護者だけでなく地域ぐるみで子どもたちの安全を守ろうという気運が盛り上がりいろいろな組織が作られた。 住んでいる地域でも小学校があり、「城西っ子の安全を守る会」が平成20年4月に出来き見守りを始めた。孫も在籍していたので進んで会員になって活動した。


<趣旨>
 子どもたちが安心して生活するために、学校と地区及び各種団体等が一体となって子どもたちの登校や下校における安全の見守りを行う。
<活動団体>
 (1)城西地区老人クラブ ○材木町 きらく会  ○城西南長寿会
 (2)退職公務員連盟北会津支部 
 (3)舘脇町町内会
 (4)城西小学校父母と教師の会
<協力団体>
 (1)城西地区防犯協会
 (2)城西地区青少年育成推進協議会
 (3)交通安全協会城西支部
 (4)城西地区区長会
※本会の活動はボランティア(無報酬)であり、活動時間や場所については、各団体及び会員が無理なくできるようにする。
 など幾つかの申し合わせ事項で活動してきた。

 先日、学校と「活動・協力団体」の懇談会があった。諸事情があるだろうが出席者は数名。会が発足した当時からみると時間の流れの中で何かが変わってきている。その一番はそれぞれの団体で死亡、退会などで会員が減少し、高齢化している。また、新しい団体の加入がない。
 学校では2学期から、「自分の命は自分で守る」ということを徹底したいので下校時に教師が付いて行くのを止めたと校長先生が話された。
 趣旨はよく分かるので、城西っ子の安全を守る会員も無理なく自分の健康に留意して行うことにした。
 
 重ちゃんは朝晩の愛犬散歩の時、子どもたちの安全を見守っている。
「ボランティア」といっても本来の意味からずいぶんと変わってきている。東日本震災の時の活動は大部分は純粋な 「ボランティア」だったと思う。復興の名の下にNPOを立ち上げ予算をもらい活動する団体も現れた。有料でないと活動しないところまである。
 いろいろな場面で「ボランティア活動」が話題になりマスコミで取り上げられるが、マンネリ化し組織が硬極化しているものもある。
 残念だが「城西っ子の安全を守る会」もこの流れに逆らえない。見直し、再検討の時期に来ていると思う。
 

 「ボランティア」とは、「意志」「善意」の意味をもつラテン語の ≪VOLUNTAS≫ が語源だといわれることから、「自分自身の、自由な意志によって、援助のためにすすんで行動する人」といえます。そして、一人ひとりの自由と信念が尊重され、誰もが安心してくらせる平和な社会を創ることに、自分の考えで、金銭を目的とせずにかかわっていくことが“ボランティア活動”。