アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

エンドレス・エイトは終わらない-つづき

2009年09月06日 | 中学生活
夏休み最終週はひたすら、深夜まで家庭科のレポート。

それがようやく書き終わったのが、木曜日の昼間。私が帰宅してから、超速で三角測量のレポートでっちあげ。

そしていよいよ夏休み最終日の金曜日。部活もあったので夕方からの勝負になるけど、全体の確認と仕上げをして、英単語テストの勉強をすればいいのだと思っていました。テストに「万全を期す」ってほどの時間はないにしても、これでなんとかかんとか、最低限の夏休みクリアに滑り込めたかと…

夕食の支度をしながら、全部の提出物を並べて確認するようにこじろうに指示。
英語の問題集…名前書いてないじゃない。書いて。
音楽の感想文…綴じてないじゃない。綴じて。あれ、「ですます」と「だである」が合ってないよ。どうする? これは、あとで時間があったら直そう。
理科の「岩石」…ラベルが貼ってないじゃない。書いて貼って。
地理のレポート…表紙書いてつけて綴じて。

こんな調子で、「仕上げ」をしていく。ここらへんまではまだよかった。

夏休みの宿題チェック表。これに、それぞれの宿題の、開始日と終了日を記録するようになってるのだが、これが埋まっていない。まぁ私なら、始めからまじめに記録する行為を放棄して、最後にサクッとでっちあげて書きそうなものだが、こじろうは半分くらい記入してあって、残りを埋めるのにいちいち記憶を辿ったり、悩んだりしているところがイラつく。早く「単語」に向かわないと…

「それ、悩むところじゃないよ。合宿で不在だった日を除けばいつの日にちでもいいからとにかく時間かけないで」
全体のまとめの感想とかも、こじろうが書くといちいちゆっくりだ。

でも、ここまではまだ、よかったのだ。

数学の宿題を揃えようとして、青くなった。幾何の問題、丸つけしてない。代数の問題、
途中だった(o_o)
簡単な計算問題だが、200題を二回やることになっている。済んでいるのは100題。残り300題。

数学は、親のアドバイスもいらないし、本人的にもすべての宿題の中で一番楽だったはずで、数日あれば何の問題もない。でも今日!?

それで、本人には代数の続きをさせながら、母が幾何の丸つけ。なんで私がこんなことを~。というか、今から300題やってたらいつまでかかるのか。こじろう「12時くらいまでかな??」…それじゃ、単語やる暇ないじゃん。

それより、今、家庭科のレポートが表紙しか並んでませんが。本体はどこ? お母さん綴じるから早くよこして。

ところが、ありません。見つかりません。夏休みの最後の貴重な日々を、何日もつぎ込んで全力投球した、こじろうと父の汗と涙(?)の結晶が。これ下書きだよねぇ。この下書きを見て清書したんでしょ。それをここじゃない別のどこに置いたわけ??

それがまったく記憶にないといいます。しかたなく、こじろうには数学の問題を続けさせ、家中の大捜索。

書類トレイや机周りなど、ごくありそうなところはもちろん、各自のかばんの中や、古新聞の束、ピアノの上の乱雑に楽譜が積まれているところに至るまで、およそレポート用紙くらいのサイズの数枚の紙が紛れることが可能な場所を徹底捜索。はなひめの部屋や、またろうの机周りは、何が紛れてもわからない状態になっていたので、捜索には長時間かかり、夜もふけてきた。

「お母さん、もういいよ、もう一回書くから」とこじろう。そもそも、家庭科の表紙フォームがB5で提供されているところ、A4のレポート用紙で書いてしまったので、不揃いという問題があった。こじろうは書きなおすといっていたのだが、私はそれは全体を確認し終わって余裕があったらにしようといって止めていたのだ。

数学やったら「今日」が終わる。家庭科の書き直しもするなら徹夜コース。英単語テストが爆発するだけでなく、数学のテストまで爆死だな。

母は諦めきれず、未練たらしく捜索を続けていたが、空しく金曜日は終わり、土曜日に突入。もっとも、捜索はすべて無駄だったわけではなく、ソファーのクッション下からこじろうの携帯が発見されたり、はなひめのベッド下のわけわからんゾーンから「手付かずの宿題(はなひめ)」が発見されたりした。

「こ、この、『夏休み新聞』ってなに!?」…するとはなひめ、
「あ、それ、見つからなかったからやれなかった」…ええーっ!!(o_o)
こんなところに伏兵が。。

我が家の夏は、まだ続く。日曜日は、植物画と「夏休み新聞」だ。
コメント (14)
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