アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

レポートひとりで書けるかな

2011年07月14日 | 中学生活
昨日ちょっと捜索をしていた関係で、とっても懐かしいものが出てきたのでご紹介(^^)

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またろうが中学三年だったとき、美術の夏休みの宿題で「どこか美術館に行ってレポートを書くこと」というのがあって、美術館といってもそんなまじめに油絵とかかかっててもまたろうが興味を持ちそうにないし…

ということで選んだのが「トリックアート美術館」。これはさすがにまたろうにとってはツボで、楽しく見学して写真を取りまくって帰ってきた。しかし、それとレポートを書くってこととは別。「税金のレポート」ほど難航したわけじゃないけど、ずいぶんあれこれ手伝ったと思う。

なにしろ、レポートのタイトルを書けとか、クラスと番号と名前を書けといったこともしっかり念押さないと抜けるくらいだったので(^^;;

仕上がったレポートを見ると、表紙はまず美術館の概観写真。
「美術館の壁をなおしている写真の右上にいる青いシャツの人は壁にかかれた絵である」というコメントつき。

こんな調子で、入ってからの作品の数々が写真とコメントで紹介されているページが6ページ続き、最後2ページはまとめのページ。

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平面を立体として楽しむ技
(1) 片目をかくす
・片目をかくすことですべてが平面に見えるので平面のものが立体に見えやすくなる。
・トリックアート美術館では目かくしを配っていた(→実物添付)
・のぞき穴から見るとよりこうかが高い。

(2) 人が参加する
・人が得に参加すると二次元と三次元のものが混ざり立体に見えやすくなる。

(3) ちょっと歩いて見る
・鼻先などの部分(出っぱった部分)を見ながら視点をずらすとその部分が自分の方を向いてるきがする。

トリックアートは参加型芸術である
トリックアート美術館は
・おしゃべりよし
・写真よし
・さわってよし
この三点が他の美術館とはちがう

それはなぜか?

トリックアートは見る人が参加することで完結する芸術であるからだと僕は思う

さあみんなもトリックアートに参加しよう
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…なかなかいいレポートじゃないかっ(o_o)

親が代わりに書いちゃっていいなら話は簡単なのだが、それだとまたろうらしさが出なくて、またろうを直接知ってる先生が見たら明らかに別人が書いたかのようにしか見えない(笑) だから、またろうが感じたことを、またろうの表現で引き出しながら、でも全体としてレポートとして読めるものにするために、すごくデリケートな誘導をしていたよな確か…

そんなことしてるから、夏休み期間は猛烈に忙しくなってたんだけど(-_-;;

でも今読み返してみると、このときはまだ妙に平仮名が多いし(これだっていくつも指摘して漢字に書き直させてるはずなのだが)、表現も稚拙だ。現在もそんなに表現はなめらかとはいえないけど、漢字も文もずいぶん使い方がこなれてきたし、文字自体もだいぶうまくなっているようだ。

そして、気がついたらレポートも一人で書けるようになってきている…

成長したなぁ(滝涙)

まさに成長。別段、親が誘導してレポート書く経験を積んだからということではなく。ま、1/100くらいは役に立ってるのかもしれないけど。

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コメント (4)
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