アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

チック・コリア、バッハ練習ちぅ

2011年07月09日 | ピアノ
チック・コリアっていったら有名なジャズピアニストで、それでクラシックを弾かせてもこんなふうに:

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モーツァルトの二台ピアノコンチェルト、小曽根真と組んで
オーケストラがついてるところはまぁふつうに弾いてます。カデンツァはジャズになって、二人の自在な掛け合いがかっこいい♪

これを見ていると、いやもぅ、指は自在に動くし外さないし、つるつるといくらでも弾けちゃうんだとしか思えないんだけど…

こちらの動画は
チック・コリア、バッハ練習中

訥々と練習していく風景。音を外して「Oops」といったり、「左手だけでもっとゆっくり弾いてみようか」「次は右手」「合わせてもっとゆっくり確認しよう」「だいぶいいぞもう一回」「ここの指使いは2、3かな(書き込む)」「いまここが一番難しいんだよなぁ」という具合。

チック・コリアさんでもこうやってまじめに練習しているんだなぁと。

私がバッハ弾こうとして、さっと弾けないからって投げ出しちゃアカンですね。

・片手ずつ
・ゆっくりから
・つっかえるところは指使い工夫

それにしても、楽譜どおり弾いてるだけなのに、なんとなくニュアンスがジャズの香りですね。何でそうなんのかな?? アクセント??

それと、この練習動画を見ていて気がついたことが。どうやら弾き方に、「練習モード」というのと「演奏モード」というのがあるようで、前者のときには自然に弾いてというのか、つっかえたらそのままつっかえさせてしまって、むしろ問題点を明らかにする。後者のときにはちょっと「真っ芯」に当たってなくても極力リズムを崩さず弾ききる。

この動画の中でも最後の「仕上げ」で引くときは「演奏モード」に入ってますね。そうすると、練習中とは別人のように、聞きやすい演奏になる、というか。でもよく聞くと、まだ怪しい部分がないわけじゃない。

この「演奏モード」が搭載されてないから私の演奏はいつでもぐだくだなのね(-_-;;

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コメント (2)
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