会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

灯ろう流し

2018-08-17 21:51:46 | 地域情報
2018年8月20日(月)晴 32.2℃~15.2℃
「復興願いと戊辰150年の追悼」

 会津若松市城西地区のお盆の恒例行事「灯ろう流し」を十六日。城西地区の湯川で開催した。区長会など地区の各種団体による実行委員会の主催。
今年は例年にない猛暑と少雨で水量が少なく灯ろうが流れるかどうか心配した。実行委員会の有志が川に入り、雑木や萱を刈り、藻を取り除き、1週間前から準備をした。その苦労は大変だった。


なんとか準備はできたが、十六日当日は台風16号が福島県を通過し会津地方は大雨の予報。
 朝方から雨が降っていたが、昼頃からこやみになり、紅白幕を張ったり、簡易舞台、来賓席、受付、音響、マイク、照明など準備ができた。


 例年の先祖供養や東日本大震災からの復興への願いを記した灯ろうに加え、戊辰戦争百五十年にちなみ幕末の会津藩士の人々を追悼する思いを記した灯ろうも用意した。いずれも市民の手づくりで、合わせて約四百五十個なになった。住民が火をともした灯ろうを手渡ししながら次々に川に流した。
 揺らめく川面に灯ろうの明りが幻想的に映り、訪れた市民らが見入っていた。


 
 実行委員の一人としてこの灯ろう流しが、城西地区だけでなく、絵ろうそくまつりのように行政や、観光協会などがかかわり、市の中心部を流れる湯川のイベントとして育っていくことを願っている。
 他の市町村では観光の目玉にしているところもある。会津若松でも多くの市民とともに観光の目玉にしましょう。
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