会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

日本酒 あれこれ 7

2017-03-13 18:16:49 | 料理と酒
2017年3月12日(日)晴 8.5℃~-1.9℃
 「清酒の商品知識」

酒販店にはところせましと様々な酒が立ち並び、一種類に限っても、製造方法別、産地別、ランク別などの区分があり、その上に銘柄がそれぞれ被さっている。そうした状況下で、メーカーは自社製品をどのように差別化し売り込むか、酒販店では商品洪水の中でどのように扱い商品を整理して絞り込むかが重要である。金賞をとった酒がいいのか、店主が薦める酒がいいのか、品薄の酒がいいのか消費者であるわたしたちは何を基準に選んでよいかわからない。少しだけでも商品知識があれば、清酒を選ぶ時に参考になる。

清酒には、A「原料や醸造法で決まる名称」とB「酒になった後の状態を説明する名称がある」
A=貴醸酒、純米酒、特別純米酒、吟醸酒、本醸造酒、特別本醸造酒、生一本、純米吟醸酒、
  大吟醸酒、純米大吟醸酒、寒造り、増醸酒、アルコール添加酒

B=生酒、生貯蔵酒、原酒、しぼりたて、樽前酒、にごり酒、活性清酒、火入れ酒、長期貯蔵酒、新酒、冷やおろし、古酒、大古酒、樽酒

 市場に出回っている酒は、一般酒が大部分(精米歩合70%以上)で、米、こめこうじ、醸造アルコールの酒と これに糖類、酸味料など添加した酒。
これに対して特定名称酒は一般酒とは明らかに品質の差がある。そのために原料米を厳選し、より白く磨き、アルコール添加も最小限に止めている。
純米大吟醸酒、純米吟醸酒、大吟醸酒、吟醸酒、特別純米酒、純米酒、特別本醸造酒、本醸造酒の八つにわけられる。

普通に晩酌するならば一般酒で十分。会津の酒だけでなく取り寄せで飲んでみる。


時には、特定名称酒を飲むのもいいでしょう。