アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

リケジョはモテないのか!?

2014年11月07日 | 大学生活
「リケジョ」という言葉のポジションも今やビミョーというか、オボちゃんがコケなければアゲアゲだったのにねぇ。なんか残念だわ。

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娘に「リケジョになりたい!」と言われたら」(秋田 直美 著)という本を読んだのですが、これ、企画段階ではリケジョがらみの本出せば売れるんじゃないかと思ったのに準備しているうちにブームが去っちゃったみたいな残念感が漂ってます。もうひとつ残念なのは、これ、またろうにイラストの仕事が入るかもしれなかったけど、製作が順調じゃなくてイラストを入れられなかったといういきさつ。

ま、気を取り直して読んでみますと、なかなかよくまとまった本です(まとめるのは大変だったらしいがそれはともかく)。スタンスは、娘が理系に行きたいって言い出したけど、いったい女性がバリバリ理系に進むとどんな感じなのかさっぱりつかめん、という文系母のための本というところ。

リケジョという言葉の流行り方はともかく、世の中もう少し男女混ざったほうがとは思うので、男女関係なく進んでいただいて、親御さんにはぜひ本人の志向の邪魔をしないでほしいとは思います。けど現実問題、私大理系はお金がかかるということもあるので、この本にはそのへんのことも書かれています。

ところで私はリケジョなのかっていうと、確かに理系として企業の研究所に就職したけど、それは腰掛けのつもりで数年なら研究者のフリができるだろうという心積もりだったので、結局仕事を続けることになって社内転職した今はあまり理系っぽくはない。

そういえば、理系研究者といっても、企業だと修士まで、大学系だと博士までというふうにナントナクなってますよね。そんなところも、確かにこうやってまとめといてくれないと、知らない人は知らないよな。あと、理系いくなら英語できたほうがいいとか(コレ大事)。

けど、今のところまだ娘がどういう志向を持ってるかも明らかでないし、今の自分は理系っぽくはないにしてもいちおう理系のことは知ってるから、この本の前半部分はそんなに興味なかったの。

でも後半部分、生活のリアルとかは読んでてけっこうおもしろかった。この著者は化学系研究者だったみたいで、そういう実験漬けの生活って、私は知らないものね。リケジョっていってもいろいろなので、この本ではアンケートを元にいろんなリケジョの話が出てるからそのあたりはたいへん興味深い。リアル年収と勤務形態とか。


「リケジョはモテるのでしょうか」というのは、後ろのほうのQ&Aに出てきたんだけど、「リケジョは一般的にはあまりモテません。特に文系男子にはさっぱりです。」ってなってて笑えた。

元々、私は理系男子をつかまえようってことで(今でいう婚活?)理系に進学したんだけれど、それは大学の中で結婚相手を確保すること前提でね。合コンとかお見合いとかには確かに向いてないと思う。ちなみに一度だけ合コンしたことあって、話のノリが合わずにサイアクだったんだけど…

この本でも、合コンなどではけっこう辛い思いをすることが多いので、「半径10mを見渡してみる」ほうが吉と薦めていた。大学でも職場でも、あと、ピアノサークルとかでもいいんだけど(^^;; まず親しくなって話が合えば、それからようやくそういえば男と女だった、くらいがうまくいくと思う。

むしろ、リケダンは慢性的に、話の合う女性がいない状態だったりすることが多いから、喜ばれるよ。「半径10m」とじっくり付き合えば十分モテると思います。

別に、100人にモテる必要はないんだからね…

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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
コメント (21)
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