「ばんたの」で弾くアイネク一楽章は、2ndを担当するので、別に激ムズってわけじゃないんです。
←レイトスターターの遅々とした歩み
でも、自信のないところが…
…装飾音(-_-;;
細かい音がほんとに苦手で。「シドシラシ」「ソラソファ#ソ」とかそんな感じのがいくつも出てくるでしょ。装飾音っていわないけど「レードシラソ」「シーラソファ#ミ」もキライ。
「レードシラソ」はまだ許せるけど「シーラソファ#ミ」はすごく緊張する。何が違うかって!? それは、前者は一本の弦におさまっていて、後者は移弦が混じるってことです。ピアノ弾いてるときは考えたこともない都合だけど。
かなりゆっくりめに演奏する予定なので(私が律速)、なんでこのテンポなのに「シドシラシ」とかきれいに入らないのかね?? と自分でも不思議。ピアノでも決して得意ではない装飾音だけど、今回アイネクで弾く「シドシラシ」くらいの、いやそれ以上の素早さで各指独立して動かしてるはずじゃないですか。ピアノだったら。
なのに、バイオリンだとなぜできない??
ピアノとバイオリンの指の動きは多少異なります。基本、ピアノだったら出す音の位置にある指だけ押さえてるわけですけど、バイオリンだと、その指より向こう側(ペグ側)の指は押さえたままなので。確かに、勝手が違うといえば違うんですが。でも、だからってねぇ?? そこまで違わないような。
と、いう状況だったところ、先日、五嶋みどりの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見たのですが、見ていて、気が付いたことがありました。
弓が弦をこする位置は、大雑把にいえば駒と指板の間の「どこか」ですが、そのどこがベストポイントなのかは場合によって異なります。強い音なら駒より、弱い音なら指板より、という原則と、ハイポジションなら(弦を短く使っているわけなので)駒より、という原則があるようです。
ただ原則は原則なのでこれに合わなきゃいけないってことでもないようですし、だいたいこの二つの原則をどう混ぜるのがいいかって問題もありますから、人によって多少違ってるだろうと思います。プロでも、見ているとあまりこの原則に沿っていないように見える人もいます。
五嶋みどりさんの弾き方は、この原則に照らして、初心者が見ても納得してお手本にしていいくらいきれいに沿っていました。ほかにもたくさんの技術的ポイントがあるんだと思いますけど、よく知らないんだけど、知らないままに見ても、これだけ美しく弾けるのは、すべて理にかなうように緻密に組み立てられた技術があるからなのでしょう。
当然ながら装飾音も華麗に、そして自然に、弾かれるんですけど、それを繰り出す左手の形がまたきれいなんです。無理がない。
それで、比べるのもおこがましい違いすぎる世界ですけど、自分の左手というのが、どうもきれいじゃないなぁと。いや、年取ってるからシワが、とかそういうことではなくて、形がきれいじゃない。結局のところ、いらないところに力が入ってつっぱっているとか、いろいろと前後の都合で無理な形にひっぱられているとか、そういう感じ。
それで、五嶋みどりさんになりきって…というのはあまりにムリがありますので(^^;; なんか無駄のない形で弾けるイメージで、「シドシラシ」とかやってみたら、パッと、うまくいったんです(o_o) 今のきれい!! 魔法みたい。
でもその魔法は安定しなくて、特にやっぱり曲の中でいきさつ(?)があってそこまでたどり着くと、なんか崩れちゃうことも多いのですが、ちょっとだけ、こうすれば弾けるというのはわかりました。残り数日ですけど、少し改善できるかな??
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
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…装飾音(-_-;;
細かい音がほんとに苦手で。「シドシラシ」「ソラソファ#ソ」とかそんな感じのがいくつも出てくるでしょ。装飾音っていわないけど「レードシラソ」「シーラソファ#ミ」もキライ。
「レードシラソ」はまだ許せるけど「シーラソファ#ミ」はすごく緊張する。何が違うかって!? それは、前者は一本の弦におさまっていて、後者は移弦が混じるってことです。ピアノ弾いてるときは考えたこともない都合だけど。
かなりゆっくりめに演奏する予定なので(私が律速)、なんでこのテンポなのに「シドシラシ」とかきれいに入らないのかね?? と自分でも不思議。ピアノでも決して得意ではない装飾音だけど、今回アイネクで弾く「シドシラシ」くらいの、いやそれ以上の素早さで各指独立して動かしてるはずじゃないですか。ピアノだったら。
なのに、バイオリンだとなぜできない??
ピアノとバイオリンの指の動きは多少異なります。基本、ピアノだったら出す音の位置にある指だけ押さえてるわけですけど、バイオリンだと、その指より向こう側(ペグ側)の指は押さえたままなので。確かに、勝手が違うといえば違うんですが。でも、だからってねぇ?? そこまで違わないような。
と、いう状況だったところ、先日、五嶋みどりの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見たのですが、見ていて、気が付いたことがありました。
弓が弦をこする位置は、大雑把にいえば駒と指板の間の「どこか」ですが、そのどこがベストポイントなのかは場合によって異なります。強い音なら駒より、弱い音なら指板より、という原則と、ハイポジションなら(弦を短く使っているわけなので)駒より、という原則があるようです。
ただ原則は原則なのでこれに合わなきゃいけないってことでもないようですし、だいたいこの二つの原則をどう混ぜるのがいいかって問題もありますから、人によって多少違ってるだろうと思います。プロでも、見ているとあまりこの原則に沿っていないように見える人もいます。
五嶋みどりさんの弾き方は、この原則に照らして、初心者が見ても納得してお手本にしていいくらいきれいに沿っていました。ほかにもたくさんの技術的ポイントがあるんだと思いますけど、よく知らないんだけど、知らないままに見ても、これだけ美しく弾けるのは、すべて理にかなうように緻密に組み立てられた技術があるからなのでしょう。
当然ながら装飾音も華麗に、そして自然に、弾かれるんですけど、それを繰り出す左手の形がまたきれいなんです。無理がない。
それで、比べるのもおこがましい違いすぎる世界ですけど、自分の左手というのが、どうもきれいじゃないなぁと。いや、年取ってるからシワが、とかそういうことではなくて、形がきれいじゃない。結局のところ、いらないところに力が入ってつっぱっているとか、いろいろと前後の都合で無理な形にひっぱられているとか、そういう感じ。
それで、五嶋みどりさんになりきって…というのはあまりにムリがありますので(^^;; なんか無駄のない形で弾けるイメージで、「シドシラシ」とかやってみたら、パッと、うまくいったんです(o_o) 今のきれい!! 魔法みたい。
でもその魔法は安定しなくて、特にやっぱり曲の中でいきさつ(?)があってそこまでたどり着くと、なんか崩れちゃうことも多いのですが、ちょっとだけ、こうすれば弾けるというのはわかりました。残り数日ですけど、少し改善できるかな??
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(今回もイラストはまたろう)