アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「動物の謝肉祭」遅いものクラブ♪

2014年11月04日 | ピアノ
さてさて、二台ピアノの会@スタジオアデリーは、なんと「動物の謝肉祭」全曲演奏でした。

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それぞれ、自分の弾きたい曲を持ち寄るわけなんだけど、そのほかに、サン=サーンスの「動物の謝肉祭」を手分けして弾きましょうっていう企画。全部で14曲あります。

でもね、この曲集、耳馴染みはすごくあるんだけど、弾くとなるとけっこうやっかいなのが多くて、あんまり冗談では、というかまじめにしても片手間(モーツァルトのね)には弾けません。

それで、なんとかなりそうな曲として
「遅いものクラブ(亀+象)」担当
とさせていただきました。まーあとはせいぜい白鳥とかピアニストくらいですか…

けど白鳥をピアノで弾くとなるとあの間~のびした美しい旋律をもてあますっていうか、案外てこずるような気もします。

「ピアニスト」(動物なのか?)はおもしろい曲ですけど、崩し方のセンスに自信なく…

そんな消極的な理由で選んでごめんよ。でも弾いてみたらば二つともおもしろい曲でしたよ。どんくさいけどかわいい。
というわけで本番録音「亀」「象」

亀の旋律は、あの、運動会とかでよくかかってるやつ。でも、亀は全力でもこーんなーにーなっちゃうーんですーー

二曲とも、音符はぱらりと少なめで、あっちゅう間に弾けそうに見えるけど、変な和音だったりして、目に飛び込んでこないし、弾いても「え? これでいいのかな?」って感じで、おろおろします。ちょっと嘘弾いてますが。

象は、大きいんだなって感じの低い音、ふだん弾かないあたりを使って象さんのワルツ(^^)楽しいです。
「ふだん弾かないあたり」といっても、私のほうはピアノの最低音近くという意味ですけど、udurannさんのは「規格外」。udurannさんはベーゼンを弾いてるので、ふつうのピアノにはない、「黒い白鍵」があるんですね。どこで活用してるかは探してみてね。

「ピアニスト」はジャズの人たちがアドリブ入れまくりで弾いてくれて、にぎやかになってました。

それでまぁ、弾きやすいほうから何人かが取っちゃうと、残りはshigさん&夜毎屋さんとかががんばるってのが予定調和らしいですが、今回はそのほかにも、ベネットとか小曽根真とかばっちり決めてたペアがいて、「大きな鳥かご」とかややこしいところを分担してました。

そんなふうに、めまぐるしく交代しながらよってたかって14曲弾くと、これがなんだかとってもおもしろくて、お客さんも喜んでいるように見えましたが、いちばん楽しんでるのは参加者でしたね。

とてもいい企画でした!!

この曲はほんと「ワイワイ」パーティー向きというか、ぱちもん感も満載で楽しめます。動物を音楽で表すのがまず「ぱちもん」だし、「ピアニスト」とか「化石」とか怪しげなものが混ざってたり、「水族館」は怪しくはなくてもそれ動物じゃないだろってツッコミを待ち構えてるみたいで。

じゃ、サン=サーンスが好きになったかというと、私はあんまりそうでなく(^^;; ほら私は聞いた感じより弾きにくいっていうコスパ悪い系は嫌いだから。もちろん聞くのはいいですけどね。あれ?? んじゃモーツァルトってコスパ最悪なんじゃ…アレッ!?

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コメント (4)
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