以前、私が片っ端からショパンの前奏曲を弾いてはYouTubeにアップしていたことがありましたが…
←YouTubeさんにはいつもお世話になってますんで
←特に不満があるわけじゃないけどすっきりしないの
あれ?? あの企画はどうなったんでしょうね(^^;;
最近ちっとも弾いてないや。というか弾けそうなのがなくなってきちゃったんだけども。
今日の話はそれではなくて、ショパンの前奏曲を弾いてアップするとすかさず出るメッセージ:
-------
サードパーティのコンテンツに一致
あなたの動画「***」に、次の組織が所有または管理しているコンテンツが含まれている可能性があります:
* 組織: Music Publishing Rights Collecting Society コンテンツ タイプ: 楽曲
-------
のことです。「所有または管理」!? 要するに、この動画が誰かの著作権を侵害している可能性があるというメッセージで、とにかく即座に出るんですから人が見て判断しているわけではなく、何らかの自動判別です。
でも、ショパンさんは死んでだいぶたちますし、絵はまたろうが描いたものですから、Music Publishing Rights Collecting Societyの持ってる著作権とは関係ないと思いますけどねぇ。
そこで、私はまず、この自動判別が何を元に行われているのかを確かめるため、こんな実験用動画をアップしました。→「サードパーティのコンテンツに一致」実験
この動画は、ベランダの花を撮影したものに私が演奏したショパンを合わせたもので、いつもアップしているものと違って、動画にもタグにも説明にも「ショパン」の「ショ」の字も書かないようにして、絵もイラストが誰かのイラストに誤判定される可能性を排除して花の写真にしたわけです。
すると結局すかさず「サードパーティのコンテンツに一致」が出ましたから、それでわかったことは、とにかく音の並びで自動判別できるってことです。ついでにいえば、私の演奏が自動判別できるくらいまともだったっちゅーことで(^-^)v …いや、あとからだんだんわかってきたことには、相当下手に弾いても大丈夫判定されるようなんですけどね…
それで、自分の動画に、著作権に違反してるみたいよ的なメッセージが出てるままにしとくのは気分が悪いんで、いつもはすぐに「異議申し立て」をしていたんですけど。異議申し立てなんていうと仰々しいですけど、ポチポチ選べばすぐできます。
----
申し立て理由
この動画には問題となっている第三者の著作権を侵害するコンテンツは入ってい
ません。私の動画にこのコンテンツが含まれていると誤って判断されました。
誠意に関する陳述
私はマテリアルが誤認または取り違えにより無効にされたことを確認しています。
また、この申し立てプロセスを意図的に悪用していません。
----
異議申し立てをすると、「一致」のメッセージは消えて、動画に表示されていた広告も消えます。
一方、申し立てをしないとどうなるのかも気になったので、この実験用動画については、異議申し立てをしないで放置してみました。動画が削除されたりするのか?? とか確かめてみようと思って。すると、広告は消えませんが動画はなんともなく、また、特にそれ以上の警告メッセージなども来ることはなく、そのまま平和(?)に過ぎました。
先ほど確認したところ、広告は依然として消えていませんが、なぜかマイ動画のリストから「サードパーティのコンテンツに一致」メッセージは消えていました。
ということでいちおうの「動作確認」はできましたが、次に疑問なのは、このMusic Publishing Rights Collecting Societyというのが何者かということですね。ショパンだけでなく、バッハでもブラームスでも、なんだかいろんな作曲家について権利を主張しているらしく、ただ登録している曲としていない曲があるみたいです。あんまりマイナーなのは大丈夫みたい。
いろいろ検索してみると、クラシック音楽だけではなくて、ゲーム音楽とか、JASRAC管理下にある音楽(JASRACはYouTubeと提携しているのでJASRACに関してはOK)とかにもこの団体からの主張がつくらしい。
この問題に関していちばん参考になったのはYouTubeのフォーラム
「"Music Publishing Rights Collecting Society"の件」
(私もひとつ意見を追加しました)
結局のところ謎の団体というかどうも実態がないんじゃないか、ということではあるけれど、どうも「誰ももう著作権を持っていないか、誰も著作権を主張しないことがわかっている曲について、広く網をかけて権利を主張し、広告収入を得る」ための団体らしい…ここのやりとりや、あれこれのブログとかの意見を総合すると。
まともにHPとかはないんだけど、Facebookにはいちおうプロフィールが載っている。
Music Publishing Rights Collecting Society 基本データ
この紹介文は本物なんだろうか?? ほんとだとしたら、ずいぶん人を馬鹿にした話だし、YouTubeがずっとこの団体を放置しているのも解せない。そうすると、やはりこれはYouTubeがわかってやっているというか、YouTubeが広告収入を集めるための仮の団体名なのかなという気もしてくるが、もしそうなんだったらそんなにコソコソする理由がわからない。
ふつーに、広告打って収入を稼ぎ、この仕組みを維持していただければうれしい。えぇ、いつもお世話になってますから…
とにかく、よくわからないまま。使えるからいいけど。
(追記) この記事を書いたあとしつこく検索してたら
「Music Publishing Rights Collecting Society? Who are they? 」
というページがあって、ここでは、この団体っていったい何?? という質問に対してgoogleの人からもらった回答を載せている。
これによれば、「Music Publishing Rights Collecting Society」という団体はもともと無く、各国に存在するもろもろのCollecting Societyつまり楽曲を所有する人が著作権収入の取り立てを依頼する団体を束ねて、というかYouTubeが提携しているそういった団体にお金を渡すためにYouTubeが仮にまとめて立てている団体名だということになる。
そうだとすると、あのFaceBookの紹介文は誰かがその状況を「茶化して」書いたものだということになるかな…わりとうまく書けてるともいえる(^^;;
でも…しつこいけどあえていえば、そうだとしたらやり方がわかりにくすぎませんかね??
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
←YouTubeさんにはいつもお世話になってますんで
←特に不満があるわけじゃないけどすっきりしないの
あれ?? あの企画はどうなったんでしょうね(^^;;
最近ちっとも弾いてないや。というか弾けそうなのがなくなってきちゃったんだけども。
今日の話はそれではなくて、ショパンの前奏曲を弾いてアップするとすかさず出るメッセージ:
-------
サードパーティのコンテンツに一致
あなたの動画「***」に、次の組織が所有または管理しているコンテンツが含まれている可能性があります:
* 組織: Music Publishing Rights Collecting Society コンテンツ タイプ: 楽曲
-------
のことです。「所有または管理」!? 要するに、この動画が誰かの著作権を侵害している可能性があるというメッセージで、とにかく即座に出るんですから人が見て判断しているわけではなく、何らかの自動判別です。
でも、ショパンさんは死んでだいぶたちますし、絵はまたろうが描いたものですから、Music Publishing Rights Collecting Societyの持ってる著作権とは関係ないと思いますけどねぇ。
そこで、私はまず、この自動判別が何を元に行われているのかを確かめるため、こんな実験用動画をアップしました。→「サードパーティのコンテンツに一致」実験
この動画は、ベランダの花を撮影したものに私が演奏したショパンを合わせたもので、いつもアップしているものと違って、動画にもタグにも説明にも「ショパン」の「ショ」の字も書かないようにして、絵もイラストが誰かのイラストに誤判定される可能性を排除して花の写真にしたわけです。
すると結局すかさず「サードパーティのコンテンツに一致」が出ましたから、それでわかったことは、とにかく音の並びで自動判別できるってことです。ついでにいえば、私の演奏が自動判別できるくらいまともだったっちゅーことで(^-^)v …いや、あとからだんだんわかってきたことには、相当下手に弾いても大丈夫判定されるようなんですけどね…
それで、自分の動画に、著作権に違反してるみたいよ的なメッセージが出てるままにしとくのは気分が悪いんで、いつもはすぐに「異議申し立て」をしていたんですけど。異議申し立てなんていうと仰々しいですけど、ポチポチ選べばすぐできます。
----
申し立て理由
この動画には問題となっている第三者の著作権を侵害するコンテンツは入ってい
ません。私の動画にこのコンテンツが含まれていると誤って判断されました。
誠意に関する陳述
私はマテリアルが誤認または取り違えにより無効にされたことを確認しています。
また、この申し立てプロセスを意図的に悪用していません。
----
異議申し立てをすると、「一致」のメッセージは消えて、動画に表示されていた広告も消えます。
一方、申し立てをしないとどうなるのかも気になったので、この実験用動画については、異議申し立てをしないで放置してみました。動画が削除されたりするのか?? とか確かめてみようと思って。すると、広告は消えませんが動画はなんともなく、また、特にそれ以上の警告メッセージなども来ることはなく、そのまま平和(?)に過ぎました。
先ほど確認したところ、広告は依然として消えていませんが、なぜかマイ動画のリストから「サードパーティのコンテンツに一致」メッセージは消えていました。
ということでいちおうの「動作確認」はできましたが、次に疑問なのは、このMusic Publishing Rights Collecting Societyというのが何者かということですね。ショパンだけでなく、バッハでもブラームスでも、なんだかいろんな作曲家について権利を主張しているらしく、ただ登録している曲としていない曲があるみたいです。あんまりマイナーなのは大丈夫みたい。
いろいろ検索してみると、クラシック音楽だけではなくて、ゲーム音楽とか、JASRAC管理下にある音楽(JASRACはYouTubeと提携しているのでJASRACに関してはOK)とかにもこの団体からの主張がつくらしい。
この問題に関していちばん参考になったのはYouTubeのフォーラム
「"Music Publishing Rights Collecting Society"の件」
(私もひとつ意見を追加しました)
結局のところ謎の団体というかどうも実態がないんじゃないか、ということではあるけれど、どうも「誰ももう著作権を持っていないか、誰も著作権を主張しないことがわかっている曲について、広く網をかけて権利を主張し、広告収入を得る」ための団体らしい…ここのやりとりや、あれこれのブログとかの意見を総合すると。
まともにHPとかはないんだけど、Facebookにはいちおうプロフィールが載っている。
Music Publishing Rights Collecting Society 基本データ
この紹介文は本物なんだろうか?? ほんとだとしたら、ずいぶん人を馬鹿にした話だし、YouTubeがずっとこの団体を放置しているのも解せない。そうすると、やはりこれはYouTubeがわかってやっているというか、YouTubeが広告収入を集めるための仮の団体名なのかなという気もしてくるが、もしそうなんだったらそんなにコソコソする理由がわからない。
ふつーに、広告打って収入を稼ぎ、この仕組みを維持していただければうれしい。えぇ、いつもお世話になってますから…
とにかく、よくわからないまま。使えるからいいけど。
(追記) この記事を書いたあとしつこく検索してたら
「Music Publishing Rights Collecting Society? Who are they? 」
というページがあって、ここでは、この団体っていったい何?? という質問に対してgoogleの人からもらった回答を載せている。
これによれば、「Music Publishing Rights Collecting Society」という団体はもともと無く、各国に存在するもろもろのCollecting Societyつまり楽曲を所有する人が著作権収入の取り立てを依頼する団体を束ねて、というかYouTubeが提携しているそういった団体にお金を渡すためにYouTubeが仮にまとめて立てている団体名だということになる。
そうだとすると、あのFaceBookの紹介文は誰かがその状況を「茶化して」書いたものだということになるかな…わりとうまく書けてるともいえる(^^;;
でも…しつこいけどあえていえば、そうだとしたらやり方がわかりにくすぎませんかね??
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育