アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

二台ピアノ練習のお供にメトロノーム

2015年11月02日 | ピアノ
さてさて、昨日は、今年一番の無謀選曲、ラフマニノフの組曲第二番「ロマンス」の合わせ練習に行ってきました。

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現在、サロンエスプリではグランド二台がばっちり向かい合ってピアノデュオ仕様。
テンション上がりますけど、でも、そういえば二台ピアノを練習するときに初めからこの配置ってなかったですね。

遠いよ?? 合わせられるかなぁ??

それで、shigさんちいったときにこの曲を「予習」させてもらったんだけれど、その感触でいうと、案外、「どう聞こえるときに自分がどう弾くか」というのはわかるということがわかりました。

要するに、好きで好きで好きな曲なので、FMをエアチェックしてカセットテープで聞いてた時代から、もう何度聞いたかわからないくらいで、耳についてるから、そこんとこはなんとかなるんです。

けど、なんともならないのが、「つっかえずに弾く」というところでね。

弾き方が美しい美しくない以前に、そもそもあんまりつっかえて落ちてばっかりいたらわけわかんないんですよ。二台は。

もちろん、「落ちても片手死守」は大原則で、なんとなれば「違う音を叩くんでも、叩かないよりはマシ」というのまであります。要するに、自分が今ドコなのかは相手に伝えなくちゃいけないんだよね。それはもちろん鋭意努力しているのですが、

あんまり片手だったり、あんまり違う音叩いてたりするとやはりあまりといえばあまりなので。

なるべく(正しい)音を並べたいものです。

それで、この一週間はとにかくひたすらメトロノーム練習していました。

強制的に進んでいってしまうメトさんにとにかくついていく。
といっても、「お指の練習」というよりは「頭の整理」が主な目的なので、スピードは遅おそです。

ハナっからゆっくりすぎるほどのゆっくりだけれど、停滞はなくともかく突き進む。

これができないんですよね、いつも。

ありえないくらい遅いテンポで、じわーーーととにかく止まらないつっかえないで弾く練習をして、
でもそれでも弾けないところがあるんですよ、あっちもこっちも。

そこはメト止めてじっくり考えて整理する。

それで、ゆっくりだけどとにかく止まらないで弾けるようにひたすらメトロノーム練習したんです。
そしたら一週間でかなり変わりました。
(最後のページまでは到達せず、その前まででタイムアップ-笑)

昨日の合わせ練習のときはかなり楽しめました(^^)

もちろん随時片手になったりはしていますが、自分比でいえばビフォーアフター劇的改善です。

それに、片手になっても、先生のパートの音が部厚くかぶさってくるので、ほとんど目立たないところが多いんですよ。

今弾いてるテンポは、ありえないくらいのゆっくりではあるんですけど、二台合わせるとホント音が多いので、あまりゆっくりすぎてダレるという感じに聞こえないのがおもしろいところです。

先生は、速くすることを考えるよりも、今のテンポでも聞いてておかしくないから、それよりフレーズの形をラフマニノフっぽく「小さく入って大きくなってまた小さくなって終わる」ってしたり、音の強弱でめりはりつけたり、そういう工夫で盛り上げるようにとアドバイスしてくれました。

なんとかなりそうな気がしてきたよ!!

(誰ですか、ふだんからそんな真面目に練習していたら~とかいってるのは。私の本気は年一回分くらいしかないのでダメです)

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コメント (2)
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