会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

銚子ヶ滝・布引高原

2011-08-04 22:31:23 | 会津の峠テクテク会
2011年8月4日(木) 快晴 暑い
 会津の峠テクテク会8月例会 涼を求めて「銚子の滝」そして「風車の布引高原」へ。
久しぶりに雨の心配をしなくてもよい例会。21名参加。
はじめに「銚子ヶ滝」へ。この滝は安達太良山(1709m)山麓の石筵川源流にある滝。JR磐越西線磐梯熱海駅から9.7kmで石筵ふれあい牧場へ。そこから2.9kmで銚子ヶ滝登り口(東屋)。ここから1.4kmで滝に到着する。日本の滝百選、ふくしまの水30選に選ばれた豪快な滝。
高低差48メートル・幅27メートルで安達太良山麓屈指の大瀑布。酒を入れる銚子の形に似ている事からこの名が着いた。
 私たちバスを利用し磐梯熱海ICから石筵公衆トイレに寄り、銚子ヶ滝登り口(東屋)の駐車場まで行き、平坦な雑木林を過ぎ滝への降り口までで歩いた。滝まで300メートルは階段があり、手すりや鎖をつた伝わって降りた。瀑布のしぶきが満点の涼であった。マイナスイオンをいっぱい吸って英気をもらった。ここで食べた昼食は実にうまい。

 しばし休憩した後、急な階段を登り、東屋まで歩いてもどった。駐車場で待っていたバスに乗り布引高原へ移動した。
 途中国指定文化財「赤津のカツラ」(樹高30m、目通り幹囲11.2m、推定樹齢400年)を車窓から眺めた。秋の紅葉はきれいだろうなと想像しながら・・・・・。
布引高原とは郡山市の西部猪苗代湖南側に広がる会津布引山(1081m)を中心とした標高1080mの台地状の高原。磐梯山や猪苗代湖が一望できる絶景の地。山頂には国内最大級の風力発電施設「郡山布引風力発電所」が建設され、高さ100mの風車33基がクリーンエネルギーを作り出して、私たちに風の恵みを与えてくれる。発電量65,980KWで約35千世帯分の年間消費量に相当する。
 また、布引大根の産地としても有名である。

 例年咲いているひまわりは今冬の大雪で種蒔が遅れたため咲いていなかった。
 今日は、滝の涼と高原の爽やかな風で猛暑も忘れた日であった。
 来月は初秋のグランデコ平遊歩道を歩く予定。

京都夏の旅10

2011-08-03 21:20:42 | 旅行
2011年8月3日(水) 晴れ
 豊齢研ITサロン会津の授業日。8月担当なので昨夜と早朝に教材研究と授業の進め方を考え予習をした。会津稽古堂には帰省している娘に送ってもらったので駐車場の心配はない。今回は研修室2と3で広くてよかった。また、暑さがもどってきて暑い日であった 
 
7月17日(日)快晴 「祇園祭 山鉾巡行観覧 2」

 早朝、懸装品に飾られた山鉾が四条烏丸に集結する。午前9時、長刀鉾を先頭に巡行がスタート。音頭取りのかけ声にあわせ、祇園囃子を奏でながらゆっくりと歩みはじめる。四条堺町では、巡行の順を確認する「くじ改め」。各山鉾に伝わる所作でくじを披露し、奉行役の市長が確認する。四条麩屋町では見せ場の一つ、注連縄切りが行われる。長刀鉾の生稚児が注連縄を切り落として結界を解く。
 
四条河原町では最初の豪快な辻回し。重量感たっぷりの鉾の車輪が、ぬれた青竹の上で方向転換するのは迫力豊か。一番見たいところだが混雑していて四条河原町には行けない。また、行ったとしても車輪の方向転換はなかなか見れないそうです。この部分はテレビで観るのがいい。
 辻回しを終えた山鉾は河原町通、御池通とやって来た。
 「長刀鉾」は鉾先きに大長刀をつけているのでこの名で呼ばれている。長刀は疫病邪悪をはらうものとして、大永二年(1552)三条長吉作の長刀を保存し、複製品を鉾頭としている。この鉾は古来「くじとらず」といい毎年必ず巡行の先頭に立ち、生稚児が乗るのも今ではこの鉾だけである。前衣裳着の人形、天井図、彫刻は当時の一流の人の作、、前懸や銅懸などにはペルシャやインド絨毯が使われている。

 山鉾連合会の旗の先導を受け、長刀鉾が観覧席前を通った。立ち上がって写真を撮る人が多かった。係員が注意する。山鉾は重量が7.8トン~12トン、高さが地上から屋根まで約8m、鉾頭まで約25mもあり、座っていてもよく見えるし写真も撮れる。立ち上がったのは最初だけでその後はほとんどの人が座って観覧した。

 今年の巡行は山鉾32。先頭の長刀鉾の後にはくじ順で霰天神山、孟宗山、芦刈山、函谷鉾、油天神山、四条傘鉾、保昌山、月鉾、太子山、占出山、木賊山、鶏鉾、伯牙山・・・と続いた。
『鉾』と『山』の大きな違いは、鉾には真木に支えられた鉾頭があり、山には山岳信仰に基づいて山を表す真松が立てられていること。各山鉾の形態、懸装品にそれぞれ特徴がある。解説書を読みながら名称や由来を少し知ることができてよかった。


 (つづく)

京都夏の旅9

2011-08-02 15:31:50 | 旅行
2011年8月2日(火) 晴れ
 ここ数年 玄関前の樹木は東京の娘達が帰省した時、植木職人の婿にやってもらっている。刈払い鋏を研いでサツキやツゲ、ドウダンをきれいにしてもらった。昨年モミジはかみきり虫が入っているので枯れるかもしれないといっていた。その通り幹廻りぐるりと食べられてやっぱり枯れてしまった。根元から切って始末した。庭先が混みあっていたのですっきりした。
 夜は私たち夫婦と息子家族、娘家族で近くの焼肉店で豪華な(?)食事をした。費用は私持ち。夏と冬こうして合って賑やかに会食するのもよいものである。幸せ!。
 
7月17日(日)快晴 「祇園祭 山鉾巡行観覧 1」

 昨日は旅行第1日目「宵山」の会所めぐりから食事処まで歩いた、歩いた。ものすごく疲れたが美味しい京懐石を食べ、坪庭のある露天風呂に入浴したらぐっすりと寝た。
 今朝は疲れも取れた。ゆっくりと朝食をとり、荷物を今夜の宿へ送って精算して宿を出た。歩いて10分。京都駅定期観光バス案内所へ着く。
 発車時刻9:50 座席は前から2列目。このコースは「祇園祭と高尾涼風料理と大覚寺象鼻杯体験」。人気あるコースでバス2台。
 
バスガイドの案内で御池通特設観覧席に午前10時半頃に着いた。通りを挟んで南と北に5列の特設観覧席が並ぶ。すごい数でガイドの案内が無ければ迷子になってしまう。
席は南側でビルや樹木の陰になるところだったので強い陽射しを浴びずに観覧できてよかった。
「山鉾巡行」は動く美術館といわれる、美しい懸装品で飾られた山鉾が巡行する。この懸装品は、国内外の一級品の美術品ぞろい。それぞれの山鉾にはそれぞれの由来がある。平安時代初期、貞観11(869)年 に起源をもつ祇園祭。当時の国数であったという66本の矛を立て都の平安だけでなく、あまねく日本の太平を祈った京の先人。また、神をもてなし、人も生きる歓びを見つけるために風流を尽くして山鉾を荘厳にし、その心意気をつないできた京の町衆の美意識と信念の歴史がある。それが、一ヶ月に及ぶ八坂神社の祇園祭であり、そのハイライトが7月17日の「山鉾巡行」である。(つづく)

京都夏の旅8

2011-08-01 22:11:34 | 旅行
2011年8月1日(月) 曇り 風さわやか
 降り続いた大雨も止んだが、7年前の新潟・福島の大雨災害よりさらに大きな被害を及ぼした。只見町、金山町、三島町などはライフラインも断たれてしまったところもでた。
 今年は正月の大雪、3月の地震と津波、原発事故、そして豪雨の被害と続いていると“がんばっぺ 福島”の掛け声も弱弱しくなってしまう。
 会津若松市は市長・市会議員選挙が始った。街宣の声だけが大きく何か空しい。

7月16日(土)快晴 「京懐石料理店 花咲」へ

 室町通の人混みを抜け出し有名な長刀鉾(毎年山鉾巡行先頭を行き、生稚児を乗せる唯一つの鉾)のある四条通りにでた。広い通りだが山鉾が出ているので人混みは続いていたが、交通規制が始り、ロープを張って人の流れを整理していたので歩きやすかった。
 四条烏丸の交差点に出ればタクシーでも拾えるかと思ったら交通規制が敷かれて車は走っていない。夕食を予約した「京懐石料理店 花咲」は高台寺の近く。
四条通りを東へ、東へと歩く、歩く。タクシーは拾えない。歩く、歩く。四条河原町まで来るとタクシーは 河原町を南北へ動いているだけで東へは動かない。ここで拾っても遠回りになるので歩くことにした。予約時間より遅くなるので「花咲」へ電話をした。
鴨川を渡り祇園四条・祇園花見小路を通り建仁寺を左折して東へ歩く。坂道が続く。連れ合いは疲れ果てて無口になり不機嫌になってきた。それでも歩くしかない。石塀小路を過ぎてようやく「花咲」へ着いた。約2時間2万歩は歩いただろうか。私も疲れた。
「花咲 萬治郎」では、坪庭の見える一室を用意していてくれた。
京都高台寺築120年の歴史ある店。(電話075-551-2900)

素材本来の味を生かした華やかな京料理の々・・・。
 3月京都冬の一人旅で見つけた店。歩き疲れてへとへとだったが心のこもった一品一品をゆっくり味わい、坪庭を見ながら京都の風情を楽しみ、心安らぐひと時を過ごすことができた。満足。妻を連れて来てよかった。京都に来たらまた寄りたい店である姉妹店に「花咲祇園店」「花咲錦店」がある。