アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

1stか2ndか、それが問題だ-バイオリンレッスン(68)

2011年07月22日 | バイオリン
前回に条件付合格をしたものの、未練たらしくビバルディーばっかり弾いてた私。

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そうだホーマン忘れてた、という状態でレッスンに向かう。歩きながらホーマンの楽譜をチラ見して、譜読みチェック。なんとか弾けそう??

レッスンについて実際に弾いてみると、弾けないことはないが音痴だ(^^;;
ということで、短い課題(四の指関連で特に音痴になりやすいやつ)はもう一回になり、二重奏の課題はマルになった。二重奏の課題も最初はひどい音程で弾いたのだが、先生が2ndを弾いたときには燃えるたちなのでほとんど合ってた。

先生「これならいいですね」
私「合わせるときは本気になるんですよね~」

もちろん、ピアノ伴奏がつくとかもいいけど、先生のバイオリンと合わせるときが一番弾きやすいような気がする。

ということで、九月末にやるおさらい会(先生のお弟子さんばかり何人かで集まって弾く小規模な会)では、先生とのデュオにしようと思って「さくら(森山直太朗)」を持っていった。

このデュオ編曲、1stと2ndに明らかな難易度の差があるってほどではない。つまり、先生と生徒用というのではなくて対等なんだけれども、1stのほうが高い音が出てくるから不安といえば不安。でも先生としては、なんとか弾けるなら生徒が1stを弾くべき(発表会なんだから)と思っているようだし…

それで、両方を一回ずつ弾いてみた。

ぶっちゃけ、こういう問題である。
「1stが下手で2ndが上手なのと、
1stが上手で2ndが下手なのと、(聞いていて)どっちがいい??」


…「1stが上手で、2ndも上手なのがいい」と答えたアナタ、そんな選択肢はありません。やり直し。

この編曲は、1stが旋律+2ndが伴奏の部分と、その逆が出てきて、でも二人でハモって平行的に動くときには1stが上側、というふうにできている。

なんとなく、直感的には、目立つ「上」のほうを「いい音」で弾くほうがいいような気がしていたが、両方比べてみると案外そうでもない。豊かな響きで低音を支えてもらうと、ちょっと平板な上旋律がぐっと映えるようで、悪くない。逆に、低音が頼りないのは、響き全体が頼りないというか…

先生のバイオリンと、私のバイオリンの響きの癖みたいなものとも関係があるかもしれない。先生のバイオリンは、バイオリンと思えないほど低音にインパクトがあるし、私のバイオリンは高い音がよく響く。五月にやったバイオリン比較実験でもわかったとおり。

ということで、私としては、先生に2ndを弾いてもらうほうがよい、と結論を出したのではあるけど、そうすると問題が…1stの出だしはE線の高い「ミ」(フラジオレット)だよ(-_-;; 緊張する~

「ま、この機会に、それで練習してみるってのもいいんじゃないですか♪」と前向きな先生。

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コメント (4)
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