アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

旅のおともに連れてく曲

2017年09月13日 | ピアノ
今回の旅行で、一日目も二日目もピアノ弾きまくる予定で、ふだんの練習会と違って
ひとり17分で
みたいなのじゃないことがわかってたから、そうすると、「曲、何を持っていこう」ってのが問題で。

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一泊なら「服、何を持っていこう」は別に何も難しいことはなくて(^^;; まぁ下着の替えくらいしかいりませんが。

私は重さのことも考えて、コピー譜で用意しているものを中心に「厳選」しましたけど、shigさんなんか大きなゴロゴロバッグに山のように楽譜詰め込んできていて、次々(珍曲まで)飛び出すので「ドラえもんのポケットかい!!」って言われていました。

結局、今回の旅で私が弾いた曲は:

シベリウス 孤独な松の木、踊り

モーツァルト ピアノソナタK330

ドビュッシー 月の光

ショパン マズルカop24-4

ラフマニノフ 前奏曲op32-2

シューベルト 即興曲op90-3

アルカン ファ

ブラームス 三つの間奏曲op117-1

吉松隆 四つの小さな夢の歌より春、夏

モーツァルト=リスト Ave Verum Corpus

バーバー ノクターン

中田喜直 汽車は走るよ(連弾)


となりました。これだけ全部「レパートリー」だったらすごいですがそんなことはまったくありません。この中で、シベリウスは今まさに練習中の曲(9/23に弾く)、モツソナと月の光はこれを持ち曲にしようと計画中、中田喜直は過去にいろんな人と何度も合わせているからいつでも遊べる曲、Ave Verum Corpusは譜読み中、バーバーは音拾い中(爆)。

問題はその残りの、一度(以上)は人前で弾くつもりで練習したが、既にかなり忘却のかなたにあるという曲。

ふつうの練習会であればそんな状態の曲をそのまま弾かないと思いますが、今回は、マイミクさんちに登場したピアノと「はじめましてヨロシク」をしたいという趣旨もありますし気楽な会でもありますからできるだけいろんな曲を弾いてみたい。

それでどうしたかというと、出発前日、わりと時間のある日だったので、
持っていく候補の過去曲を片端から全部(!)ひたすら通して弾いてみました。

ふつう、練習会なり発表会なりで弾く場合は、(自分のできる範囲、ではあっても)なるべくつっかえないようにややこしいところを取り出して練習したりするでしょ…けど、そんな時間はまるきりないわけだから、とにかく一回は弾いてみて、「こう弾きたい」「ここが好き」が思い出せるものはOKってことにする。

それでいうと、比較的最近弾いた曲(ラフマの前奏曲とか)が残りやすいのはもちろんなんですけど、「ファ」なんかはまったく弾かないまま半年経ってますけど我ながらよく覚えていました(*)。一方、吉松とか案外わけわかんなくなってて…実は今回弾いた中で一番弾けてなかったのが吉松(弾けないのわかってたけど5拍子の話題が出てたんで夏を弾きたくなった)

ものすごく手こずった曲というのは、残りやすいのかもしれません。時間かけてるからね。

思い出せるという意味では思い出せるんだけど、最後に弾いたときがピアノ重くてドツボだったんでゲンが悪いからボツにしたのがベトソナ9番(笑)


今回、お会いした人の一人一人が、発表会に持っていくような意味でベストコンディションに仕上げた曲でなくても、
それぞれ「萌えポイント」がよくわかる演奏で、
ほんとうにおもしろかったんです。なるほどソコが好きなのね、うむうむ。

というか見事に方向性が全員バラバラ(^^;;

大人ピアノの醍醐味ですね。それぞれ自分の「好き」を大きく育てておいて、またお会いしましょう(^-^)


(*)…ファは比較的よく覚えてはいたのですが、一回弾いただけで手がすごく疲れて、何これ?? って思いました。練習してたころは「ファ」用の筋トレができてたんですね。


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